iPhone 16eとiPhone 15のカメラで『写真撮り比べ』をしてみた。もしかしてイメージセンサー小さい!?

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iPhone 16eとiPhone 15

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iPhone 16eとiPhone 15のメインカメラで撮影した等倍(HEIF最大OFF)の画質を比較

続けて外に出て『等倍(HEIF最大OFF)』で撮影。最大倍率(10倍)では微妙な結果に終わったiPhone 16e。等倍もイマイチかと思いきや、スマートフォンやタブレットの画面サイズで見る限りは『高画質』と判断出来る描写を連発。

菜の花1

iPhone 16eのメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

菜の花2

iPhone 15のメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

黄色い花1

iPhone 16eのメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

黄色い花2

iPhone 15のメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

濃いピンクの梅の花1

iPhone 16eのメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

濃いピンクの梅の花2

iPhone 15のメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

白い梅の花1

iPhone 16eのメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

白い梅の花2

iPhone 15のメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

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白い梅の花3

iPhone 16eのメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

白い梅の花4

iPhone 15のメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

薄いピンクの花1

iPhone 16eのメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

薄いピンクの花2

iPhone 15のメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

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ピンクと黄色の花1

iPhone 16eのメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

ピンクと黄色の花2

iPhone 15のメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

白い梅と青空1

iPhone 16eのメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

白い梅と青空2

iPhone 15のメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

柵とバラ1

iPhone 16eのメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

柵とバラ2

iPhone 15のメインカメラ(HEIF最大OFF)で撮影(等倍)

iPhone 16eとiPhone 15のメインカメラは同じ画角において『最大倍率の画質』『背景のボケ方』『被写体深度』などが違う

実際撮ってみるまで、iPhone 15とiPhone 16eは『同じイメージセンサーを採用しているかも』と思っていました。しかし実際は『違う』可能性が高いです。

もし同じサイズのセンサーを採用していれば、同じ『画角』『F値』で撮影した時に『背景のボケ方』がほぼ一致。画像を改めて確認すると、『iPhone 16e』の方が明らかにボケが『小さい』です。

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また、iPhone 15では『ピントが合いづらい(合わない)』被写体(距離)でも、iPhone 16eでは『ピントが合う』ことが度々ありました。これはiPhone 16eの方が『広い被写体深度を持つ』ことを意味します。

イメージセンサーについてはAppleが詳細を公表しておらず、分解もしていないので『確実な情報』とは言い切れません。ただし『最大倍率の画質』『同じ画角における背景のボケ方』『被写体深度』から判断して、『iPhone 15の方が大きなイメージセンサー』を搭載している可能性が極めて高いです。

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センサーサイズが大きくなると、1画素で扱える光の量(情報量)が増えてダイナミックレンジが拡大。『低照度におけるノイズ』『白とび』『黒つぶれ』を抑えた、質感豊かな描写を実現にします。

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iPhoneやiPadの画面でプレビューすることがメインならiPhone 16eのカメラは無難な選択肢

もっとも、スマートフォンやタブレット程度の画面サイズ(フルHD解像度/等倍)でプレビューする限りは、『iPhone 16eで十分』『iPhone 16eの方がむしろ良い』と感じる人もいるかと。画像処理の仕方で受ける『印象』は大きく変わります。

今回の試し撮りを通して、カメラ性能自体は『iPhone 15の方が高い』というのが私の見解。とはいえ、『被写体深度が深い=ピントが合いやすい』というのは、写真を撮り慣れていない人にとっては大きなメリット。どの部分を重視するかは各々の『自由』です。

iPhone 16eは『露出』に加えて『ホワイトバランス』も少し調整した方が良さそう。今後アップデートで『さらに良くなること』を期待しています。

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瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
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