HyperOS化したXiaomi Pad 6で原神プレイしたらとんでもない事になった。

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Xiaomi Pad 6のゲームパフォーマンスが限界の限界越え

2024年1月23日(火)、私が所有するXiaomi(シャオミ)端末にはじめて『HyperOS』が配信。それがタブレットの『Xiaomi Pad 6』でした。

アップデート後は全体的に動作が軽くなり、『ワークステーション』を利用すると待望の自在な『マルチウィンドウ』表示が可能に。

ワークステーション表示

加えて充電時にはダイナミックアイランドの様なアニメーションが追加されるなど、流石名称が変わるレベルの大型アップデートといった印象。

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今回は『ゲームパフォーマンスに何か変化は起きているか?』を検証してみることに。以前Xiaomi Pad 6で『原神(画質:最高、フレームレート:60fps)』をプレイした際には、すでにSnapdragon 870搭載モデルとは思えない素晴らしいパフォーマンスを発揮。

原神2

Xiaomi Pad 6(MIUI)で原神(画質:最高、60fps)をプレイ(画像を選択すると動画再生)

Socの性能的に『これ以上フレームレートが上がる』ことは期待をすべきではありません。逆に最適化がうまくいかなくなり『不安定』になっている可能性はないか。どちらかと言えばその部分を確認するつもりでした。

原神1

Google Pixel 8(Tensor G3)で原神(画質:最高、フレームレート:60FPS)をプレイ(画像を選択すると動画再生)

Google Tensor G3を搭載するPixel 8は、AnTuTu Benchmarkのトータルスコアが100万超え。性能的にはSnapdragon 870(Xiaomi Pad 6)を上回ります。しかし原神をプレイするとフレームレートは安定せず。

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前回行った検証で、Xiaomi Pad 6はPixel 8より高いフレームレートを維持。タブレットは物理的な部分でスマートフォンより放熱性に優れるので、そのメリットがフルに活かされて『Snapdragon 870が限界越えのパフォーマンスを発揮した』と個人的には考えていました。

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HyperOSにアップデートしたXiaomi Pad 6で『原神(画質:最高、フレームレート:60fps)』をプレイしてみると、なんとその『限界越え』をさらに超えてきたのです。

Xiaomi Pad 6 原神検証1

Xiaomi Pad 6(HyperOS)で原神(画質:最高、60fps)をプレイ(画像を選択すると動画再生)

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前回の検証では『50fpsを何とか維持しよう』というフレームレートの制御が顕著にみられました。Xiaomi Pad 6の性能的にはそれで充分だったのですが、60fps出ている時間が激増。

Xiaomi Pad 6 原神検証2

Xiaomi Pad 6(HyperOS)で原神(画質:最高、60fps)をプレイ(画像を選択すると動画再生)

しかし無理に高いフレームレートを出しすぎると、その分負荷が上がって後半一気に失速するのが通常の流れ。その動きをした場合は、『最適化に失敗』ということになります。

Xiaomi Pad 6 原神検証3

激しい戦闘シーンでは40fps台に低下するも、すぐに立て直し50fps台に。極端なフレームレートの低下は、プレイ時間が15分を超えても起こりません。

Xiaomi Pad 6 原神検証4

25分を超えた段階で60fps付近。これはもう『ホンモノ』ということでしょう。今回検証時の平均フレームレートはなんと『54fps』。Snapdragon 870でここまでイケるのか。

記事が見つかりませんでした。

Snapdragon 8+ Gen 1を搭載する『Xiaomi 12T Pro』、Dimensity 9200+を搭載する『Xiaomi 13T Pro』にHyperOSが配信されたら一体どうなるのでしょう。いまから楽しみすぎる!

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Xiaomi Pad 5、Xiaomi Pad 6、iPad(第9世代)の価格とスペックを比較

端末名Xiaomi Pad 5Xiaomi Pad 6Apple iPad(第9世代)
ディスプレイサイズ11インチ11インチ10.2インチ
ディスプレイの種類液晶液晶液晶
解像度(Pixel)2,560×1,600(2.5K)2,880×1,800(2.8K)2,160×1,620
最大タッチサンプリングレート通常:120Hz
スタイラスペン:240Hz
通常:144Hz
スタイラスペン:240Hz
非公開
最大リフレッシュレート120Hz144Hz非公開
最大輝度500nit550nit500nit
表示色10億色以上10億色以上非公開
Dolby Vision対応対応対応
重量約511g約490g約567g
サイズ254.69×166.25×6.85mm253.95×165.18×6.51mm250×174.1×7.5mm
メモリ6GB、8GB(LPDDR4X)6GB、8GB(LPDDR5)非公開
ストレージ128GB、256GB(UFS3.1)128GB、256GB(UFS3.1)64GB、256GB
SocQualcomm Snapdragon 860Qualcomm Snapdragon 870Apple A13 Bionic
カメラフロントカメラ:800万画素
リアカメラ:1,300万画素
フロントカメラ:800万画素
リアカメラ:1,300万画素
フロントカメラ:1,200万画素
リアカメラ:800万画素
スピーカークアッド(4つ)ステレオスピーカークアッド(4つ)ステレオスピーカーデュアル(2つ)ステレオスピーカー
Dolby Atmos対応対応対応
電池8,720mAh8,840mAh8756mAh
充電最大33W最大33W非公開
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac/ax802.11a/b/g/n/ac/ax802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth5.05.24.2
認証顔認証顔認証指紋認証
USB非公開USB 3.2 Gen 1USB 2.0
Micro SDカード非対応非対応非対応
認定(純正)スタイラスペンありありあり
純正キーボードカバーありありあり
OSAndroid(MIUI for Pad)Android(MIUI for Pad)iPadOS

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瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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