スマートフォンで撮影した写真をパソコンやタブレットで拡大表示した時に、手ブレはしてないのになんだか『ボケている』と感じた事はありませんか?それはピントが合っていないから。俗にいう『ピンボケ』の状態です。
スマートフォンのカメラには通常、タップした位置に自動でピントを合わせる『オートフォーカス』機能が備えられています。しかし端末によってその精度はバラバラ。
また、オートフォーカス自体はしっかりしていても、ピントを合わせてから手が動いてしまうとピント位置がずれ、結果的にピンボケした写真に。『ピントがしっかり合った写真を撮る』というのはなかなか難しいのです。
被写体が大きめであれば、オートフォーカスでピントを合わせやすいですし、目視でピンボケしているかがある程度確認出来ます。しかし広角の場合は分かりづらいですよね。
Xiaomiのスマートフォンにはピントが合っている箇所をリアルタイムで示してくれる『フォーカスピーキング』という機能が備えられています。フォーカスピーキングは広角撮影時にも大活躍!今回は同機能の使い方を作例と共に解説していきたいと思います。
フォーカスピーキングを使うには、まず撮影モードを『プロモード』に切り替える必要があります。プロモードは『WB(ホワイトバランス)』『F(フォーカス)』『S(シャッタースピード)』『ISO』『EV(露出)』『レンズ』を手動で調整可能。
手動による調整が不要な無い場合は『AUTO』に設定しておけば良いので、『プロモードだから』と身構える必要はありません。Xiaomi 11T Proの様なハイエンドだけでなく、廉価なエントリーモデルXiaomi Redmi 9Tでも使用可能です。
プロモードに設定したら、右上のアイコンからメニューを開きフォーカスピーキングを『ON』にします。
こちらはフォーカスピーキングがOFFの状態。ピントがどこに合っているかが分かりません。
フォーカスピーキングをONにするとご覧の通り。ピントの合っている部分が赤く変化。かなり細部までしっかりピント合わせが行われている事が分かります。これなら広角でもピントの確認が容易に。
【Xiaomi Mi 11 Lite 5Gのメインカメラで撮影】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/255、ISO:50、焦点距離:4.70mm
フォーカスピーキングは『超広角カメラ』や『高解像度撮影モード』にも有効です。まずは超広角カメラ。『LENS』を『WIDE(メインカメラ)』から『UW(超広角』に切り替えます。メインカメラと変わらずかなり細部までフォーカス。
【Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの超広角カメラで撮影】F値:2.2、シ ャッタースピード:1/564、ISO:50、焦点距離:1.65mm
データ量が大きくなるのでピンボケは極力避けたい『超高解像度モード』。今回はXiaomi Mi 11 Lite 5Gの『6,400万画素』で撮影。ちなみに超高解像度モードもプロモードから設定します。
【Xiaomi Mi 11 Lite 5Gのメインカメラで撮影(6,400万画素)】F値:1.8、シ ャッタースピード:1/219、ISO:50、焦点距離:4.70mm
手前の芝生から、かなり遠くにある木々や鉄塔まで広くフォーカスしているのが分かります。ピントがしっかり合っているので全体がクリア。拡大すると鉄塔の細部までディテールを確認出来ました。
これまで広角撮影時はどこにピントが合っているのかイマイチ分からなかったので、何枚か撮って一番しっくりくるものを選んでいました。フォーカスピーキングを使えば『無駄撮り』が激減しそうな予感。Xiaomiのスマートフォンを所有している人は是非試してみてください。広角画像のクオリティが確実に上がりますよ!
フォーカスピーキング機能が使えるXiaomiのお勧めスマートフォン
Xiaomiより
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