2024年は『気になるスマートフォン』が多いです。その中のひとつがMotorolaの『moto g64 5G』。おサイフケータイ(FeliCa)対応で、8GB/128GBモデルがメーカー直販価格『34,800円(税込)』。
前世代となる『moto g53j 5G』は、2023年6月16日より各チャネルで発売を開始。過度な円安をモロに受けた影響か、ディスプレイの解像度がmoto g52j 5GのフルHD+から『HD+』にダウン。
また、スマートフォンの処理能力を決めるSocもSnapdragon 695 5Gから『Snapdragon 480+ 5G』にランクダウン。メーカー直販価格はmoto g52j 5Gの39,800円(税込)から引き下げられ買いやすくなったものの、『価格を重視しすぎ』な印象は拭えませんでした。
ここから書いてある内容一覧
- moto g64 5Gを購入した6つの理由
- お値段据え置き
- ディスプレイが高解像度化
- CPU性能が向上
- 8GBの内蔵メモリ容量を維持
- メインカメラに光学式手ブレ補正を採用
- QZSS(みちびき)をサポート
- moto g52j 5Gユーザーにこそお勧めしたいアップグレードスマホmoto g64 5G
- Motorola moto g64(y) 5Gの主な仕様
- Motorola moto g64(y) 5Gにお勧めな格安SIM
- 関連リンク
お値段据え置き
moto g53j 5Gの次期モデルでは、『値上げ』を覚悟していた人が多いはず。『値上げしてでもmoto g52j 5Gから性能を上げてくれ!』というのが本音でしょうか。
実際どうだったのかと言えば、『値上げ』は行われませんでした(2024年7月2日時点で34,800円。今後どうなるかは不明)。つまり『安すぎる』価格設定のまま。これで『性能も据え置き』なら呆然ですが、moto g64 5Gはしっかり実用的なアップグレードを遂げていました。
ディスプレイが高解像度化
ディスプレイはHD+から『フルHD+』に回帰。スマートフォンの画面サイズでは『高解像度』の恩恵を受けづらいのは確か。ただし低解像度では『文字の滲み』などが気になる場合も。高解像度化しすぎると消費電力が上がり電池もちが悪くなるので、フルHD+がベストバランスと言えるでしょう。
- ➡ Amazonでmoto g64 5Gを購入する
- ➡ 楽天市場でmoto g64 5Gを購入する
- ➡ ヤフーショッピングでmoto g64 5Gを購入する
- ➡Qoo10でmoto g64 5Gを購入する
- ➡メルカリでmoto g64 5Gを購入する
- ➡LIBMOでmoto g64 5Gを購入する
- ➡ IIJmioでmoto g64 5Gを購入する
- ➡ワイモバイルでmoto g64y 5Gを購入する
Soc(CPU)性能が向上
スマートフォンの処理能力を決めるSocは、QualcommからMediaTekに変更。この部分には不安を覚える人が少なからずいるはず。
元々『安いスマートフォン』に向けてSocを提供していたMediaTekですが、5Gが普及しはじめた頃から高性能モデルが一気に増加。
同社のDimensityシリーズは、日本でも発売されている『Xiaomi 13T』『Xiaomi 13T Pro』をはじめ、世界中のハイエンドモデルが採用するまでに急成長。スマートフォン用Socの世界シェアにおいても、2023年第4四半期時点でMediaTekがQualcommやAppleを大きくリードしています。
moto g64 5Gが搭載するのは、MediaTekの『Dimensity 7025』。データの演算処理を行う『CPU』は、上位モデルMotorola edge 40 neoの『Dimensity 7030』、人気沸騰中のOPPO Reno11 Aが搭載する『Dimensity 7050』に近い構成(高性能コアのクロック周波数が0.1低いだけ)。
モデル名 | Dimensity 7025(moto g64 5G) | Dimensity 7030(edge 40 neo) | Dimensity 7050(OPPO Reno11 A) |
