その名の通り、基本料金の安さが魅力の『格安SIM』。2021年は通信業者の料金改定が行われ、『990円(税込)』でも実用的に使える『超格安SIM』が複数誕生。
今回はその超格安SIMの特徴をまとめてチェック。『安いからこんなものか』ではなく、『安いけどこんなに使えるのか!』と思えるSIMがこの中にきっと見つかるはず。
月額基本料金『990円(税込)』で利用可能なお勧め超格安SIM5選
mineo(マイそく:スタンダード)
mineoにおいて、2022年3月7日にサービスの提供が開始された新プラン『マイそく』。月~金の12時~13時以外の時間帯は、最大『1.5Mbps』という実用的な速度で実質データ通信し放題。日常的にYouTubeを観たり、ストリーミング音楽を聴いている人には特にお勧め。
- 基本料金:990円(税込)
- 契約月の基本料金:日割り
- 通話料金:22円/30秒(無料通話アプリmineo電話を使うと10円/30秒)
- データ容量:無制限(月~金の12時~13時を除く。直近3日間で10GB以上通信を行うと速度制限される場合あり)
- 翌月くりこし:非対応
- 5G:非対応
- 節約モード:非対応
- 通信回線:NTTドコモ、SoftBank、au
- お勧め用途:動画視聴、音楽鑑賞、オンラインショッピング、オンラインゲーム、ネットサーフィン、SNS、LINE、ナビ
- 公式サイト:https://mineo.jp/
OCNモバイルONE(3GB/月コース)
音声対応SIMの契約時に、SIMフリースマートフォンを激安価格で購入出来るOCNモバイルONE。音声対応SIM全てのコースに『MUSICカウントフリー』『5Gオプション』が無料で付帯。MUSICカウントフリーは対象となる音楽配信サービスの通信がノーカウントに。5GオプションではNTTドコモが提供している『5G』を利用可能。スマートフォンと無料オプション目的の契約も十分にアリ!
- 基本料金:990円(税込)
- 契約月の基本料金:無料
- 通話料金:11円/30秒
- データ容量:3GB
- 翌月くりこし:対応
- 5G:対応(無料の5Gオプションに申し込み必要)
- 低速切り替え:対応
- 通信回線:NTTドコモ
- お勧め用途:音楽鑑賞、オンラインショッピング、ネットサーフィン、SNS、LINE
- 公式サイト:https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html
IIJmio(ギガプラン/4GB)
2022年4月1日に利用料金が再改定されたIIJmio。ギガプランの4GBは値引き幅が最も大きく『1,078円』から『990円』に。OCNモバイルONEと同様にスマートフォン本体を安く購入出来るのも同社の特徴の一つ。5Gにも無償で対応しています。
- 基本料金:990円(税込)
- 契約月の基本料金:日割り
- 通話料金:11円/30秒
- データ容量:4GB
- 翌月くりこし:対応
- 5G:対応(無料の5Gオプションに申し込み必要)
- 低速切り替え:対応
- 通信回線:NTTドコモ、au
- お勧め用途:オンラインショッピング、ネットサーフィン、SNS、LINE
- 公式サイト:https://www.iijmio.jp/
LINEMO(ミニプラン)
SoftbankのオンラインブランドとなるLINEMO。ミニプランは上位のスマホプランと同様に『LINEギガフリー』をサポート。メッセージのやりとり、音声通話に加えてビデオ電話使用時もデータの消費は『ゼロ』。LINEを使用して日常的に色々な人とコミュニケーションをとっている人にお勧めです。
- 基本料金:990円(税込)
- 契約月の基本料金:日割り
- 通話料金:22円/30秒
- データ容量:3GB
- 翌月くりこし:非対応
- 5G:対応
- 低速切り替え:非対応
- 通信回線:SoftBank
- お勧め用途:オンラインショッピング、ネットサーフィン、SNS、LINE
- 公式サイト:https://www.linemo.jp/
NURO Mobile(VMプラン)
NUROMobileは低料金ながら『5GB』とデータ容量が大きめです。加えて3ヶ月ごと(利用開始月除く)に『3GB』のデータが付与されるオマケつき。格安でもデータ容量に少し余裕を持たせたい人はコチラですね。余ったデータ容量の翌月くりこしにも対応しています。
- 基本料金:990円(税込)
- 契約月の基本料金:無料
- 通話料金:22円/30秒(NUROモバイルでんわサービスの利用で11円/30秒)
- データ容量:5GB
- 翌月くりこし:対応
- 5G:対応(無料の5Gオプションに申し込み必要)
- 低速切り替え:非対応
- 通信回線:NTTドコモ、SoftBank、au
- お勧め用途:オンラインショッピング、ネットサーフィン、SNS、LINE
- 公式サイト:https://mobile.nuro.jp/
通話料金を『0円』に抑えたい人には『楽天モバイル』とのデュアルSIM運用がお勧め(楽天モバイル対応端末の確認はコチラから)。
楽天モバイルは月におけるデータ通信量が1GBまでは基本料金が『0円』。Rakuten Linkアプリを使用すれば『国内通話かけ放題(ナビダイヤルなど除く)』。契約事務手数料や解除料金も『0円』なので、節約目的の通話用SIMに最適です。
Rakuten Linkは『RCS』という技術を用い、インターネット回線を使用して通話を行います。楽天モバイルだけでなく他社のモバイル通信回線にも対応。楽天モバイルは帯域が『1.7GHz』に限定され、一部建物内や山間部で電波が入りづらいという弱点を持ちます。しかしデータ通信SIMに他社回線を指定すれば、その弱点を回避しつつ『無料通話』が可能に。
端末はiPhoneの最新モデルやAndroidのハイエンド機よりも『エントリーモデル』がお勧め。『処理能力』ではなく『価格』『ディスプレイ』『電池のもち』『カメラ画質』を重視した方が、コストパフォーマンスは間違いなく上がります。スマホ環境を見直して、未曾有の物価高に対処しましょう。