
2024年10月29日、シャープ株式会社がミドルクラスの最新スマートフォン『AQUOS sense9』をリリースしました。
カラーは『ブラック』『ホワイト』『グリーン』『コーラル』『グレージュ』『ブルー』の6色展開。日本における発売開始は2024年11月7日より順次となっています。
AQUOS sense9は家電量販店・ECモールに加え、『楽天モバイル』『NTTドコモ』『au』『UQモバイル』『SoftBank』『J:COM MOBILE』『mineo』といった通信業者も取り扱いを行っています。
各販売チャネルの発売価格(6GB/128GB)は下記の通り(2024年10月30日時点)。
| 販売価格(税込) | キャンペーン(応募必要) | SIM契約事務手数料(税込) | |
| NTTドコモオンラインストア | 67,100円 | dポイント2,000ポイント | 0円 |
| SoftBankオンラインショップ | 69,840円 | PayPayポイント2,000ポイント | 0円 |
| auオンラインショップ | 64,900円 | 2,000円キャッシュバック | 3,850円 |
| UQモバイル | 64,900円 | 2,000円キャッシュバック | 3,850円 |
| 楽天モバイル | 57,900円 | 2,000円キャッシュバック | 0円 |
| J:COM MOBILE | 68,640円 | 2,000円キャッシュバック | 3,300円 |
| mineo | 57,024円 | 2,000円キャッシュバック | 3,300円 |
| 楽天市場 | 65,230円~ | 2,000円キャッシュバック | – |
キャッシュバックキャンペーン・SIM契約事務手数料を含めた実質価格がもっとも安いのは、楽天モバイル(カラーはブルー、ブラック、ホワイトの3色)で『55,900円』。同社ではすでに予約を受け付けていますが、発売開始予定日は他の通信キャリアから少し遅れた2024年11月21日(木)午前9時。
楽天モバイルでは、Rakuten最強プランの契約者(初めて契約以外も対象)に『最大14,000ポイントプレゼントキャンペーン』を実施中。
同キャンペーンは2024年5月31日(金)に終了予定でしたが、2024年10月30日(水)時点ではその期間を延長中(終了日未定)。
私は『契約者数黒字化目標達成』までの施策だと考えています。先日『楽天モバイル契約者数800万回線突破』を報告した同社。いつキャンペーンが『終了』となっても不思議では無い状況。
ちなみに同キャンペーンへの申し込みはやや特殊で、公式ページのキャンペーン項目では紹介されていない三木谷会長の紹介リンク(お申し込みはこちらボタン)から楽天IDにログインして8日以内に申し込みを行う必要があります。
過去に楽天モバイルを解約して他社から乗り換えで再契約したい人向け(最大14,000ポイント)
『55,900円』から14,000円相当のポイント分を差し引くと、AQUOS sense9が実質『41,900円』。安いという次元を超えてきます。
ちなみに、楽天モバイルではAQUOS sense8を『63,800円(税込)』で販売中。AQUOS sense9の販売価格は、旧世代を下回っているということです。
価格が安いということは、もしかしたらコスト高の影響を受けすぎて『スペックダウン』しているのでは?AQUOS sense8とAQUOS sense9の主なスペックを比較してみましょう。
| モデル名 | AQUOS sense9 | AQUOS sense8 |
| Soc | Snapdragon 7s Gen 2(4nm) | Snapdragon 6 Gen 1(4nm) |
| 容量 | 6GB/128GB | 6GB/128GB |
| 電池 | 5,000mAh | 5,000mAh |
| 重さ | 約166g | 約159g |
| 充電時間 | 約100分(ACアダプターSH-AC05使用時) | 約160分(ACアダプターSH-AC05使用時) |
| 画面 |
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|
| カメラ | リアカメラ
フロントカメラ
| リアカメラ
フロントカメラ
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| オーディオ | ステレオ(デュアルスピーカー:BOX構造) | モノラル(シングルスピーカー) |
| イヤフォンジャック | 非対応 | 対応 |
| Bluetooth | 5.1 | 5.1 |
| おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
