Apple Musicを『最高音質』で聴くならオーディオ品質を『ハイレゾロスレス』に設定
Android用のApple Musicはアプリ内でストリーミングの設定を行えるのに対し、iPhoneでは『設定』→『アプリ』→『ミュージック』から。Androidがメインのユーザーからすると、この部分はやや『分かりづらい』と感じました。
最高音質で聴くためには、まずミュージック内の『オーディオ品質』から『ロスレスオーディオ』をONに。続けて『モバイル通信』『Wi-Fi』『ダウンロード』の項目に対して、それぞれオーディオ品質を設定していきます。
各オーディオ品質における圧縮方式とおよそのデータ使用量について
オーディオ品質 | 圧縮方式 | およそのデータ使用量(3分間) |
高効率 | HE-AAC | 1.5MB |
高音質 | AAC(256kbps) | 6MB |
ロスレス | ALAC(最大24bit/48Hz) | 36MB |
ハイレゾロスレス | ALAC(最大24bit/192Hz) | 145MB |
Apple Musicより
最高品質となる『ハイレゾロスレス』を選択すると、3分間でおよそ『145MB』のデータ使用量が発生。一般的なモバイル通信サービスでは、あっという間に『速度制限』となってしまう可能性が高いです。『モバイル通信』の設定は慎重に行いましょう。

モバイルネットワーク(楽天モバイル)でもハイレゾロスレスを聴けるのか!?
本検証においては、モバイルネットワークに『楽天モバイル』を使用。Rakuten最強プランは月間データ使用量が『20GB』を超えると、月額3,278円(税込)で『高速データ無制限』。他の通信キャリアと比較して驚くべき安さです。

私は今月『20GB』をオーバーしそうなので、『モバイルネットワーク(楽天モバイル)でハイレゾロスレスを聴けるのか』も合わせて検証することに。
まずは音質の違いを確認するため、iPhone 16eにSONYのヘッドフォン『WH-H910N(ハイレゾ対応)』をBluetoothで接続。

Apple Musicでハイレゾロスレス音源(STUTSのNever BeenとAbobe the Clouds)を再生すると、『本当にハイレゾロスレスなのか!?』と疑いたくなる残念な音質(ヘッドフォンなのに臨場感が無く、全体的に砂が混じったような音)。

Apple Musicより
有線接続に切り替えてみると、音が良い方向に劇変したので一安心。ザラザラ感が無くなっただけでなく、音の分離が明確化されたことで『メリハリ』『立体感』が加わりました。
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有線接続で『音質』が劇的に変わるiPhone 16e
格安USB DACの効果がどこまで出ているかは分かりませんが、iPhone 16eで『ハイレゾロスレス』を聴くなら、やはり『有線接続』が鉄板だと再認識。Bluetooth接続では本来のクオリティを得られず、無駄に多くのデータ量を消費する可能性が高いです。
Apple Musicを気持ちよくぼーっと聴いていたら、いつの間にかそれなりの時間が経過。データ使用量を確認すると『2GB』を超えていました。
聴いていた音源が全て『ハイレゾロスレス』では無いにしろ、最高音質を設定しているとデータ消費が『余裕でギガを超える』ことは理解。

驚いたのは、再生中に一度も音が『停止』しなかったこと。つまりモバイルネットワーク(楽天モバイル)でも『ハイレゾロスレス』を聴けてしまう(通信環境によって異なる場合あり)!

Apple Musicの最高音質を『iPhone』で楽しみたいなら、『iPhone 16e』『USB DAC』『楽天モバイル』の組み合わせは、コストを抑えられてかなりお勧めです。浮いた予算で『ちょっと良いイヤフォン(ヘッドフォン)』を購入しましょう。