GoogleがAndroid 12(正式版)の配信を、自社端末となるPixel 3、Pixel 3 XL、Pixel 3a、Pixel 4、Pixel 4a、Pixel 5、Pixel 5aに開始しました。年内に『Xiaomi』『Realme』『Oppo』『OnePlus』『Vivo』『Tecno』の端末にも順次アップデートが提供される予定。
#Android12 delivers an effortless experience. New features and updates make it easier to kick-start gaming, extend screenshots and move memories and data between phones. pic.twitter.com/GUvrF9EuLa
— Android (@Android) October 19, 2021
Android 12ではCPU使用率を22%削減。XiaomiはMIUI12.5へのアップデートによりCPUの使用率を同じく22%削減しています。先日2020年モデルとなるRedmi Note 9Sの日本版がMIUI 12.5にアップデート。ユーザーから『動作が軽くなった』という投稿が散見されました。
MIUIアップデート完了!
かなりヌルサクになった
これでもうしばらく戦える😊 https://t.co/V6JLWSM1oO— northernstone (@northernstone_) October 14, 2021
【朗報】シャオミのRedmi Note 9S日本モデルが遂にMIUI 12.5へとアップデート!システムが軽量高速化! https://t.co/kOF6GbdZSG
確かにヌルヌルしてる感じだな。。。
— とも (@make_tomo) October 13, 2021
【朗報】シャオミのRedmi Note 9S日本モデルが遂にMIUI 12.5へとアップデート!システムが軽量高速化! https://t.co/6UVTEBCukc Twitterやってるとまじで早い、スナドラ845機に戻したくらいの錯覚に浸れる
— こだま🍊⛵ (@gmt0900) October 13, 2021
今後MIUIがAndroid 12ベースになればXiaomi端末はさらに軽量化される事になります。楽しみですね。今回はAndroid 12にアップデートしたPixel 5aを使用して、実際にどの程度性能がアップしているかをAntutuベンチマークで検証しました。
まずはAndroid 11の計測結果から。CPUが『105583』、GPUが『99399』、MEMが『66767』、UXが『91660』となっています。続けてAndroid 12。
なんとトータルスコアが『363409』から『359832』にダウンしています。
これはGPUの『Terracotta-ヴァルカン』がメモリ不足で測定不能となっているから。他の端末でも稀に起こる現象です。
再起動直後に計測するとメモリ不足を回避出来ます。これはAntutuの問題なのか、それとも端末側の問題なのか原因は不明。再起動後に計測すると、トータルスコアは『388614』まで上昇。CPUスコアが6千程度、さらにアプリの動作速度を示すUXスコアも9千程度アップしています。システムレベルでの性能アップとしては素晴らしい内容かと。
CPU使用率の削減は、高額なハイエンドより低価格なエントリーモデルの方が恩恵を受けやすい傾向にあります。ハイエンドは元々CPUの性能に余裕があり、使用率を削減しなくても十分動作速度が速いからですね。
Android 11ではギリギリのCPU使用率で動作していたスマートフォンが、Android 12にアップデートする事で動作が快適になる可能性も。そういった意味でもOSのアップデートというのはとても重要です。
Android 12の配信と共に予約の受付が開始された『Pixel 6』『Pixel 6 Pro』は、米国Googleストアでの提供開始日から3年間(2024年10月まで)のOSアップデート、5年間(2026年10月まで)のセキュリティアップデートが保証されています。
Androidはこれまで1年に1度のペースでメジャーアップデートを行っているので、Android12からAndroid15までは使えるという事になります。OSアップデート期間は2024年10月迄ですが、実質2025年までは最新のAndroid OSが使用可能。その頃には更に進化したPixelが登場している筈なので、期間としては十分ではないでしょうか。
今回はハイエンドのリリースとなりましたが、先述している通りOSのアップデートにより恩恵を受けやすいのはスペックが低いスマートフォン。Snapdragon 480 5Gを搭載するRedmi Note 10 JE、OPPO A54 5GあたりはAndroid 12へのアップデートにより化けそうな予感!
Pixel 5、Pixel 5a(5G)のスペック&価格比較
Pixel 5 | Pixel 5a | |
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Soc | Snapdragon 765G 5G | Snapdragon 765G 5G |
容量 |
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電池 | 4,000mAh(有線:最大18W充電、無線:最大12W充電) | 4,680mAh(有線:最大18W充電) |
重量 | 151g | 183g |
画面 |
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カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
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メインカメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
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防水防塵 | IP68 | IP67 |
オーディオ |
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おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
価格 | 74,800円 | 51,700円 |
Google Pixel 5a(5G)の対応周波数帯に関する情報
- 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 28 / 40 / 77 / 78
- LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
- UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
- GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
docomoの周波数帯対応状況(グローバルモデル)
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)