Xiaomiからユーザー待望の『最大90W出力』『3ポート』『折り畳める』AC充電器が3千円台で格安登場!

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Xiaomi製の白色のGaN充電アダプターが2つ並んだ製品画像。両方のアダプターの側面に「GaN」と「DESIGNED BY XIAOMI」の文字が印字されている。手前のアダプターの底部にはUSB-Aポートと2つのUSB-Cポートが見える。プラグは折りたためるタイプで、片方のアダプターのプラグが開いている状態
Xiaomiより

Xiaomi Japanは2025年11月12日(水)、『Xiaomi 33W Nano Power Adapter』『Xiaomi 90W HyperCharge Power Adapter (3-Port)』といったACアダプターをリリースしました(それぞれケーブルセットも用意)。

上位モデルとなるXiaomi 90W HyperCharge Power Adapter (3-Port)は、名称の通り『3ポート』仕様。下記のような出力に対応しています。

使用ポート数USB-A出力USB-C2出力USB-C1出力合計出力/備考
シングルポート使用
USB-A のみ27W最大27W
USB-C2 のみ90W MAX最大90W
USB-C1 のみ90W MAX最大90W
デュアルポート使用
USB-A + USB-C218W67W MAX同時最大85W
USB-A + USB-C118W67W MAX同時最大85W
USB-C2 + USB-C118W67W MAX同時最大85W
トリプルポート使用
USB-A + USB-C2 + USB-C1合計15W(USB-A+C2)合計15W(USB-A+C2)67W MAX合計約82W
USB充電器のポートごとの最大出力図。アダプターにはUSB-Aが1つ、USB-C (C2, C1) が2つ搭載されている。
Xiaomi Japanより

最大90Wハイパーチャージ対応の『Xiaomi 15T Pro』『XIaomi 15 Ultra』『Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh』を単体で充電したり、最大67W対応の『Xiaomi 15T』『Xiaomi Pad Mini』とモバイルバッテリーやスマートウォッチを『同時に充電』することも可能です。

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Xiaomiのスマートフォンには独自の充電技術(プロトコル)が採用されており、汎用的な充電器を使用するとパフォーマンスが低下する場合あり。例えば最大『65W出力(1ポート使用の場合)』対応の『UGREEN 65W USB-C充電器』でXiaomi 15Tを充電すると、出力が『25W程度』に抑えられます(充電器や環境によって異なる可能性あり)。その際画面表示は『高速充電』。

スマートフォンの画面に表示された高速充電中のアニメーション。黒い背景の中央に、青く光るリングが表示されており、現在のバッテリー残量を示す「33%」の数字と、「高速充電」という日本語の文字、そして稲妻のアイコンが表示されている。
USB電力テスターのデジタル表示画面。複数の計測値がカラフルな数字で示されている。

充電器をXiaomi 15Tに付属の『純正ACアダプター(67W出力)+USBケーブル』に交換すると、画面表示が『67W MAX』となり出力は『60W』程度まで一気にアップ。

スマートフォンの画面に表示された高速充電中のアニメーション。黒い背景の中央に、青く光るリングが表示されており、現在のバッテリー残量を示す「35.17%」の数字と、最大充電電力「67W MAX」の文字、そして稲妻のアイコンが表示されている。
USB電力テスターのデジタル表示画面。複数の計測値がカラフルな数字で示されている。

出力の違いは『充電時間』に直結。朝起きたタイミングで『スマートフォンの電池残量がほぼ0』といった時などに効力を発揮します。

Xiaomi 90W HyperCharge Power Adapter (3-Port)は、Xiaomi独自のプロトコルに加えて『PD(PPS対応)』『QC』といった汎用的な急速充電規格もサポート。Xiaomi以外のデバイスに関しても、充電をスピーディーに行うことが可能です(PDやQCに対応している場合)。

Xiaomiのスマートフォンに付属するACアダプターは、私の知る限り『プラグを折り畳めない』仕様。同梱されているだけありがたいのですが、プラグが邪魔になって『持ち運びしづらい』のが正直なところ。

白色の充電アダプターのプラグ部分のクローズアップ写真。プラグは折りたたみ式ではない、日本のコンセント規格(Aタイプ)の平らな金属端子で、黒いざらざらした背景の上に置かれている。アダプター本体には「67W」の文字と「DESIGNED BY XIAOMI」の文字の一部が見える。

Xiaomi 90W HyperCharge Power Adapter (3-Port)はプラグが『折り畳み』出来る!小さなことですが、Xiaomiスマホユーザーにとっては嬉しいポイントのはず。

白色で角型の充電アダプターのプロモーション画像。プラグ部分が手前に向いており、アダプターの側面には「90W」の文字が縦向きに印字されている。背景には大きな半透明の「90W」の文字が重ねられている。
Xiaomiより

スマートフォンに同梱されているケーブルは、基本的に『USB-A×USB Type-C』。つまりXiaomi 90W HyperCharge Power Adapterで使用すると最大『27W』の出力しか得られません。同充電器のパフォーマンスをフルに活かしたいなら、『充電器+ケーブル(USB Type-C×USB Type-C)セット』を購入しましょう。

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主な仕様

項目内容
製品名Xiaomi 90W HyperCharge Power Adapter (3-Port)
製品寸法55.5×74.8×30mm(プラグの脚は除く)
製品重量130g
製品の色ホワイト
入力パラメーター100–240V〜、50/60Hz、2.0A
ポートタイプUSB-Cポート×2、USB-Aポート×1
出力パラメーターシングルポート出力:USB C1/C2:5.0V=3.0A 15.0W、9.0V=3.0A 27.0W、15.0V=3.0A 45.0W、11.0V=6.1A 67.0W(最大)、20.0V=4.5A 90.0W(最大)USB A:5.0V=3.0A 15.0W、9.0V=3.0A 27.0W、12.0V=2.25A 27.0Wデュアルポート出力USB C1+C2:67.0W(最大)+18.0W、USB C1/C2+A:67.0W(最大)+18.0Wトリプルポート出力:USB C1+(C2+A):67.0W(最大)+15.0W
動作温度-10℃〜+40℃
同梱品Xiaomi 90W HyperCharge Power Adapter (3-Port)×1取扱説明書×1

関連リンク

Xiaomi Japan

瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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