Echo Show 5には9月6日到着と言われていたXiaomi Mi Band 6。なぜか今手元にあります。発売日当日に届きました。どうやら誤報だったようで・・・・こんな事初めてですね。お騒がせいたしました。
しかしAmazonのお陰でMi Band 6の早期到着は私にとって完全にサプライズに!早速開封していきたいと思います。パッケージはかなり豪華な質感。沢山売れてる証拠ですね。
Xiaomi Mi Band 6を使用する為の準備
【準備1】Mi Band 6を充電する
充電はMi Band 5から採用されたマグネットタイプ。Mi Band 4まではわざわざバンドを取り外して充電する必要があったので・・・正直面倒でした。Mi Band 6はマグネットを本体裏面の端子にカチッと装着するだけなのでとても楽ちん。
【準備2】アプリケーションをインストール
まずはXiaomi WearのアプリをスマートフォンにインストールしてMi Band 6とセットアップ。
【準備3】アプリにMi Band 6を追加
Xiaomi Wearを開き、プロフィール項目の右上にある『+』マークから『デバイスを追加』。『Mi スマートバンド6』を選択します。
ファームウェアの更新が来ていたので指示に従いアップデート。
【準備4】表示言語を日本語に設定
『追加設定』内にある『言語』を『日本語』に設定しないと、表示が『英語』のままになってしまうので注意しましょう。
【準備5】手を上げて時計を見た時に画面が自動点灯する様に設定
表示させるのに毎回ディスプレイをタッチするのは面倒です。手首を上げたら自動表示されるように設定します。『追加設定』内にある『持ち上げてスリープ解除』から自分の利用環境に合わせた設定を行います。
スリープ解除を行う開始時刻と終了時刻を設定出来るので、寝ている間にディスプレイが何度も点灯して無駄に電力が消費される事はありません。反応速度も調整可能です。
Mi Band 5から進化した3つのポイントをチェック
Mi Band 5を所有する私がMi Band 6を購入した理由は『表示領域の拡大』『血中酸素飽和度の計測』『6種類のアクティビティを自動検出』の3つ。今回はこの『3つの進化』についてレビューをお届けします!
予想以上に見やすくなったディスプレイ(Mi Band 5と並べて比較)。操作性もアップ
ディスプレイの進化は想像を超えていました。Mi Band 5(右)はこれが目一杯情報を表示した状態。下はホームボタン。上にはデッドスペースが存在します。Mi Band 6ではデッドスペースとホームボタンが無くなり、上から下まで全面ディスプレイ。
Mi Band 4からMi Band 5に世代交代した時は見やすくなったなぁと感動したものです。しかしMi Band 6はさらにさらにその上をいきます。ホームボタンは無くなりましたが、スマートフォンのスワイプ操作になれていれば何の問題もありません。プロセッサが変わったのか、動きの滑らかさも格段に向上。交互に操作するとMi Band 5の旧型感半端ないです。
表示領域が拡大したので1画面に表示出来る内容がさらに増えました。Xiaomi Wearで選択可能なこのフェイスデザインは、なんと『12種類』の情報をホーム画面に表示。これはもしかして、LINEのメッセージも普通に読めるレベルになっているのでは!?
LINEの通知(他のアプリ含む)をMi Band 6で受けられるように設定
LINEをMi Band 6で受信するには設定が必要です。Xiaomi Wearのプロフィール項目から『アプリの通知』を選択。
一覧からXiaomi Wearを選択して『通知へのアクセスを許可』をON。続けて『アプリ通知』と『LINE』もONに。LINE以外にもMi Band 6で通知を受けたいアプリがあれば、ついでに設定してしまいましょう。
LINEのメッセージが受信可能になったので、早速どの程度読みやすいかチェック。その結果がコチラ。このレベルでいけるのか。45文字までなら1画面に表示出来ます。読みやすい・・・。これもうスマートバンドじゃなくてスマートウォッチですね。
血中酸素飽和度を実際に測ってみた
続いて『血中酸素飽和度』の測定。ホーム画面を縦にスクロールするとアイコンが表示。手首の骨部分から1cm程度間隔をあけて、バンドをややきつめにしめます。
心拍数も同時に計測が行われ、30秒かからない程度で終了します。
私の測定結果は血中酸素飽和度『98%』。心拍『88』でした。ちゃんと計測出来るのか少し心配でしたが、数値を見る限り問題無さそう。
新型コロナウィルスの重症化を防ぐ上で重要な指標とされている血中酸素飽和度。厚労省は重症度の分類を以下の様に定義しています。
- 軽症:血中飽和酸素度96%以上
- 中等症I(心不全なし):血中飽和酸素度93%~96%以上