| 位置情報 | GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS(みちびき) | GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS(みちびき) |
| Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
| SIM | nanoSIM/eSIM DSDV | nanoSIM/eSIM DSDV |
| 防塵防水 | IP68 | IP68 |
| MIL規格 | MIL-STD-810H準拠 | MIL-STD-810H準拠 |
| DisplayPort v1.4(有線映像出力) | 対応 | 対応 |
| 認証 | 顔認証(マスク対応)、指紋認証 | 顔認証(マスク対応)、指紋認証 |
- ディスプレイをIGZO有機ELからPro IGZO有機ELに刷新(AQUOS senseシリーズでは初採用)。従来比で約4倍明るくなり見やすさが向上
- ディスプレイの最大リフレッシュレート(1秒間に画面を書き換え可能な回数)は90Hzから120Hzに(1Hz~120Hzで自動制御)。画像の間に黒画像を挿入し、最大240Hzまで滑らかに表示することも
- スマートフォンの処理能力を決めるSocをSnapdragon 6 Gen 1からSnapdragon 7s Gen 2に刷新
- メイン(広角)カメラの手ブレ補正を強化。光学式に加え、同シリーズで初めてSmart EIS(電子式手ブレ補正)を導入
- 超広角カメラの解像度が800万画素から5,030万画素に高解像度化。約2.5cmまで被写体に寄って撮れるマクロ撮影にも対応
- フロントカメラの解像度が800万画素から3,200万画素に高解像度化。ナイトモードもサポート
- フル充電にかかる時間が約160時間から約100時間に大幅短縮(ACアダプターSH-AC05使用時)
- シングルスピーカーがデュアルスピーカーになりステレオ化。下部にBOX構造を取り入れることで音圧の増した迫力あるサウンドを実現
- 三宅一成氏が設立したmiyake design監修による新しい筐体デザインを採用
AQUOS senseシリーズのディスプレイは『IGZO(液晶)』➡『IGZO有機EL』と順当に進化。そしてAQUOS sense9ではついに、上位モデルのみが採用していた『Pro IGZO有機EL』を搭載。
最大リフレッシュレートは90Hzから『120Hz』へと向上。フレーム間に黒画像を挿入して滑らかさを高める機能は、AQUOS sense8の最大180Hzから『240Hz』で描画可能に。
ピーク輝度も『2,000nit』までアップと、ディスプレイに関してはミドルクラスの片鱗が無くなった(ハイエンドスペック)印象です。
AQUOS sense8が搭載しているSnapdragon 6 Gen 1は、『Snapdragon 695 5G時代』を突破したSoc。一般的な使い方であれば、ストレスを感じない程度のCPU(脳となる部分)性能を持ちます。

AQUOS sense9では同Socが踏襲されるかと思いきや、『Snapdragon 7s Gen 2』にアップグレードのサプライズ。CPU(脳となる部分)に加え、やや物足りなさが感じられた『GPU(主に画像処理を担当)』を積極的に強化しています。
メイン(広角)カメラにスペック上の大きな変化は見られませんが、光学式手ブレ補正に加えて『Smart EIS(電子式手ブレ補正)』をシリーズ初採用。HDRや動画撮影時の画質向上を期待出来ます。
超広角カメラは800万画素から『5,030万画素』に高解像度化。ギリギリ(約2.5cm)まで被写体に寄って撮影可能な『マクロ撮影』もサポート。
フロントカメラも『3,200万画素』に解像度を高めつつ、夜景画質を向上させる『ナイトモード』に対応。AQUOS sense9ではサブカメラの強化が重点的に行われた印象です。
AQUOS senseシリーズの短所として捉えられていた『充電』部分にもメスが入りました。SH-AC05を使用してフル充電にかかる時間が、約160分から『約100分』に大きく短縮。
SH-AC05の最大W数は『27W』。AQUOS sense9が対応する最大給電W数は『36W』と記されているので、充電器を変えることでさらに時間を短縮出来るかもしれません。
そして長らく継続されてきたシングルスピーカーが遂に『デュアル化』。AQUOS sense9では『ステレオ再生』が可能になりました。
下部をBOX構造にして『音圧を増す』というギミックが加えられており、単純にスピーカーを増やしただけでは無いところに、SHARPの本気がうかがえます。
