先日最新iPhoneの予約がスタートしました。Apple公式ストアでは早くも発送日の後ずれが発生し始めています。品薄になればなるほど欲しくなるのが人間の心理。最近では他社も真似しているお決まりのマーケティング手法です。
SNSを見ていると、iPhone 7やiPhone 8から機種変する人が多い印象。ちょっと心配になります。だってiPhone 7、iPhone 8では普通に使える『アレ』がiPhone 13シリーズでは無くなっているのですから。
そう、iPhone 13シリーズは『Touch ID』に非対応。使い始めは恐らく『画面が大きい!』『カメラ画質綺麗!』『動作がは速い!』と感動の嵐。しかしそれらは1~2周間で飽きます。そして次に必ず思うのは間違いなく『ロック解除が面倒くさい』。
iPhone 12シリーズではiPhone 11シリーズから大幅なアップデートが行われました。それでも上記の流れが起きていたのは紛れもない事実。つまり、今の環境でスペックアップだけを求めた機種変は『危険』という事です。
新型コロナウィルスの影響はまだ続くと予想されており、長引くほどロック解除に対するストレスは甚大なものに。耐えられずロック解除を目的として、本来必要としない『Apple Watchを買ってしまった』というiPhoneユーザーが増え続ける事になるでしょう。
Appleに関連する信用度の高い情報をいち早く届け続けている『Ross Young』やTFIのアナリスト『Ming-ChiKuo』によれば、次期モデルとなるiPhone 14シリーズには『Touch ID』が採用される予定。つまりあと1年までは、今の生活様式に適したiPhoneを手に入れられる可能性が極めて高いという事です。
Regarding iPhone 14 leaks, great to see. We showed under panel Face ID in the 2022 Pro models in June…Also showed the 2023 lineup as well. pic.twitter.com/dGcm5n0bEO
— Ross Young (@DSCCRoss) September 8, 2021
ただし、旧型のiPhoneを我慢して使い続けるのも間違いなくストレス。そういった人たちにお勧めなのが、今回リリースされたデバイスの中で、唯一『Touch ID』をサポートする『iPad mini 6』です。上下に広いベゼルを備える旧デザインからベゼルレスに刷新。さらに縦長比率を採用した事で、筐体サイズはほぼ変わらずに表示領域を拡大。物理的に大きな進化を遂げています。
iPad mini 6が搭載しているA15 Bionicは、iPhone 13シリーズと比較してクロック周波数がやや低めである事がGeekbench5やAntutuのスコア結果から明らかに。その分GPUのパフォーマンスが安定する可能性があり、AntutuのGPUスコアはiPhone 13、iPhone 13 Proの中を凌ぐ最も高い数値を記録。ゲーム端末としては申し分の無い性能と言えるでしょう。
それよりも『8.3インチ』の持ち運びやすい大画面。タブレット用に最適化された『iPadOS』。そして何よりマスク着用時でもロック解除がスムーズな『Touch ID』が使えるという3点の方が価値は間違いなく高いです。
iPad mini 6であれば、iPhone 14シリーズ、もしくはiPhone 15シリーズに機種変しても、Apple Pencil(第2世代)が使える『タブレット』としてそのまま使い続ける事が出来ます。今使用しているiPhoneの電池が劣化しているようであれば、『バッテリーケース』を装着(MFi取得製品がお勧め)して、Apple Payと長時間使えるルーターとしての使い方に切り替えると良いでしょう。
後1年、もしくは2年『我慢』するのではなく、『快適』に過ごすのにベストなデバイスはiPhone 13シリーズではなくiPad mini 6です。ロック解除は一日の内に何十回と行う必須作業。試しに一度Touch ID以外の方法に切り替えてみてください。とてつもなく面倒ですから・・・。
iPad mini(第6世代)の販売価格(税込)
- 【Wi-Fiモデル】64GB:59,800円、256GB:77,800円
- 【Wi-Fi+Cellularモデル】64GB:77,800円、256GB:95,800円
iPad mini(第6世代)の主な仕様
iPad mini 第6世代 | |
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Soc | A15 Bionic |
容量 | 64GB、256GB |
電池 | 19.3Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー |
充電 | 20W USB-C電源アダプタ付属 |
重量 | Wi-Fiモデル:約293g、Wi-Fi+Cellularモデル:約297g |
画面 | 8.3インチ(Liquid Retina、液晶) |
素材 | ディスプレイ:ガラス フレーム:アルミニウム |
カメラ | メインカメラ
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センサー | Touch ID、3軸ジャイロ、加速度センサー、気圧計、環境光センサー |
位置情報 | 全モデル(デジタルコンパス、Wi-Fi、iBeaconマイクロロケーション)、Wi-Fi + Cellularモデル(Built‑in GPS/GNSS 携帯電話通信) |
スピーカー | ステレオ(横向き) |
Wi-Fi | 802.11ax Wi‑Fi 6、同時デュアルバンド(2.4GHz/5GHz)、MIMO対応HT80 |
SIM(Wi-Fi+Cellularモデル) | nano-SIM(Apple SIMに対応)、eSIM |
対応バンド(Wi-Fi+Cellularモデル) |
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iPad mini(第6世代)にお勧めな格安SIM
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)