AppleのiPhone 15シリーズでは、満を持して対応コネクタがLightningから『USB-C』に変更。汎用性が増したことで、充電まわりを含めて使えるアクセサリーの数が一気に増加。
写真や動画のバックアップに便利な『USBメモリー』もその一つ。USBメモリーをiPhone 15のUSB-Cポートに接続すると、一般的な外部ストレージと同じ様に認識。データの出し入れを容易に行えます。
Amazonや楽天市場では、USB-Cに対応するスティック型のメモリーが無数に販売されています。ただしiPhone 15(iPhone 15 Plus)が対応するUSB規格は『USB 2.0』。USB 3.2 Gen 2に準拠する上位モデルの様な『高速通信』を行う事は出来ません。
USBメモリーは『USB規格』『容量』によって価格が変動。どちらかを妥協すれば『安く買える』ということです。先述している通り、iPhone 15が対応しているUSB規格は『USB 2.0』。
検索してみると分かりますが、USB-Cコネクタを採用するUSBメモリーは、規格が古いものでも『USB 3.0』以降のものが殆ど。『USB 2.0』表記はかなり稀です。つまり、本来重視すべきは『容量』『価格』。
実際『容量』と『価格』に的を絞ってAmazonでUSBメモリーを探してみると、『違和感』を覚える商品を複数発見。それらの共通点は価格の割に『容量』が大きすぎること。さらに好評価が凄まじい数ついている。一昔まえに見たような光景です。
例えばコチラ。3千円程度(クーポン使用)と廉価ながら、容量『512GB』でUSB規格は3.0。1万件以上の評価がついて、2023年10月9日時点で5点満点中『4.6』。『価格』『容量』に『品質』が伴っていれば、絶賛されていても何ら不思議ではありません。
レビューは『外国人』によるものが圧倒的に多いです。その内容は『素晴らしい味です!』『レモン汁を入れるとレモネードになります』『ほうれん草を添えたサンドイッチを作りました』と奇っ怪そのもの。ロボットか?
旧型が最新モデルのレビューに紛れていることは珍しくないですが、今回の場合は完全に『ベツモノ』。同製品に対するであろう日本人のレビューは『転送速度が遅い』『途中で接続が途切れる』など散々。断言は出来ませんが高い確率で『地雷』です。
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私は数年前、海外から『256GB』のMicro SDカードを500円以下で購入したことがありました。それがまさに『転送速度』が異常に遅く、すぐに使えなくなってしまったのです。当時を思い出しました。
こういった地雷を踏まない方法は意外と簡単。『有名メーカーの製品』を買えば良いだけ。『SanDisk』『シリコンパワー』『Transcend』『Lexar』『BUFFALO』などは、比較的信頼度が高いと言えるかと。
コネクタがUSB-A対応の場合は、USB-AをUSB-Cに『変換するコネクタ』を利用すれば使えるようになります。『価格』『容量』『高評価』のみにとらわれて、『安物買いの銭失い』にならぬよう気をつけましょう!
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iPhone 15の主な仕様
モデル名 | iPhone 15 |
Soc | A16 Bionicチップ |
容量 | 128GB、256GB、512GB |
重量 | 171g |
画面 | 6.1インチ |
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
|
防水防塵 | IP68 |
オーディオ | ステレオ |
Bluetooth | 5.3 |
Wi-Fi | 2×2 MIMO対応Wi-Fi 6(802.11ax) |
おサイフケータイ | 対応 |
SIM | nano SIM+eSIM |
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