【AI入門】2万円のスマートフォンと2千円のBluetoothイヤフォンを使ってChatGPTと音声会話する方法

スマートフォンとイヤフォン

ニュースやSNSを見ていて、『AI』というワードが目に入らない日は無いと言える昨今。スマートフォンでも『無料』で利用可能な代表的なAIが、OpenAI社の『ChatGPT』です。

日常的にスマートフォンを利用していない人は、『ChatGPTで何が出来るか』『所有している端末でChatGPTを使えるか』が恐らく分からないはず。

ChatGPTで出来ることは様々ですが、いきなりすべてを理解しようとすると間違いなくパンクしてしまいます。最初は『音声と文字で対話出来るチャットボット』といった認識で良いかと。

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2024年5月26日時点で配信されているChatGPTのバージョン(無料版)は『1.2024.139』。対応するAndroid OSのバージョンは『6.0』。Android 6.0がリリースされたのは2015年10月。つまり『かなり古いスマートフォンでもChatGPTを使える』ということです。

ChatGPTは『文字』だけでなく『音声』の出入力に両対応。Bluetoothイヤフォンを組み合わせれば、人との会話(そこまでスムーズでは無い)に近い感覚を得られます。

今回は直販価格『20,800円(税込)』の激安Androidスマートフォンmoto g24』と、千円台のBluetoothイヤフォン『Xiaomi Redmi Buds 4 Active』を組み合わせ、ChatGPTと音声会話する環境を構築。その簡単な方法を紹介していきます。

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まずはスマートフォン(moto g24)にGoogle Playから『ChatGPT』のアプリをインストール。

ChatGPT

Google Playより

Chat GPTアプリを開くと、『無料で使える』『不正確な情報を提供する可能性がある』『機密情報は共有しないで』といった内容が書かれた画面が表示されます(英語で表示される場合あり。内容は同じ)。

ChatGPTへようこそ

利用条件』『プライバシーポリシー』を理解および同意したら『続ける』を選択。

続ける

一番左側のアイコン(横線2本)内にあるアカウント名(一番下)を選択。

線アイコン

アカウント名

設定一覧から『言語』を選び、アプリの言語から『日本語』にチェック(日本語で会話をする場合)を入れて『OK』。

日本語

音声会話を行うには、ChatGPTにログインする必要があります。まずは『サインアップ』を選択。

サインアップ

Googleアカウントを所有している場合は『Googleで続行』。Googleアカウントとは異なるメールアドレスを登録する場合は『メールでサインアップ』を選択。

ログイン

ログインしたら説明を読んで『続ける』を選択。

メッセージ入力ウィンドウ右側の『ヘッドフォンアイコン(マイクではない)』を選択すると、『音声会話』に関する詳細が表示。内容を読んで『続ける』。

ビャクシン』『残り火『そよ風』『入り江』という意味不明な項目(2024年5月時点。今後修正される可能性あり)は、ChatGPTの『』を表します。4種類の中から自分好みの声(チェックを入れると再生される)を選んだら『確認する』。

音声

音声の録音を『ChatGPT』に許可しますか?と表示されたら『アプリの使用時のみ』もしくは『今回のみ』を選択。

音声録音

通知の送信をChatGPTに許可しますか?と表示されたら『許可』を選択。これで『ChatGPTと音声で会話する環境』は構築完了。

通知をChatGPTに許可

あとはBluetoothイヤフォン(Redmi Buds 4 Active)をスマートフォン(moto g24)とペアリングすれば良いだけ。ChatGPTは終了するまでバックグラウンドで動作を続けます。

音声会話機能がONの状態では、Redmi Buds 4 Activeが『イヤフォンマイク』として機能。例えば『りんごのおいしい食べ方を教えて』と話しかけると、様々な提案をしてくれます。

AmazonのAlexaは『アレクサ』『アマゾン』とその都度名前を呼ばなければなりませんが、ChatGPTの場合は話しかけるだけでOK(回答には少し時間がかかる。)。

回答が難解な場合もありますが、ChatGPTと話している内に『AIはこんなことが出来る』というのを何となく理解出来るはず。まずは会話して『慣れる』ことから始めましょう。

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