折りたたみスマホLibero Flipの『小さい画面』では何が出来る?

記事には広告が含まれます。本内容は公開時の情報です。
Libero Flipのサブディスプレイ

コンパクトに折りたたむことで、『6.9インチ』の大画面を気軽に持ち運べる『Libero Flip』。手にするまでは『使い勝手が悪そうなスマホ』というイメージでしたが、実際は異なりました。

超縦長な『21:9比率』は、WEBページや縦長なコンテンツを表示するのに最適。シネマスコープ(2.35:1)の映画をほぼ黒フチの無い状態で観ることも出来ます(有機ELなので発色が美しい)。

あわせて読みたい
Libero Flipは『Xperia比率』の6.9インチ大画面が手の平にすっぽり。ガラケーを思い出す折り畳みスマホ!Xperiaは2019年から『21:9』比率の超縦長ディスプレイを搭載。横幅を抑えて持ちやすさを向上させつつ、縦に表示領域を広げ『WEBページ』『SNS』などの閲覧を快適に。 2...

形状にばかり興味を奪われがちですが、『スピーカー』の音質も侮れない。ゲーミングスマートフォンへの採用が多い『DTS:X Ultra』をサポートしており、『ON』にすると音の広がり分かりやすく変化。高音質コーデック『LDAC』『aptX Adaptive』にも対応(実機で確認済み)しています。

Libero Flipは6.9インチのメインディスプレイに加え、背面に『1.43インチ』のサブディスプレイを搭載。背面に少し大きな『スマートウォッチ』がついているイメージ。画面を開かず一部の機能をスピーディーに使えるので、手に端末を持って移動している時などにとても便利。

サブディスプレイに表示する内容や操作方法の変更は、『設定』➡『ホーム画面とロック画面』➡『サブディスプレイ』から。明るさや『ダブルタップして画面をONにする』といったモーションジェスチャーは、メインディスプレイと同期しています。

端末を閉じたまま』の状態で一体何が出来るのか。まず一つが『通話』です。着信と共に連絡先がサブディスプレイに表示され、画面を上にスワイプすると通話開始。開かずに『話す』『聞く』をどちらも行えました。通知画面から『かけ直す』ことも可能です。

かけ直す

デフォルトの設定でサブディスプレイを点灯すると、『時間』『月/日/曜日』『電池残量』『通知アイコン』が表示。下にスクロールすると通知内容の一覧が表れます。スマートウォッチに近い操作感ですね。

サブディスプレイホーム画面

右にスクロールすると、『録音』『タイマー』『万歩計』『音楽再生』『天気予報』『カメラ』の順に切り替わります。どれもサブディスプレイ用のシンプルなUIを採用。利用頻度の高い機能をうまく抜粋している印象。『Googleマップ』が追加されたら尚良いですね。

タイマー万歩計

1.43インチ』の小型ディスプレイは、メインディスプレイと比較して圧倒的に『低消費電力』。つまりサブディスプレイで操作・確認する時間が長くなるほど『電池もち』は改善されます。

個人的に気に入ったのは『音楽再生』と『カメラ』。音楽再生は『Spotify(無課金)』『YouTube Music Premium(無課金状態では再生不可)』『Amazon Music Unlimited』が問題なく動作しました。

Spotify

サブディスプレイは『曲戻し』『再生』『一時停止』『曲送り』といった操作に対応。背景に曲のサムネイルが表示され(アプリや曲によっては表示されない)、サークルは残り時間を示します。

YouTube Music

ディスプレイが丸い形状をしていることや、私がセレクトした『ホワイト』のカラーリングが相まって、どことなく『iPod』を彷彿とさせるエモい雰囲気。スピーカーからの出力は音が少しこもってしまいますが、Bluetoothイヤフォンとの相性は抜群。

Bluetoothイヤフォン

先述している通り、高音質コーデック『LDAC』『aptX Adaptive』をサポートするLibero Flip。『スマートフォンで頻繁に音楽を聴く』人にピッタリです。

あわせて読みたい
【2024年後半】ワイモバイルの『シンプル2 S』を契約する人にお勧めしたいスマートフォン3選SoftBankのサブブランド『ワイモバイル』が提供している『シンプル2』は、『S』『M』『L』の3種類から選択可能。最廉価な『S』は、月間データ容量が『4GB』で月額基本料...

