大手テクノロジーメーカーXiaomi(シャオミ)は2023年10月26日(木)、北京において最新スマートフォン『Xiaomi 14』『Xiaomi 14 Pro』をリリースしました。
Xiaomiは中国市場に向けて、公式に修理メニューを用意(日本においては2023年11月時点で未提供)。対象ページ内には『修理箇所名』『部品の単価目安』『工賃の目安』がそれぞれ記載されています。
『Xiaomi 14』『Xiaomi 14 Pro』を修理するには、どの程度の費用(部品+工賃。保証対象外の場合)が発生するのか。GoogleのPixel 8、Pixel 8 Proと比較してみました。
Xiaomi 14(12GB/256GB) | Xiaomi 14 Pro(12GB/256GB) | Pixel 8(256GB) | Pixel 8 Pro(256GB) | |
画面 | 670元(約13,700円) | 1,040元(約21,500円) | 27,280円 | 40,480円 |
電池交換 | 159元(約3,250円) | 159元(約3,250円) | 16,280円 | 16,280円 |
基板交換 | 2,460元(約50,500円) | 2,460元(約50,500円) | 89,760円 | 96,360円 |
リアカメラ | – | – | 27,280円 | 40,480円 |
リアカメラ(超広角) | 100元(約2,050円) | – | – | – |
リアカメラ(望遠) | 115元(約2,350円) | – | – | – |
リアカメラ(メイン) | – | 460元(約9,450円) | – | – |
フロントカメラ | 95元(約1,950円) | 95元(約1,950円) | 16,280円 | 16,280円 |
特に気になるのは、消耗品となる『画面』『電池』の交換費用。Xiaomi 14、Xiaomi 14 Proの画面交換にかかる費用はPixel 8、Pixel 8 Proの半額程度。画面スペックはほぼ同等(Xiaomi 14、Xiaomi 14 Proの方が高い程度)なので、激安と言えるでしょう。
電池交換に関しても、『Xiaomi 14』『Xiaomi 14 Pro』ともにたったの『159元(約3,250円)』。Pixel 8、Pixel 8 Proと比較して約5分の1の安さ。これが非公式ではなく『公式価格』なのだから驚きです。
Xiaomi 14『3,999元(約82,000円)~』、Xiaomi 14 Pro『4,999元(約102,500円)~』という、前世代を大きく下回る販売価格が大きな話題に。さらに修理代まで安いのだから、売れない筈がありません(Xiaomi 14 Proは争奪戦状態)。
上記はあくまで中国市場の話。日本市場においては、スマートフォンの販売価格が高騰化する一方。10万円を超える端末が珍しく無くなりました。加えて修理代も高額だと、事実として購入意欲が削がれてしまいます。ハイエンドの場合は修理の部分で他社と差別化を図ることが、当面は課題となりそうですね。
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Xiaomi 14、Xiaomi 14 Proの主要スペック
Xiaomi 14 | Xiaomi 14 Pro | |
---|---|---|
Soc | Snapdragon 8 Gen 3 | Snapdragon 8 Gen 3 |
容量 |
|
|
電池 | 4,610mAh(有線充電:最大90W 無線充電:最大50W) | 4,880mAh(有線充電:最大120W 無線充電:最大50W) |
重量 | 188g(レザー)、193g | 223g、230g(チタン) |
画面 |
|
|
カメラ | メイン(広角)カメラ
超広角カメラ
フローティング望遠カメラ
|
メイン(広角)カメラ
超広角カメラ
フローティング望遠カメラ
|
防水防塵 | IP68 | IP68 |
オーディオ |
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|
Bluetooth | 5.4 | 5.4 |
Wi-Fi | Wi-Fi 7(アップデートで対応)、Wi-Fi 6 Enhanced、WiFi 5、Wi-Fi 4 | Wi-Fi 7(アップデートで対応)、Wi-Fi 6 Enhanced、WiFi 5、Wi-Fi 4 |
NFC | 対応 | 対応 |
OS | Xiaomi HyperOS | Xiaomi HyperOS |
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