価格二度見!Xiaomi Pad 6S Proが69,800円で日本発売!Snapdragon 8 Gen 2搭載タブ

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Xiaomi Pad 6S Pro

Xiaomiより

Appleは2024年5月7日、iPad(第10世代)の価格を下記の通り改定しました。

モデル従来価格新価格
64GBモデル(Wi-Fi)68,800円58,800円
266GBモデル(Wi-Fi)92,800円84,800円
64GBモデル(Wi-Fi+Cellular)92,800円84,800円
256GB(Wi-Fi+Cellular)116,800円110,800円

58,800円(税込)』という価格は魅力的ですが、ストレージ容量がわずか『64GB』。本格的に使うなら『クラウドの利用』がありきとなってしまいます(固定費が上がる)。256GBモデルは『84,800円(税込)』と別モデル並みに高額です。

Appleの発表を待ってましたとばかりに日本市場投入されたのが『Xiaomi Pad 6S Pro』。Socに『Snapdragon 8 Gen 2』を搭載するハイエンドタブレットです。

    グローバル版は8GB/256GBモデルが699ユーロ。2024年5月9日時点のレートを適用すると『約116,900円』。ただしヨーロッパ圏は多くが20%程度の消費税を適用していることから、日本価格はユーロ価格から10%程度安くなるのが通常。

    Xiaomi Pad 6S Pro

    直近のレートで計算すると『約105,000円』。99,800円(税込)で販売されれば本来は御の字といったところ。それがまさかの『69,800円(税込)』。価格が発表された時は何かのバグかと思いました。

    iPad(第10世代)が搭載しているSocは『A14 Bionic』。生産が開始されたのは2020年と少し前。iPhoneではすでに現行モデルから外れた『12シリーズ』が同Socを採用しています。

    Snapdragon 8 Gen 2は2022年11月に登場。『Galaxy Z Fold 5『Galaxy Z Flip5』『Zenfone 10』『AQUOS R8 pro』『Xperia 1 V』といった、各メーカーの錚々たる代表モデルが同Socを搭載。

    Snapdragonシリーズは『Snapdragon 8+ Gen 1』からGPU高負荷時の電力効率が大幅に向上。Snapdragon 8 Gen 2ではそのポテンシャルがさらに高められており、3Dゲームをプレイするのに最適。高解像度動画編集も、どこまで実用的に出来るか試してみたいところ。

    もっとも、Xiaomi Pad 6S Proが優れるのはSoc性能だけではありません。Xiaomi Pad 6S Pro、Xiaomi Pad 6、iPad(第10世代)の主なスペックがこちら。

    Xiaomi  Pad 6S Pro、Xiaomi Pad 6、iPad(第10世代)の主なスペック

    端末名Xiaomi  Pad 6S ProXiaomi Pad 6iPad(第10世代)
    ディスプレイサイズ12.4インチ11インチ10.9インチ
    ディスプレイの種類液晶液晶液晶
    解像度(Pixel)3,048×2,0322,880×1,800(2.8K)2,360 x 1,640
    最大タッチサンプリングレート最大360Hz通常:144Hz
    スタイラスペン:240Hz
    非公表
    最大リフレッシュレート144Hz144Hz非公表
    最大輝度700nit550nit500nit
    表示色687億色10億色以上非公表
    Dolby Vision対応対応対応
    重量約590g約490gWi-Fi:約477g、Wi-Fi+Cellular:約481g
    サイズ278.70×191.58×6.26mm253.95×165.18×6.51mm248.60×179.5×7mm
    メモリ8GB、12GB(LPDDR5X)6GB、8GB(LPDDR5)不明
    ストレージ256GB、512GB128GB、256GB(UFS3.1)64GB、256GB
    SocQualcomm Snapdragon 8 Gen 2Qualcomm Snapdragon 870A14 Bionic
    カメラフロントカメラ:3,200万画素
    リアカメラ:広角5,000万画素、深度カメラ200万画素
    フロントカメラ:800万画素
    リアカメラ:1,300万画素
    フロントカメラ:1,200万画素
    リアカメラ:広角1,200万画素
    スピーカーヘクサ(6つ)ステレオスピーカークアッド(4つ)ステレオスピーカーデュアル(2つ)ステレオスピーカー
    Dolby Atmos対応対応対応
    電池10,000mAh8,840mAh28.6Wh(7,730mAh)
    充電最大120W最大33W非公表
    Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac/ax/be(Wi-Fi 7)802.11a/b/g/n/ac/ax802.11 a/b/g/n/ac/ax
    Bluetooth5.35.25.2
    認証指紋認証、顔認証顔認証指紋認証、顔認証
    USBUSB 3.2 Gen 1USB 3.2 Gen 1USB 2.0
    Micro SDカード非対応非対応非対応
    認定(純正)スタイラスペンありありあり
    純正キーボードカバーありありあり

    Xiaomi Pad 6S Proの特徴まとめ

    • 3,048×2,032ピクセル(3:2比率)の超高解像度3Kディスプレイ
    • ゲーミングスマートフォン並みの高いリフレッシュレート(1秒間に画面を書き換え可能な回数。最大144Hz)及びタッチサンプリングレート(1秒間に画面がタッチに反応する回数。最大360Hz)
    • 表示色豊かな(最大687億色)明るい(最大輝度700ニト)ディスプレイ
    • 低消費電力メモリ規格LPDDR5X採用
    • 256GB、512GBの大容量ストレージ
    • スマートフォン並みの高解像度カメラ(フロントカメラ:3,200万画素、リアカメラ:5,000万画素)
    • クアッド(4つ)スピーカーをさらに上回るヘクサ(6つ)スピーカー(DOLBY ATMOS対応)
    • 10,000mAhの超大容量電池
    • 最大120Wの神ジューデン(35分で100%充電)
    • 120W出力の充電器付属
    • Wi-Fi 7対応
    • AIによるイラスト生成
    • Xiaomi 14 Ultraのモバイルモニターとして利用可能
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    リリース開場でXiaomi  Pad 6S Proの実機に触れてきましたが、想定していたほど『重い』と感じませんでした(むしろ画面サイズを鑑みれば軽い)。そして表示は当然ながらとんでもなく『高精細(きめ細かい)』。

    小学生以下レベルのイラストを書いた後にペンツールを『AI』に変えて囲み、プロンプト(指示)を入力するとそれに基づいたイラストが生成されました(その時はアニメに出てきそうなコミカルな感じ)。

    Xiaomi  Pad 6S Proを実際に操作した時間が短かったので、より『所有したい』という感情が強まりました。再三になりますが、『69,800円(税込)~』という価格はあまりに安すぎる(会場もどよめいていた)。

    Xiaomi  Pad 6S Proには『タッチパッドキーボード(16,800円)』『フォーカスペン(14,800円)』『カバー(4,980円)』といった純正アクセサリーが用意されています。楽天市場店ならポイントが付与されるので、アクセサリーを揃えやすいですね。

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    瀬名 勇斗
    運営者
    サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

    ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

    元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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