もう一つのお気に入り機能『カメラ』は、下にスライドすることで『フォト(写真)』『ポートレート』『ビデオ(動画)』へと切り替わります。音量+ボタンを押すと即撮影。画面をタップすると3秒程度で撮影。

カメラアイコン

一般的なスマートフォンは、自撮りをする時に『フロントカメラ』を利用します。フロントカメラはリアカメラと比較して『イメージセンサー』『レンズ』のサイズが小さく、画質で劣る場合が殆ど。

Device Info HWを参考にすると、Libero Flipのメイン(リア)カメラはイメージセンサーとレンズのサイズが『5.22×3.93』『F1.8』。フロントカメラは『4.66×3.5』『F2.45』。どちらもリアカメラの方が大型です。

リアカメラレンズ

Libero Flipはサブディスプレイで構図を確認しながら、『リアカメラ』で自撮り(静止画および動画)が可能(背景をぼかしたポートレートモードにも対応)。画質をワンランク上に引き上げられます。

6.9インチの大型メインディスプレイは、アップルグレードした『Googleフォト』で画像を編集するのに最適。『ボケ補正』『ポートレートライト』『消しゴムマジック』『編集マジック』『HDRエフェクト』など、無料で使える追加機能が盛り沢山。

小さく畳んで持ち運ぶ』『小さな画面で低消費電力駆動』『大きな画面で動画や画像編集を楽しむ』など、ユーザーの用途に合わせて『最小限』『最大限』な使い方が出来る『Libero Flip』。自由度の高い楽しいスマートフォンです。

あわせて読みたい
【こんなに?】ワイモバイルユーザー特典!LYPプレミアムの『BIGボーナス』がエグい!ワイモバイル(シンプル2 S/M/L、シンプルS/M/L、スマホプラン/スマホベーシックプラン、データプラン/データベーシックプラン)のユーザーは、通常月額料金508円(税込...
あわせて読みたい
【簡単】IIJmioからワイモバイルに『MNPワンストップ』でスイっと乗りかえる方法。数年前まで、通信業者(SIM)の乗り換えを行う際には転出元から『MNP予約番号発行』の発行が必須に。 『【転出元】転出手続き➡【転出元】予約番号発行(ここまで...

Libero Flipの主な仕様

製品名Libero Flip
サイズ
  • 76×170×7.3mm(OPEN)
  • 76×88×15.5mm(CLOSE)
重さ約214g
バッテリー容量
  • 公称値:4310mAh
  • 定格値:4180mAh
充電速度最大33W(フル充電約73分)
SocQualcomm Snapdragon 7 Gen 1(オクタコア: 2.4GHz+2.36GHz+1.8GHz)
容量6GB/128GB
Micro SDカード非対応
SIMnanoSIM / eSIM
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth5.2
画面サイズメイン:6.9インチ、サブ:1.43インチ
解像度メイン:フルHD+(2790×1188px)、サブ:466×466px
パネルタイプメイン:OLED、サブ:OLED
リアカメラ50MP(広角)+2MP(深度測定)
フロントカメラ16MP
おサイフケータイ対応
防塵防水IP42
生体認証顔認証、指紋認証

関連リンク

瀬名 勇斗
運営者
サラリーマン時代は『製品開発(モバイルガジェット関連)』『広告(パッケージ及び説明書など)デザイン』『ディレクション』『マーケティング』『コピーライティング』などに従事。一つの製品に深く関わる事が好きで、開発から行っているメーカーに勤務していました。

ガジェット好きが高じて、一時は日本で発売されていないスマートフォンを海外から輸入。『Xiaomi』『OPPO』に関しては、日本参入前からフリークに。

元々写真を撮るのが趣味で、スマートフォンで撮影した作例を記事内に多数掲載。端末の性能を知りつつ、楽しんでいただければ幸いです。
  • URLをコピーしました!