2024年10月時点では、浸透するに程遠いと言えるBluetoothの最新オーディオ規格『LE Audio』。LE Audioには基準音声圧縮コーデック『LC3』が含まれます。
FORCE Technology,SenseLabの調査(ステレオリスニングテスト)では、LC3は基準コーデックとして浸透しているSBCと比較して、『50%低いビットレート(1秒あたりのデータ量)』においても『高い音質を得られる』という興味深い結果が出ています。
Bluetoothの代表的な高音質コーデックと言えば『LDAC』。LDACはデータ通信量が増えるので、それに伴い『消費電力』が大きく。つまりLDACで長時間音楽を聴いていると、『電池残量』がみるみる減っていきます。
SONYのBluetoothイヤフォン『WF-1000XM5』の製品スペックを参考にすると、LDACリスニング時の最大駆動時間は『約8時間』。それに対してSBCは『最大12時間』とかなり長め。音質でSBCを上回るLC3は『最大11時間』。
SBCは長時間駆動ながら、圧縮率が高く『音質が低下しやすい』ことがデメリット。LC3に関しては『高音質を保ちながら長時間音楽を聴ける』という正に良いトコ取り。
XiaomiのBluetoothイヤフォン『Redmi Buds 5 Pro』は、1万円を切る実売価格ながら『LC3』『LDAC』をどちらもサポート。更に最大『52db』のアクティブノイズキャンセル深度と魅力的なスペックがてんこ盛り。
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Googleの『Pixel 8a』と組み合わせて実際投稿が見つかりません。にストリーミング音楽を聴いてみたところ、SBCと比較して『音の透明度が上がっている(クリアになった)』と感じました。
全てのスマートフォンでLC3を楽しみたいところですが、私が所有する多くの端末の中で、同コーデックに対応しているのは一部のPixelシリーズのみでした。
『Redmi Buds 5 Pro』がLC3をサポートしているのに、『Xiaomiのスマートフォンが非対応(Xiomi 13T Proすら使えない)』という摩訶不思議な状況。所有端末の中で、最初にそれを打破したのが最上位モデルの『Xiaomi 14 Ultra』。
製品ページに『LC3』の記載は無いので、恐らくアップデートで対応したものと思われます。Xiaomi 14 UltraとRedmi Buds 5 Proをペアリングして設定画面を開くと『Bluetooth LE Audio』という項目が表示され、ONにするとコーデックが『LC3』へと切り替わります。
LE Audioを選択すると『一部の機能が制限される』と表示されますが、『ノイズキャンセル』『アダプティブサウンド』『低レイテンシー』『3Dオーディオ』『デュアル接続』は利用可能。
2024年10月10日(木)にXiaomi Japanが日本リリースした『Xiaomi 14T Pro』は、製品ページの対応コーデックに『LC3』の記載あり(Xiaomi 14Tはなし)。
『Leicaカメラ』『FeliCa』に加えて『LE Audio』までサポート。売れる要素しか見当たらない!『Redmi Buds 5 Pro』とセット買いをお勧めします。
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Xiaomi 14T Pro、Xiaomi 14Tの主な仕様
モデル名 | Xiaomi 14T Pro | Xiaomi 14T |
Soc | MediaTek Dimensity 9300+(4nm) | MediaTek Dimensity 8300-Ultra(4nm) |
容量 | 12GB/256GB、12GB/512GB | 12GB/256GB |
電池 | 5,000mAh | 5,000mAh |
充電速度 | 有線:最大120W、無線:最大50W | 有線:最大67W |
充電器 | 同梱(最大120W) | 同梱(最大67W) |
重量 | 約209g | 約195g(ガラス)、約193g(PU) |
画面 |
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カメラ | メインカメラ
望遠カメラ
超広角カメラ
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メインカメラ
望遠カメラ
超広角カメラ
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おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
防塵防水 | IP68 | IP68 |
センサー | 近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロスコープ、電子コンパス、IRブラスター、フリッカーセンサー、X軸リニア振動モーター | 近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロスコープ、電子コンパス、IRブラスター、フリッカーセンサー、X軸リニア振動モーター |
スピーカー | ステレオ(Dolby Atmos) | ステレオ(Dolby Atmos) |
Wi-Fi | Wi-Fi 7/Wi-Fi 6E/Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E/Wi-Fi 6 |
Bluetooth | 5.4 | 5.4 |
コーデック | AAC/LDAC/LHDC 4.0/LC3/ASHA/Auracast | AAC/SBC/LDAC/LHDC |
SIM | nano SIM + eSIM | nano SIM + eSIM |
Xiaomi 14T Pro、Xiaomi 14Tにお勧めなSIM
Xiaomi 14T Proネットワーク帯域
- 5G:n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66/75/77/78
- 4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66
- 4G:LTE TDD:B38/39/40/41/42/48
- 3G:WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM:850/900/1,800/1,900MHz
Xiaomi 14Tネットワーク帯域
- 5G:n1/3/28/40/41/77/78
- 4G:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28
- 4G:LTE TDD:B38/40/41/42
- 3G:WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM:B2/3/5/8
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)、Band 28(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM