2021年11月5日、グローバルメーカーXiaomi（シャオミ）は日本市場に『Xiaomi 11T』『Xiaomi 11T Pro』という2台のハイエンドスマートフォンを同時に投入しました。
Xiaomi 11TとXiaomi 11T Proは同じデザインを採用しているので、ぱっと見は違いが分かりません。ただしSocはXiaomi 11TがMediaTekの『Dimensity 1200-Ultra』で上位モデルのXiaomi 11T ProはQualcommの『Snapdragon 888』。この部分は明確に違います。
Xiaomiより
Socには『CPU』『GPU』など主要なプロセッサが集積。スマートフォンの核となる部分です。Socがスマートフォンの全てを左右すると言っても過言ではありません。
Xiaomiより
Dimensity 1200-UltraとSnapdragon 888ではSnapdragon 888の方が高性能。スマートフォンの性能を追求し、お金に余裕があるのであればXiaomi 11T Proを選択すべき。ただし予算を抑えつつハイエンド並の高性能モデルが欲しいという人にはXiaomi 11Tの方がお勧め。
Xiaomi 11Tの競合となるのが、Snapdragon 870を搭載する『moto g100』『Black Shark 4』。両モデルは処理能力に優れますが、カメラはミッドレンジ程度というのが弱点。『ゲームプレイがメイン』と目的が明確であれば良いですが、トータル性能を求めるとやや物足りなさを感じるはず。
Xiaomi 11T（Dimensity 1200-Ultra）のAnTuTu benchmarkスコア
moto g100、Black Shark 4に近い処理能力を持ちつつ、メインカメラには大型イメージセンサーを搭載し、1億800万画素の超高解像度撮影を可能とするのがXiaomi 11T。Xiaomi 11T Proと同様にHEIF形式に対応しているのも特徴です。
さらにディスプレイは10bit（10億色以上の表示が可能）。10bit対応のHEIFデータを階調豊かに映し出します。最大120Hzのリフレッシュレートが画面の動きが滑らかに。タッチサンプリングレートも最大480Hzとゲーミングスマートフォン並の高感度。文句のつけようがないハイエンド仕様。これは見た瞬間、触れた瞬間に分かります。
投稿が見つかりません。MediaTekのSocはQualcomm製と比較してコストが安いので、ハイエンドスペックを保ちつつ『54,800円（税込）』というミッドレンジ並の市場販売価格を実現出来たのは、間違いなくこのSocのお陰といえるでしょう。
最大67Wの急速充電は一度慣れたら快適すぎて他社のスマートフォンが使えなくなるレベル。ミッドレンジとは明らかに違うワンランク上のハイエンドをミッドレンジ価格で。Xiaomi 11Tでスマートフォンの新境地を体験してみませんか？
Xiaomi 11Tの主な仕様
| Xiaomi 11T | |
|---|---|
| Soc | Dimensity 1200 Ultra（6nm） |
| 容量 | 8GB/128GB
|
| 電池 | 5,000mAh（最大67W急速充電） |
| 重量 | 203g |
| 画面 |
|
| カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
| NFC | 対応 |
| センサー | 近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロスコープ|、電子コンパス、リニアモーター、IRブラスター、バロメーター、色温度センサー |
| オーディオ | デュアルスピーカー（Dolby Atmos対応） |
| SIM | nano SIM×2スロット |
| OS | MIUI 12.5、android 11 |
Xiaomi 11Tにお勧めなSIM
- 5G：NSA + SA をサポート
- 5G：n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78
- 4G：LTE FDD：B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
- 4G：LTE TDD：B38/40/41/42
- 3G：WCDMA：B1/2/4/5/6/8/19
- 2G：GSM：850 900 1800 1900 MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G：Band1（◎）、Band3（◎）、Band19（◎）
- 5G（sub6）：Band n77（◎）、Band n78（◎）、Band n79（×）
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G：Band1（◎）、Band3（◎）、Band8（◎）
- 5G（sub6）：Band n77（◎）
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G：Band1（◎）、Band3（◎）、Band18（◎）、Band41（◎）
- 5G（sub6）：Band n77（◎）、Band n78（◎）
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G：Band3（◎）、Band18（パートナー回線）（◎）
- 5G（sub6）：Band n77（◎）