秋の夜長に読書を楽しむなら『Kindle Paperwhite』がイチ推しな理由。ちゃんと眠くなる電子書籍リーダー

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読書が大好きだけど夜に寝付けない人はKindle Paperwhiteを試してみよう

Amazonがメーカーとしてリリースしている電子書籍リーダー『Kindle』シリーズ。全モデル共通で、ディスプレイにはアメリカに拠点を置く『E Ink』社の電子ペーパー技術を採用。

スマートフォンなどが搭載している一般的な液晶ディスプレイは、LEDバックライトが背面から液晶を照らして画面を表示。この方式だとライトの光が直接目に入り込みます。

Kindleシリーズのディスプレイ(E Ink)は、上記と異なる『フロントライト方式』。背面ではなく前面から液晶を光で照らし、その反射を利用して表示するというもの。直接ライトが当たらないので、『目に優しい』といった特徴を持ちます。

Kindle 11世代

Amazonより

この目に対する優しさは、スマートフォンとKindleの画面を実際に見比べれば一瞬で認識出きます。私達はスマートフォンの画面を見ることに慣れ切っているので、いつの間にかそれが『普通』に。しかしKindleの後にスマートフォンを見ると、目に対する刺激の違いは明らか。

ディスプレイの違い

左がスマートフォンで右がKindle Paperwhite

青色の光を示す『ブルーライト』は、メラトニンという睡眠ホルモンを制御する作用を持ちます。長時間ブルーライトを浴び続けると、睡眠ホルモンが分泌されないので『ずっと昼間』だと脳が勘違い。

眠る前にスマートフォンで読書をしていて『中々寝付けない』という人は、Kindleに切り替えるかブルーライトが低減される『読書モード』を試しましょう(端末によっては搭載されていない場合あり)。

読書デバイス

Amazonより

印刷された本を読めばブルーライトの影響は受けない』と思うかもしれませんが、『蛍光増白剤(白い紙など)』が使われていると、反射時にブルーライトの量が増加。真っ暗闇で本を読む事は出来ないので、一概に『印刷物=目に優しい』とは言い切れないのです。

Kindleシリーズはライトが直接目に届かず、蛍光増白剤も使用していません。よって『眠る前に本を読むツール』として向いているのは間違いなし。

E Ink社のプレスリリースによると、『色温度』によりブルーライトの放出量が変わるとのこと。青みがかった『寒色』よりも黄褐色よりの『暖色』の方がブルーライトを削減。ブルーライトが青い光であることを鑑みれば、これは十分納得のいくもの。ちなみにスマートフォンの読書モードも、設定すると暖色よりの表示に変わります。

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一部のKindleデバイス(Kindle PaperwhiteKindle Paperwhiteシグニチャー エディションKindle OasisKindle Scribe)は『色調調節ライト』を備え、画面の明るさに加えて色温度を変えることも可能。

色温度調節

Amazonより

一番廉価な『Kindle』はこの色調調節ライトに非対応なので、『眠る前の読書が一番の楽しみ』という人は、少し高くてもKindle Paperwhiteを購入した方が良いかと。

Kindle Paperwhiteを購入するメリットは、色調調節ライトの搭載に留まりません。最上位の防水規格(IPX8)に準拠するので、お風呂の中でのんびり読書を楽しむことが出来ます。結果的に本を読む時間が増えて、コストパフォーマンスでKindleを上回るはず。

夜も読書

Amazonより

ブルーライト』『』を気にせず沢山の本を読めるKindle Paperwhite。一般的な文字主体の書籍であれば、巨大な本棚が無くてもデバイス内に『数千冊(8GBモデル)』保存可能。自分だけの書庫が、秋の夜長を最高の時間に変えてくれるでしょう。ちなみに私はKindle Paperwhiteで夜に本を読んだあと、ぐっすり眠れています。

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Kindleモデル別仕様比較

製品名KindleKindle PaperwhiteKindle Paperwhite シグニチャーエディションKindle Oasis
価格12,980円16,980円~21,980円~29.980円~
本体サイズ157.8 mm x 108.6 mm x 8.0 mm174 mm x 125 mm x 8.1 mm174 mm x 125 mm x 8.1 mm159 mm x 141 mm x 3.4-8.4 mm
重量約158g約205g約207g約188g
画面サイズ6インチ6.8インチ6.8インチ7インチ
容量16GB8GB/16GB32GB8GB、32GB
解像度300ppi300ppi300ppi300ppi
充電時間(付属アダプタ使用)2.5時間2.5時間2.5時間3時間
フロントライトLED4個LED17個LED17個LED25個
数週間持続バッテリー
ワイヤレス充電× ××
色調調節ライト
充電端子USB-CUSB-CUSB-Cmicro USB
防水機能×
ページ送りボタン×××
カラーブラック、デニムブラックブラックグラファイト
接続Wi-FiWi-FiWi-FiWi-Fi、Wi-Fi+無料4G

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瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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