- 中等症II(心不全あり):血中飽和酸素度93%以下
また、血中酸素飽和度は睡眠の質を測る上でも有効。通常睡眠時は95%程度の飽和度を維持。しかし無呼吸が続くと90%以下に低下します。しっかり睡眠時間をとっても疲れが中々ぬけない場合は、一度Mi Band 6で無呼吸状態の有無をチェックしてみましょう(『健康モニタリング』から『呼吸スコア』をON)。
アクティビティ自動検知は設定がやや難解だった
最後は『アクティビティの自動検出』です!実はこれ、かなり手間取りました。デフォルトの状態で自動的に検出してくれるのだと思い、Mi Band 6を着けて試しに外を走ってみました。その結果・・・何の通知もなく、当然ログもなし。・・・ただ運動しただけでした。
Xiaomi Wear側に何か設定があるのだと思い隈なく探しましたが見当たらず。という事はMi Band 6側に何かあるのか?しかし『ワークアウト』の項目内には何もなし。アップデートで追加されるのだろうか。最後に念の為『設定』を開いたら・・・見つけました!『アクティビティを検出』という求めていた文字を。
アクティビティの検出内にある『ウォーキング』『ランニング』『サイクリング』『楕円形のトレーナー(?)』『ローイングマシン』から、検出したい運動にチェックを入れると、はじめて自動検出機能が動作します。これちょっと・・・分かりづらいですよね。
チェックを入れた状態で該当する運動を5分~10分程度行うと、Mi Band 6がそれを検知してお知らせしてくれる様になりました。画面をタッチするとワークアウト開始。これは楽ちん。検出の精度を上げる為には、Xiaomi Wearの健康モニタリング内にある『アクティビティ検出』をONにします。ここで自動検出の設定を全部出来るようにした方が間違いなく分かりやすいですね。
Mi Band 6を買って良かった?
個人的にはディスプレイ一つとってもお勧めです。Mi Band 5からの変更でこのレベルの感動なので、3や4からだったら一体どんな感覚になるのか?ただし完成度が高いので、ここからの進化は本当に難しそうですね。
血中酸素飽和度は睡眠のモニタリングでどういった効果を発揮するのかとても楽しみ。新型コロナウィルスに関しては、これまで通りしっかり予防してかからない事が大前提。あくまでもしもの時の予防機能として備えておきます。
設定までの道のりが険しかったアクティビティの自動検出。折角なのでどんどん使っていきたいと思います。Apple Watchなどに搭載されている便利機能が、Mi Watchでも使えるとはちょっと感動。
一通り設定が終わったので、後はお気に入りのウォッチフェイスを探すだけ。お楽しみは続きます!Mi Band 5所有者ですが、本当に買って良かったです。
Xiaomi Mi Band 6を購入可能な店舗
7月9日から順次発売開始。
MVNO
オンラインストア
Amazon、ひかりTVショッピング、Softbankコレクション、ムラウチ.COM
量販店
エディオン、ケーズデンキ、ビックコジマ、ジョウシン、ソフマップ、ノジマ、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ
Xiaomi Mi Band 5とMi Band 6の仕様
Mi Band 5 | Mi Band 6 | |
---|---|---|
画面 | サイズ:1.56インチ タイプ:有機 EL 解像度:152×486(Pixel) 最大輝度:450 nit |
サイズ:1.1インチ タイプ:有機 EL 解像度:126×294(Pixel) 最大輝度:450 nit |
センサー | 高精度6軸センサー 3軸ジャイロスコープ 3軸加速度計 PPG心拍数センサー |
高精度6軸センサー 3軸ジャイロスコープ 3軸加速度計 PPG心拍数センサー |
電池容量 | 125mAh | 125mAh |
最大連続駆動時間 | 最大14日間 | 最大14日間 |
対応スポーツ | 11種類 | 30種類 |
アクティビティ自動検出 | なし | 6種類 |
血中酸素飽和度(レベル)測定 | × | ◯ |
月経周期 | ◯ | ◯ |
睡眠モニタリング | ◯ | ◯ |
ストレスチェック | ◯ | ◯ |
24時間心拍数測定 | ◯ | ◯ |
PAI活力指数評価 | ◯ | ◯ |
サイズ | 46.95 × 18.15 × 12.45 mm | 47.4 × 18.6 × 12.7 mm |
重量 | 11.9g | 12.8g |
防水 | 5ATM | 5ATM |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 BLE | Bluetooth 5.0 |