senseシリーズ離れしたAQUOS sense9のアップグレード1:miyake designの監修による筐体デザイン
ハード部分に関しては、間違いなく旧世代から劇的な進化を遂げたAQUOS senseシリーズ。しかし『見た目』に関してはどうでしょう。『垢抜けた』とは言い難い、ややクラシックなデザインがAQUOS sense8までは継承されていました。
レンズのレイアウトや装飾に拘るメーカーが増える中、AQUOS sense8はど真ん中にメインカメラのレンズを『ドン!』と配置。一応バランスはとれているのですが、それが洗練されているかと聞かれれば『?』が浮かびます。
フロントカメラは『パンチホール』が主流となる中、頑なに『しずく型』を踏襲。あまりに変わらないので、それがAQUOS senseシリーズのシンボルのようにも感じていました。
AQUOS sense9では『三宅一成』氏が設立したmiyake designの監修により、筐体デザインが一新。カラーラインナップは『Blue』『Greige』『Coral』『Green』『White』『Black』。iPhone 16シリーズを超える全6色の豊富なバリエーションを用意。
これには『毎日常に身近にあるスマートフォンを服や手帳のように身の回りにあるお気に入りのもののような存在にしたい(miyake designより)』という、AQUOS R9のコンセプトが引き継がれているようです。
カメラは真ん中から『左上』へと移動し、『レンズ』『フラッシュ』『ロゴ』などを絶妙な位置にレイアウト。カラーによっては背面と色を分ける拘りも。『単調さが無くなった』というのが一番大きいですね。流石デザイナーズ。
そしてシンボル化していた『しずく型フロントカメラ』も、AQUOS sense9ではようやくパンチホール化。 AQUOS sense8では下部分が広く、バランスが悪かった『ベゼルの幅』も調整されてますね。
『見た目だけのスマートフォン』を買ってしまうと高い確率で後悔。しかしAQUOS senseシリーズの場合は『中身の強化』から先に入っています。満を持して『見た目』にも着手。中身に『見た目』が加わったAQUOS sense9。これは強いぞ!