人気ミッドレンジスマートフォンの電池もちを実測比較!
スマートフォンを選ぶ時に気になる性能の一つが『電池もち』です。折角処理能力が高かったりカメラ画質が綺麗でも、電池が切れて『電源がOFF』になってしまっては何の意味もありません。
最近は搭載している電池の大容量化が進んでいるのでモバイルバッテリーを持ち歩く人の数は減少。しかし駆動時間の長さを実測してみると、やはりモデルによって『数時間程度』は連続駆動時間に差がある事が分かりました。今回はその実測結果をお届けしたいと思います!
駆動時間の計測にはPCMarkのbattery life利用
駆動時間の計測に利用したのは『PCMark』というアプリの中に含まれる『battery life』。『Webブラウジング』『動画や写真の編集』『文書データ作成』『画像や文字、バーコードの認識』等を想定してスマートフォンを自動操作し、100%から20%まで電池が減るのにかかった時間を教えてくれます。
battery life実測結果一覧
Snapdragon 720G搭載モデルは駆動時間が長目
最も駆動時間が長かったのはXiaomiの『Redmi Note 9S』で『25時間31分』を記録。続いてSHARPの『AQUOS sense 4』が『24時間35分』、楽天モバイルの『Rakuten Hand』が『18時間57分』と続きます。
これら3モデルの共通点は、Socに『Snapdragon 720G』を搭載。プロセスサイズが8nmと小さめであったり、CPUの構成が高効率重視である事が連続駆動時間を長くするのに大きな影響を与えています。
Socのプロセスサイズが駆動時間の長さに影響
『OPPO A73』は『Snapdragon 662』、『OPPO Reno3 A』は『Snapdragon 665』を搭載。プロセスサイズが『11nm』とやや大きめなので『Snapdragon 720G』搭載モデルと比較して電力効率は低め。電池容量は4千mAh程度とそれなりに大きめながらも『2,750mAh』の『Rakuten Hand』より駆動時間は短めという結果に。
ちなみに『Snapdragon 720G』搭載モデルは駆動時間が長いだけでなく処理能力も高め。『お値段以上』の高性能スマートフォンを探している人にお勧めです。
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