やや古めかしかった筐体デザインは、無印良品や±0の家電デザインなども手掛ける、三宅一生氏が設立した『miyake design』の監修により一新。良い意味で『senseシリーズらしさ』が無くなりました。
AQUOS sense9がAQUOS sense8からダウングレードした部分
- イヤフォンジャックが非搭載
- 重量が約159gから約166gに増量
AQUOS senseシリーズからもついに『イヤフォンジャック』が消滅。手持ちの有線イヤフォンやヘッドフォンを使う場合は、USB Type-C➡イヤフォンジャック変換アダプタが必要になります。
先述している通り、『miyake design』の監修によって新たに構築されたAQUOS sense9のデザイン。それに伴ってか、重量は約159gから『約166g』へと増量。
AQUOS sense8から『約7g』重くなっているのは確かですが、そもそも約166gは重い部類に入るのか。他端末と比較してみましょう。
| 端末名 | 画面サイズ | 電池容量 | 重量 |
| moto g64 5G | 6.5インチ(液晶) | 5,000mAh | 約177g(バニラクリーム:約180g) |
| Redmi Note 10T | 6.5インチ(液晶) | 5,000mAh | 約198g |
| Pixel 8 | 6.2インチ(有機EL) | 4,575mAh | 約187g |
| Pixel 8a | 6.1インチ(有機EL) | 4,492mAh | 約188g |
| OPPO A79 5G | 6.7インチ(液晶) | 5,000mAh | 約193g |
| Redmi 12 5G | 6.8インチ(液晶) | 5,000mAh | 約200g |
| AQUOS R9 | 6.5インチ(有機EL) | 5,000mAh | 約195g |
| OPPO Reno11 A | 6.7インチ(有機EL) | 5,000mAh | 約177g |
| Motorola edge 50 pro | 6.7インチ(有機EL) | 4,500mAh | 約186g |
| Xperia V | 6.1インチ(有機EL) | 5,000mAh | 約182g |
| AQUOS sense9 | 6.1インチ(有機EL) | 5,000mAh | 約166g |
6.1インチのPixel 8は『約187g』。Xperia Vも『約182g』。AQUOS sense9は重いどころか、同サイズの端末と比較して『軽い』部類に入ります。プラス7gであれだけ見た目が良くなっているのだから、この部分はダウングレードと言えないですね。
楽天モバイルについて
- 転入手続き申し込み時に必要なMNP予約番号期限:7日以上(WEBの場合)
- 開通手続き:My楽天モバイルから
- MNP開通手続きを行わなかった場合:MNP予約番号有効期限が過ぎて長期間開通手続きを行わないと申込みが消滅する可能性がある
- 切替受付時間:午前9時~午後9時まで
- 切り替えにかかる時間:受付時間内の申し込みは当日開通(受け取り直後や午後9時00分直前に手続きをした場合、当日中に完了せず、翌日の開通となる場合がある)
- 音声対応SIM基本料金:1,078円(税込)~
- 契約月の基本料金:日割りなし
- 通話料金:22円/30秒(電話回線)、0円(Rakuten Link使用)
- 15分かけ放題(電話回線):1,100円(税込)
- 無制限かけ放題(Rakuten Link使用):0円(税込)
- データ容量:3GB~
- 翌月くりこし:非対応
- 5G:対応
- 低速切り替え:非対応
- 通信回線:楽天、au(パートナー回線)
- eSIM設定方法(Android):https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001374/
- eSIM設定方法(iOS):https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/setting/ios/
- APN設定方法(楽天モバイルで購入した端末):https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/setting/
- APN設定方法(楽天モバイル以外で購入した端末):https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001495/?l-id=guide_faq
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