折りたたみスマホLibero Flipの『小さい画面』では何が出来る?

Libero Flipのサブディスプレイ

コンパクトに折りたたむことで、『6.9インチ』の大画面を気軽に持ち運べる『Libero Flip』。手にするまでは『使い勝手が悪そうなスマホ』というイメージでしたが、実際は異なりました。

超縦長な『21:9比率』は、WEBページや縦長なコンテンツを表示するのに最適。シネマスコープ(2.35:1)の映画をほぼ黒フチの無い状態で観ることも出来ます(有機ELなので発色が美しい)。

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形状にばかり興味を奪われがちですが、『スピーカー』の音質も侮れない。ゲーミングスマートフォンへの採用が多い『DTS:X Ultra』をサポートしており、『ON』にすると音の広がり分かりやすく変化。高音質コーデック『LDAC』『aptX Adaptive』にも対応(実機で確認済み)しています。

Libero Flipは6.9インチのメインディスプレイに加え、背面に『1.43インチ』のサブディスプレイを搭載。背面に少し大きな『スマートウォッチ』がついているイメージ。画面を開かず一部の機能をスピーディーに使えるので、手に端末を持って移動している時などにとても便利。

サブディスプレイに表示する内容や操作方法の変更は、『設定』➡『ホーム画面とロック画面』➡『サブディスプレイ』から。明るさや『ダブルタップして画面をONにする』といったモーションジェスチャーは、メインディスプレイと同期しています。

端末を閉じたまま』の状態で一体何が出来るのか。まず一つが『通話』です。着信と共に連絡先がサブディスプレイに表示され、画面を上にスワイプすると通話開始。開かずに『話す』『聞く』をどちらも行えました。通知画面から『かけ直す』ことも可能です。

かけ直す

デフォルトの設定でサブディスプレイを点灯すると、『時間』『月/日/曜日』『電池残量』『通知アイコン』が表示。下にスクロールすると通知内容の一覧が表れます。スマートウォッチに近い操作感ですね。

サブディスプレイホーム画面

右にスクロールすると、『録音』『タイマー』『万歩計』『音楽再生』『天気予報』『カメラ』の順に切り替わります。どれもサブディスプレイ用のシンプルなUIを採用。利用頻度の高い機能をうまく抜粋している印象。『Googleマップ』が追加されたら尚良いですね。

タイマー

万歩計

1.43インチ』の小型ディスプレイは、メインディスプレイと比較して圧倒的に『低消費電力』。つまりサブディスプレイで操作・確認する時間が長くなるほど『電池もち』は改善されます。

個人的に気に入ったのは『音楽再生』と『カメラ』。音楽再生は『Spotify(無課金)』『YouTube Music Premium(無課金状態では再生不可)』『Amazon Music Unlimited』が問題なく動作しました。

Spotify

サブディスプレイは『曲戻し』『再生』『一時停止』『曲送り』といった操作に対応。背景に曲のサムネイルが表示され(アプリや曲によっては表示されない)、サークルは残り時間を示します。

YouTube Music

ディスプレイが丸い形状をしていることや、私がセレクトした『ホワイト』のカラーリングが相まって、どことなく『iPod』を彷彿とさせるエモい雰囲気。スピーカーからの出力は音が少しこもってしまいますが、Bluetoothイヤフォンとの相性は抜群。

Bluetoothイヤフォン

先述している通り、高音質コーデック『LDAC』『aptX Adaptive』をサポートするLibero Flip。『スマートフォンで頻繁に音楽を聴く』人にピッタリです。

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もう一つのお気に入り機能『カメラ』は、下にスライドすることで『フォト(写真)』『ポートレート』『ビデオ(動画)』へと切り替わります。音量+ボタンを押すと即撮影。画面をタップすると3秒程度で撮影。

カメラアイコン

一般的なスマートフォンは、自撮りをする時に『フロントカメラ』を利用します。フロントカメラはリアカメラと比較して『イメージセンサー』『レンズ』のサイズが小さく、画質で劣る場合が殆ど。

Device Info HWを参考にすると、Libero Flipのメイン(リア)カメラはイメージセンサーとレンズのサイズが『5.22×3.93』『F1.8』。フロントカメラは『4.66×3.5』『F2.45』。どちらもリアカメラの方が大型です。

リアカメラレンズ

Libero Flipはサブディスプレイで構図を確認しながら、『リアカメラ』で自撮り(静止画および動画)が可能(背景をぼかしたポートレートモードにも対応)。画質をワンランク上に引き上げられます。

6.9インチの大型メインディスプレイは、アップルグレードした『Googleフォト』で画像を編集するのに最適。『ボケ補正』『ポートレートライト』『消しゴムマジック』『編集マジック』『HDRエフェクト』など、無料で使える追加機能が盛り沢山。

小さく畳んで持ち運ぶ』『小さな画面で低消費電力駆動』『大きな画面で動画や画像編集を楽しむ』など、ユーザーの用途に合わせて『最小限』『最大限』な使い方が出来る『Libero Flip』。自由度の高い楽しいスマートフォンです。

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Libero Flipの主な仕様

製品名 Libero Flip
サイズ
  • 76×170×7.3mm(OPEN)
  • 76×88×15.5mm(CLOSE)
重さ 約214g
バッテリー容量
  • 公称値:4310mAh
  • 定格値:4180mAh
充電速度 最大33W(フル充電約73分)
Soc Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1(オクタコア: 2.4GHz+2.36GHz+1.8GHz)
容量 6GB/128GB
Micro SDカード 非対応
SIM nanoSIM / eSIM
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.2
画面サイズ メイン:6.9インチ、サブ:1.43インチ
解像度 メイン:フルHD+(2790×1188px)、サブ:466×466px
パネルタイプ メイン:OLED、サブ:OLED
リアカメラ 50MP(広角)+2MP(深度測定)
フロントカメラ 16MP
おサイフケータイ 対応
防塵防水 IP42
生体認証 顔認証、指紋認証

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