2024年10月1日(火)から、NTTの格安プラン『ahamo(アハモ)』が月間データ容量を20GBから『30GB』へと引き上げました。月額基本料金は据え置き。
その後を追うように、2024年11月1日(金)からはLINEMO(ラインモ)の『LINEMOベストプランV』が、月間データ使用量『30GB』時の月額基本料金を3,960円(税込)から『2,970円(税込)』へと引き下げ。
そして11月12日(火)には、UQモバイルのコミコミプラン(20GB)が『コミコミプラン+(30GB)』へとアップグレード(コミコミプランユーザーは変更手続きが必要)。こちらも月額基本料金は、従来プランの『3,278(税込)』から据え置きとなります。
短期間でサービス内容の変化が目まぐるしい、各通信業者の『サブブランド』『格安プラン』。台風の目になっていると考えられるのは、第4の通信キャリア『楽天モバイル』です。
楽天モバイルユーザーのデータ使用量/月は、5Gエリアの拡大及び品質改善に伴い増え続けています。2022年1月時点において『0.29GB/日』だったデータ利用量が、2024年7月時点では『0.90GB/日』に急増。
上記を30日に換算すると『27GB』に相当。データ使用量と共に『契約者数』も着々と増やしている楽天モバイル。この状況を他の通信キャリアが対策もせずに傍観するのはもはや不可能。
ソフトバンク株式会社が改定を行ったのはLINEMOだけではありません。2024年11月1日(金)から、サブブランドのワイモバイル(シンプル2 M/L)で提供している『データ増量オプション』の容量を、従来の5GB(550円/月)から『10GB(550円/月)』に利用料金据え置きで倍増。
ユーザーにとっては完全に『朗報』ですが、ワイモバイル内はいささか混乱状態。その理由は『シンプル2 M』『シンプル2 L』のサービス内容を比較することで明らかに。