続けてAnTuTu Benchmark(10.4.0)で、負荷の重いストレステストを15分間実行。『ダイレクト給電』が実際に行われているのであれば、『充電時』は電池温度の上昇が抑えられるはず。
端末名 | 充電なし | ダイレクト給電 |
AQUOS sense8 | 21.6度→33.3度 | 22.1度→34.4度 |
AQUOS sense9 | 22度→36度 | 22度→37度 |
ストレステストは『ダイレクト給電』の効果を体感出来ない結果に。『AQUOS sense8』『AQUOS sense9』どちらにおいても、ダイレクト給電時の方が高い電池温度表示となっています。
ダイレクト給電中は電池残量に変化無し。しかしこれが『電池を介さず直接給電』していることの証明にはならず、温度上昇の部分を鑑みれば、どうしても『同じ残量表示を維持しているだけ』に見えてしまう。
続けて負荷の重い3Dゲーム『原神』をグラフィック設定『最高(60fps)』に設定し、『充電なし』『ダイレクト給電』の状態で約10分プレイ(AQUOS sense8使用)してみました。
充電なし | ダイレクト給電 | |
平均フレームレート | 32fps | 28fps |
最大フレームレート | 44fps | 42fps |
『平均フレームレート』『最大フレームレート』どちらにおいても、『ダイレクト給電』が充電なしを下回っています(どちらもしっかり端末を休ませてから近い環境でプレイ)。
AQUOS sense9は『オープンマーケット版』に優位性。キャリア版に無い大容量モデルを選択可能
『NTTドコモ』『au』『SoftBank』といった通信キャリアでは、2024年11月7日(水)から『AQUOS sense9』の発売を開始します。オープンマーケット版(SH-M29)の発売開始...
『充電しながら負荷の重い3Dゲームをプレイする』というのは、発熱要因が『2つ』重なり高い確率でパフォーマンスが著しく低下。
ダイレクト給電に固執しなければ、『電池残量を減らさずに、かつ大きくパフォーマンスを落とさず原神(端末のスペックを大きく超えるグラフィック設定)をプレイ出来ている』といった見方も出来ます。