Redmi Note 13 Pro+ 5Gの印象が『ちょっと高い』から『マジで安い』に変わる3つの要素。

Redmi Note 13 Pro+ 5G

Xiaomi(シャオミ)が2024年5月16日から各チャネルで発売を開始した『Redmi Note 13 Pro+ 5G』。公式直販価格は59,800円(税込)~と、ミドルクラスのNothing Phone (2a)49,800円(税込)~』やOPPO Reno11 A48,800円(税込)』と比較してやや高めの価格設定。

1万円差があるなら『他のミドルクラス』に気持ちが傾いてしまいそうなものですが、Redmi Note 13 Pro+ 5Gには『120W出力』対応の充電器とUSBケーブルが付属します。

Xiaomiハイパーチャージ対応急速充電器ケーブルセット120W』の直販価格は『7,990円(税込)』。充電器分を差し引くと実質『51,810円』。逆に充電器が付属しないNothing Phone (2a)とOPPO Reno11 Aは出費が上乗せ。

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充電器分を鑑みると、実質価格に関しては『Redmi Note 13 Pro+ 5Gの方が安いのでは? 』という考えが芽生えます。ちなみに最大充電速度は『Redmi Note 13 Pro+ 5G:120W』『Nothing Phone (2a):45W』『OPPO Reno11 A:67W』。

最大120Wの充電速度は、『ハイエンド』を比較に加えても最上位。最短『19分(公式値)』で充電が完了します。私は10台以上スマートフォンを所有していますが、利用頻度が多いのは、必然的に『充電速度がはやい』端末です。

コストダウンの為に防水の保護等級を下げるメーカーが目立つ中(Nothing Phone (2a):IPX4、OPPO Reno11 A:IPX5)Redmi Note 13 Pro+ 5Gは最上位の『IPX8』を堅持。

防水について(製品外部からの有害な影響を伴う水の侵入に対する保護等級)

保護等級 IPコード 保護の内容
0 IPX0 無保護
1 IPX1 製品上部から垂直に滴下する水に対して保護されている
2 IPX2 製品を15度傾けた状態で施品上部から垂直に滴下する水に対し
て保護されている
3 IPX3 製品上部から両側に60度までの角度で噴霧された水に対して保
護されている
4 IPX4 製品に対するあらゆる方向からの水の飛まつに対して保護され
ている
5 IPX5 製品に対するあらゆる方向からの噴流水(12.5ℓ/min)に対して
保護されている
6 IPX6 製品に対するあらゆる方向からの暴噴水(100ℓ/min)に対して
保護されている
7 IPX7 水に浸しても影響がないように保護されている
8 IPX8 潜水状態での使用に対して保護されている。IPX7より厳しい条件の
中で使用するもの

一般財団法人日本品質保証機構より

等級を下げても性能は維持』といったマーケティングは理解出来ますが、しっかりと数字で証明されていた方が『日本受け』は良いはず。水場での利用が多い人なら尚更です。

そして極めつけはやはり『カメラ』。核となり画質を左右する『イメージセンサー』のサイズは『1/1.4インチ(メインカメラ)』。カメラに力を入れているPixel 8、Pixel 8 Proの『1/1.31インチ』に近いです。

高解像度』のアピールは個人的にあまり好きでは無いのですが(解像度で画質の良し悪しは決まらないから)、実際にRedmi Note 13 Pro+ 5Gのカメラで撮影してみて『2億画素』の恩恵をはっきりと体感。

高解像度撮影時は1画素のサイズが小さくなり(画素の統合を行わない)、光量が落ちて『暗い仕上がり(低画質)』になるのが通常。しかしRedmi Note 13 Pro+ 5Gのメインカメラは、『ロスレス4倍ズーム』で実用レベルの画質を維持。

ロスレス4倍ズームは光学ではなく『デジタル』なので、『高解像度(単画素)でどれだけ高画質に撮れるか』が肝となります。Redmi Note 13 Pro+ 5Gの『デジタル(ロスレス)4倍ズーム』は、ミドルクラスの画質を超越。むしろ『4倍で撮りたい』と思わせてくれます。

猫

Redmi Note 13 Pro+ 5Gのメインカメラで撮影(ロスレス4倍ズーム)

ゼラニウム2

Redmi Note 13 Pro+ 5Gのメインカメラで撮影(ロスレス4倍ズーム)

黄色い花と蝶2

Redmi Note 13 Pro+ 5Gのメインカメラで撮影(ロスレス4倍ズーム)

