単身引越しの強い味方『楽天モバイル』！テザリングし放題だから光回線が一時的に使えなくなってもネット環境を維持出来る。

引越しをする際は『光回線』が一時的に使えなくなります。繁忙期は申し込みが殺到するので、プロバイダーから連絡がくるまでに1週間以上待たされる事も。さらにそこから工事が行われるまでに数週間からそれ以上。開通までに1ヶ月はかかると考えておくのが無難です。

プロバイダーによってはWi-Fiルーターの貸し出しを行なっているところもありますが、それを基準にすると業者の選択肢を狭めることに。

光回線を使えない期間に、代用としてお勧めしたいモバイル通信サービスが『楽天モバイル』。楽天回線の人口カバー率が『96%（2022年2月4日時点）』まで広がり、高速通信可能なエリアが大幅に拡大しました。

楽天モバイルは『NTTドコモ』『Softbank』『KDDI（au）』と同じ通信キャリアに分類されます。通信キャリアは帯域や回線をユーザーに直接提供。それらをレンタルしているMVNOと比較して、時間帯を問わずに安定して高速通信を行う事が可能です。

ただし楽天モバイルの場合は帯域が『1.7GHz（実用的な4Gの場合）』に限定されるので、山間部や一部建物内では電波が届きにくいという弱点も。ただし基本料金の安い『povo 2.0』や『OCNモバイルONE』とデュアルSIM運用すれば、電波途切れは回避出来ます。

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テザリング用途で使用する場合は、ルーターの役割を果たす端末の置き場所が重要に。必ず何箇所かで速度を実測（速度を測るのはWi-Fi接続して使用するパソコン等）し、速いポイントを見つけましょう（基本的には窓際がお勧め）。

テザリングを含めたデータ通信が実質『使い放題』であることも、楽天モバイルを使用する大きなメリット。光回線の代用なのでテザリング時のデータ容量はかなり重要。『Softbank』『KDDI（au）』は『30GB』という制限があるので代用には不向き。

	NTTドコモ	Softbank	au	楽天モバイル
データ量	無制限	無制限	無制限	無制限
基本料金	7315円	7238円	7238円	3278円
テザリング	対応	対応※30GB	対応※30GB	対応
通話料金	22円／30秒	22円／30秒	22円／30秒	0円※Rakuten Link 使用時
5分かけ放題	770円	880円	770円	なし
24時間かけ放題	1870円	1980円	1870円	なし
契約事務手数料	3300円※オンラインショップで手続きの場合は無料	3300円※オンラインショップで手続きの場合は無料	3300円	0円
契約解除料	0円	契約状況により異なる	3300円	0円
MNP転出手数料	2200円、3300円	0円	3300円	0円

基本料金の安さも4社の中でダントツ。電波の弱さはありますが、半額以下というのは何よりもの魅力。楽天モバイルは契約の際に発生する手数料に加え、データ通信『1GB』までは基本料金が『0円』。解約にも料金は発生しないので、リスクなしで自分の環境に合っているかを確認出来ます。

3月14日にMMD研究所が発表した『2022年3月MNOの満足度調査』において『料金部門』と『サービス部門』で楽天モバイルは見事『1位』を獲得。通信品質部門（9位）、顧客サポート部門（6位）を含めた『総合満足度』でも『1位』。利用環境さえ合えば『コストパフォーマンス最高』という事ですね。

私は5日間『楽天モバイル』のみで生活をしてみましたが、正直光回線なしで『いける』と実感しました。1日の通信量が『10GB』を超えると速度が『3Mbps』程度に規制されると一部のメディアが報じていますが、大画面で動画を観たり（フルHD解像度）かなりヘビーに使っても10GBには届きませんでした。

壁など遮蔽物が増えると速度が低下してしまうので、『家族が別々の部屋で使う』といった用途には適していません。あくまで『単身の引越し』がメインになりますが、予定している人はひとまず『楽天モバイル』を保険として契約してみては。安心感が増しますよ。

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