開封レビューで高い満足感が得られたHuawei Honor 8Cですが、SocにはSnapdragonが搭載されています。通常Huaweiは自社の子会社であるHiSilicon製のKirinというSocを採用するので、Honor 8Cはそういった意味でとても希少なモデルと言えるでしょう!ゲームをするにはKirinよりSnapdragonの方が優れているので(最近Huawei端末にはGPU TURBOというアップコンバート機能がついているので一概にそうも言えなくなりましたが)、そういった意味でもSnapdragon搭載端末はオススメです。
今回は希少なSnapdragon搭載のHuawei端末、Honor 8Cの処理性能がどの程度のものなのか、ベンチマークテストを行って見ていきたいと思います!
Huawei Honor 8Cベンチマークテスト結果
Honor 8Cに搭載されているSocはSnapdragon 632。ミッドレンジモデル向けに開発されているものです。少し前までミッドレンジモデル向けSocのAntutuスコアは7万程度だったので、最新シリーズとなりどこまでそのスコアがアップしているのかも見どころの一つです。
Antutuのベンチマークトータルスコア
Antutuのトータルベンチマークは10万超え!価格設定が低めのミッドレンジクラスでもスコアが10万台になりました。少し前の端末から機種編すると、体感で処理速度が早くなったのを実感できるでしょう。
Antutuベンチマーク CPUスコア
【CPUとは】人間でいうと脳の部分です。CPUのスコアが高ければその端末は思考能力が高いということになり、複雑な処理も素早くこなします。
Honor 8CのCPUスコアは5万台。マルチスコアで高い数値を記録しています。5万台はエントリークラスのトータルスコアと同等ですね。
Antutuベンチマーク GPUスコア
【GPUとは】3Dなどの重いデータを処理するときに、CPUを助ける役割をしているのがGPUです。GPUのスコアが高いとCPUの負荷をうまく分散させることが出来るので、動作はより快適になります。
GPUはCPUと比較すると少し低めのスコアになっています。本来ゲームに最適なSnapdragonシリーズですが、このスコアだと重めのゲームには適していないかもしれません。
Antutuベンチマーク UXスコア
【UXとは】総合的な端末に対する使いやすさや満足度を数字で表しています。どういった用途で端末を選ぶかにもよりますが、何も分からずに判断基準が無い場合はUXスコアの高い端末を選ぶと良いかもしれません。
トータルスコアが高目で全体的にバランスのとれた端末といえるHonor 8C。たとえ見た目のデザインで選んでも、ブラウジングなどの日常使いであれば後悔しないレベルです。
Antutuベンチマーク MEMスコア
【MEMとは】一時的なデータの書き込みと読み込みを行うためのRAM(俗にいうメモリー)と保存するためのROM(俗にいうストレージ)の速度を数値で表しています。沢山のアプリを一度に立ち上げたり、データの読み書きを頻繁に行うような使い方をする場合にはMEMの数値が高いものを選びましょう。
スコアは9000近くと中々のハイスコア。Honor 8Cのメモリーは4GBで余裕もあるので、複数のアプリを立ち上げたときにその実力を発揮します。
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3DMarkベンチマーク
GPU性能がイマイチだったので、3DMarkのスコアもイマイチです。画面が大き目で電池の持ちも良い、そしてメモリースコアも高めなので、ブラウジング用途で使うのがベストかもしれませんね。
Geekbench 4 ベンチマーク
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