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最大120W充電対応&充電器付属で実質51,810円』『最上位の防水等級IPX8準拠』『ハイエンドクオリティのロスレス4倍ズーム』。この3つの要素を踏まえれば、『ちょっと高いかも』というイメージが『マジで安い』に変わるはず。

AnTuTu Benchmark(Ver.10)のトータルスコアは72万程度(Nothing Phone 2aと同等、OPPO Reno11 Aより上)。ディスプレイは発色の美しい有機EL(10bit表示。感度も高い)。おサイフケータイにも対応と日本モデルとしての抜かりなし。『ちょっと良いスマホ』を探している人にお勧めです。

Xiaomi Redmi Note 13 Pro+ 5GとXiaomi Redmi Note 13 Pro 5Gの主な仕様

Xiaomi Redmi Note 13 Pro+ 5G Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5G
Soc MediaTek Dimensity 7200-Ultra(4nm) Qualcomm Snapdragon 695 5G(6nm)
容量 8GB/256GB12GB/512GB

  • メモリ:LPDDR5 RAM
  • ストレージ:UFS3.1
6GB/128GB

  • メモリ:LPDDR4X RAM
  • ストレージ:UFS2.2
電池 5,000mAh 5,000mAh
充電速度 最大120W(充電器同梱) 最大67W(充電器同梱)
重量 約204.5g 約202g
画面
  • サイズ:6.67インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:2,712×1,220px
  • 最大リフレッシュレート:120Hz
  • 最大タッチサンプリングレート:2,160Hz(ゲームモード設定時)
  • 1,800ニト(ピーク)
  • 色深度:12bit
  • コントラスト比:5,000,000:1
  • HDR10+:対応
  • 素材:Corning Gorilla Glass Victus
  • サイズ:6.67インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • リフレッシュレート:120Hz
  • タッチサンプリングレート:360Hz
  • 輝度:700ニト(標準)、ピーク輝度:1200ニト
  • コントラスト比:4,500,000:1
  • 素材:Gorilla Glass 5
カメラ メインカメラ

  • 解像度:2億画素
  • F値:1.65
  • イメージセンサーサイズ:1/1.4インチ
  • 画素サイズ:2.24μm(16-in-1)
  • 手ぶれ補正:光学式、電子式
  • ALD(フレア軽減):対応

超広角カメラ

  • 解像度:800万画素
  • F値:2.2

マクロカメラ

  • 解像度:200万画素
  • F値:2.4

フロントカメラ

  • 解像度:1,600万画素
  • F値:2.4
メインカメラ

  • イメージセンサー:Samsung ISOCELL HM2
  • 解像度:1億800万画素
  • F値:1.9
  • センサーサイズ:1/1.52
  • 画素サイズ:0.7µm、2.1µm(ピクセル統合時)

超広角カメラ

  • 解像度:800万画素
  • 画角:水平118度
  • F値:2.2

マクロカメラ

  • 解像度:200万画素
  • F値:2.4
おサイフケータイ 対応 対応
防塵防水 IP68 IP53
センサー 近接センサー | 360°外光センサー | 加速度センサー | 電子コンパス | 赤外線ブラスター | ジャイロスコープ | X 軸リニアモーター 近接センサー | 環境光センサー | 加速度計 | 電子コンパス | IR ブラスタ | ジャイロスコープ
スピーカー デュアルスピーカー(Dolby Atmos対応) デュアルスピーカー(Dolby Atmos対応)
ネットワーク Wi-Fi 6 / Wi-Fi 5 / Wi-Fi 4 / 802.11a/b/g/n/ac 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.3 5.1
SIM nano SIM + eSIM NanoSIM カード×2
指紋認証 画面内、AI顔認証 側面、AI顔認証
Micro SDカード 非対応 対応
位置情報 BeiDou B1、GPS L1、Galileo E1、GLONASS G1、QZSS L1、AGNSS A-GPS、A-GLONASSS、A-BDS GPS L1、Glonass G1、BDS B1、Galileo E1

Redmi Note 13 Pro+ 5Gにお勧めなSIM

  • 2G:GSM:850/900/1,800/1,900MHz
  • 3G:WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
  • 4G:LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/28/66
  • 4G:LTE TDD: B38/40/41/48
  • 5G:n1/2/3/5/7/8/20/28/38/40/41/48/77/78

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(×)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)

docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(×)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)

au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)

楽天回線が使えるお勧め格安SIM

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