Androidスマートフォンユーザーが羨むiPhoneの『MagSafe』。Appleが開発した磁気ワイヤレス充電技術です。同技術に対応するモバイルバッテリーを背面に取り付ければ、充電しながらiPhoneを利用することも可能です。
私はiPhone 13を所有していますが、日常的に使っていないこともあり、これまで『MagSafe』に対応するアクセサリーを買ったことがありませんでした。しかしAmazonで『Magsafe対応』と書かれたPixel 7a用のケースを見つけてから、一気に興味が強まりました。
Pixel 7aはAシリーズではじめてワイヤレス充電に対応。デフォルトの状態だと当然MagSafeを使うことは出来ないので、ケース側で磁石の部分を追加しているのでしょう。
ケースメーカーは有名所の『TORRAS』。Pixel 7a用のMagSafe対応ケースは、ケース型モバイルバッテリーのカテゴリーでベストセラー1位(2023年6月2日時点)。評価も☆4.6と申し分なし。ただし価格は『3,980円(税込)』と、通常のケースよりはやや高めです。
購入するつもりでカートに入れたのですが、注文を確定する前にふと疑問が浮かんだのです。『マグネットだけ追加したらどうなるのか?』と。
調べてみたところ、『磁気増強 ユニバーサルリング ワイヤレス充電対応キット』というアイテムを見つけました(AmazonブランドのEonoから)。『磁気増強』と書いてあるので、そもそも標準でMagsafeに非対応のPixel 7aでは機能するのか?
販売価格は磁石6個入りで『899円(100円割引クーポン適用)』と激安。『安牌(TORRASのケース)にしておけば良かった』と後悔するハメになるかもしれませんが、ベストセラー商品を『ちゃんと使えました!』とレビューして面白くないですよね。人柱覚悟で磁石を単体購入!
899円で6個入りなので、磁石1つは約『150円』。これでPixel 7aを『MagSafe化』出来たらとんでもないコストパフォーマンス。普段磁石部分がむき出しだと見た目が悪いので、勇み足ながらマグネット式のスマホリング(999円)も追加。
まずはスマホリングから開封。イメージ画像のメタリックな雰囲気とは異なるマットな仕上がり。指紋が目立たないからこれはこれで良いかも。
『Magnetic・・・』というシルクプリントは必要ないですね。気が向いたらやすりをかけてみるか。作り自体はしっかりしていてそこは一安心。
続けていよいよPixel 7aの『MagSafe化』。増強キットは磁石に加えてiPhone(iPhone 13 Proまで)に取り付ける用のガイドもセットになっています。説明をパッケージ内に印刷してコスト削減。Amazonブランドらしいですね。
スマホリングに付属していた磁石と比較すると、『増強磁石』の方が厚みあり。流石磁力を強めるためのもの。試しにスマホリングを近づけてみると、『バチン!』と音が鳴るほど勢いよくくっつきました。
裏面は3Mの両面テープ。増強磁石を貼り付けるのは、Googleストアで購入した純正のかわいらしいケース。プリント部分が若干凹凸になっているので、貼り付けには恐らく不向き。3Mがどこまで頑張ってくれるか。
Googleストアの話では、充電コイルはGロゴマークの少し上あたりが中心になるとのことでした。よって気持ち上(見た目が悪くならない程度)に貼り付け。
Pixel 7aのカラーが『Sea』、ケースがクリアなので黒い磁石は違和感あり。ケースがブラックであればそれなりに格好良くなるかも。今度機会があれば試してみます。あくまでMagSafeが機能すれば・・・ですが。
まずはスマホリングを取り付けてみました。抜群の安定感!『充電出来なくてもこれで満足!』と一瞬思ってしまいました。片手で持ち上げてもビクともしません。
磁力が強いので『取り外す時に苦労しそうだな』と思いましたが、『引っ張る』ではなく『回転させながらずらす』やり方で簡単に外れました。
ここで検証の為に購入した、『MagSafe対応モバイルバッテリー』の登場。ケースメーカーとして有名な『ESR』のもの。『3,999円(税込)』は今回購入した中でもっとも高額。仮にPixel 7aを磁気充電出来なかった場合は、『磁石がついた割高なスタンドつきバッテリー』と化します。
Pixel 7aを近づけると、スマホリング同様に『バチン!』と音を立ててくっつきました。ここで何の反応も起きなければ『終了』。
MagSafe対応モバイルバッテリーとPixel 7aが接続されたとほぼ同時に、ボワーンという音が鳴り充電のパーセンテージが表示されました。150円の『増強磁石』により、Pixel 7aの『MagSafe化』に成功した瞬間です!
磁力が強いので、バッテリーからPixel 7aが滑り落ちそうな気配は一切なし。安定してiPhoneの様に充電しながら使えます!
ただし元々のワイヤレス充電性能が高くないPixel 7a。30分経過して増えた電池の量は『9%』。速度には物足りなさを感じます。もっとも、本体の電池もちを補助する『ながら充電』が主な使い方であれば、この部分はあまり重要ではないかもしれません。
MagSafeに対応するモバイルバッテリーは、『パススルー』かどうかがとても重要(殆どの製品は仕様部分に記載あり)。通常充電中のモバイルバッテリーにスマートフォンを接続すると、モバイルバッテリーの中を一度通ってからスマートフォンに出力を行います。
『パススルー』では電池の中を通らずに直接スマートフォンを充電する(一定の出力が必要な場合あり)ので、モバイルバッテリーを劣化させずにすみます。2WAY仕様といったところですね。
ESRのMagSafe対応モバイルバッテリーはパススルーなので、マグネット式充電スタンドとしても機能。磁気充電を普段使いしたいのであれば、増強キットによるカスタムより電力効率が高そうな、『TORRASのMagSafe対応ケース』を購入した方が良いかもしれません!
【今回の記事で使用したアイテムまとめ】
- Google Pixel 7a
- 磁気増強 ユニバーサルリング ワイヤレス充電対応キット
- マグネット式のスマホリング
- MagSafe対応モバイルバッテリー
Google Pixel 7a(G82U8)にお勧めなSIM
- 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 25 / 28 / 38 / 40 / 41 / 66 / 75 / 76 / 77 / 78 / 79
- LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 28 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 66
- UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
- GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
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