楽天モバイルの影響が波及。月間データ容量『30GB』、月額基本料金『3千円』が標準の時代に突入。

楽天モバイルでは5Gエリアの拡大に伴い、データ利用量(4G+5G)の増加が顕著に。2022年1月時点で『0.29GB/日』だったデータ利用量が、2024年7月時点では『0.90GB/日』に急増。

データ利用量

2024年度第2四半期決算説明会(連結)プレゼンテーション資料より

上記を1ヶ月(30日)に換算すると『27GB』。31日ある月は27.9GB。楽天モバイルのデータ使用量を参考にすると、『月間データ容量30GB』を多くのユーザーが求めていると分かります。

もっとも、楽天モバイルのユーザー数が『変わらない』『減っている』という状況であれば、各社が戦略を変更する必要は無かったのかもしれません。実際はどうなのか。

楽天モバイルは202410月21日(月)に『楽天モバイル、契約数が800万回線突破』を報告。MNO契約回線数(BCPおよびMVNE除く)は729万回線にとどまりますが、同社が掲げる『黒字化目標(単体加入者回線数800万)』に着々と近づいているのは間違いなし。

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楽天モバイルの躍進はデータにも表れています。MMD研究所が2024年10月10日発表した『2024年9月MNOのシェア・満足度調査(2024年9月13日~9月24日:2024年2月n=33,128、2024年9月n=33,106』においては、『ドコモ:-0.8%』『au:-0.9%』『SoftBank:-0.5%』と3キャリアがふるわぬ結果の中、楽天モバイルは唯一のプラス成長(+1.6%)。

楽天モバイルが独自に実施している『魅力度スコア(2023年5月から2024年10月、約800サンプル)』は、約1年半で『約20%』アップ。50%に近い数値まで上昇。

魅力度スコア

楽天モバイルより

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