CPU |
|
|
|
GPU | IMG BXM-8-256 | Mali-G610 MP3 | Mali-G68 MP4 |
プロセス | 6nm(TSMC) | 6nm(TSMC) | 6nm(TSMC) |
ちなみに、Snapdragon 695 5GのCPU構成は『Cortex-A78×2@2.2 GHz』『Cortex-A55×6@1.8GHz』。高性能コア、高効率コア共にDimensity 7025より低い数値。つまりmoto g64 5Gは画面解像度に加えてCPUもアップグレード。
8GBの内蔵メモリ容量を維持
『画面』『CPU』の性能が向上して安すぎるお値段『据え置き』なら、もうこの時点で『即買い』と言える超円安時代。据え置かれたのはお値段だけではありません。
moto g53j 5Gは、内蔵メモリをmoto g52j 5Gの6GBから『8GB』に増量。最近ではストレージの一部をメモリに代用する『メモリ拡張機能』を採用するスマートフォンが増えていますが、『メモリ』と『ストレージ』では読み書き速度が雲泥の差。物理的な内蔵メモリの増量に、メモリ拡張機能はパフォーマンスで到底及びません。
調理場を例にすると、メモリは『まな板』の役割を果たします。CPUは『シェフ』です。メモリ容量が大きくなると、まな板の上に広げて調理出来る具材(データ)が多くなります。調理量が多い(マルチタスクなど)時の体感速度が向上。
moto g64 5Gではmoto g52j 5Gからまな板(メモリ容量)が広くなり、かつシェフの調理速度(CPU性能)も上がっているということです。改めて34,800円(税込)が『安すぎる』と思いませんか。
- ➡ Amazonでmoto g64 5Gを購入する
- ➡ 楽天市場でmoto g64 5Gを購入する
- ➡ ヤフーショッピングでmoto g64 5Gを購入する
- ➡Qoo10でmoto g64 5Gを購入する
- ➡メルカリでmoto g64 5Gを購入する
- ➡LIBMOでmoto g64 5Gを購入する
- ➡ IIJmioでmoto g64 5Gを購入する
- ➡ワイモバイルでmoto g64y 5Gを購入する
メインカメラに光学式手ブレ補正を採用
驚きの性能アップがもう一つ。それはメインカメラ(背面)に『光学式手ブレ補正』が搭載されたこと。この価格帯のスマートフォンは、殆どがソフトウェアベースの『電子式手ぶれ補正』を採用。
光学式は物理的に手ブレを補正。電子式手ぶれ補正にありがちな『画角が狭くなる』『画質が劣化する』といったことを避け、『動画』『低照度』『デジタルズーム』『HDR』撮影時の画質向上に寄与します。
QZSS(みちびき)をサポート
そして極めつけが『QZSS(Quasi-Zenith Satellite System)』のサポート。QZSSは日本の衛星測位システム『みちびき』の英語表記名。
みちびきはGPS補完信号を受信する『準天頂衛星システム』。可視衛星が減るビル群や山間部においても高精度な測位を可能に。ナビアプリを多用している人にとって嬉しいアップグレードに。
moto g52j 5Gユーザーにこそお勧めしたいアップグレードスマホmoto g64 5G
moto g52j 5Gが発売されてから2年程度が経過。『そろそろ機種変しようかな』と思っている人には、『moto g64 5G』をお勧めします。ただしmoto g64 5Gを購入しても、moto g52j 5Gは手元に残しておくのがベスト。
なぜなら、moto g64 5Gは防水性能が低め(IPX2)。IPX8のmoto g52j 5Gは、『水場で使うサブスマホ』に最適。コネクタキャップをつけてガンガン使い倒しましょう。
先ほど発送通知が来たmoto g64 5G。詳細については、到着次第追ってお届けします。
- ➡ Amazonでmoto g64 5Gを購入する
- ➡ 楽天市場でmoto g64 5Gを購入する
- ➡ ヤフーショッピングでmoto g64 5Gを購入する
- ➡Qoo10でmoto g64 5Gを購入する
- ➡メルカリでmoto g64 5Gを購入する
- ➡LIBMOでmoto g64 5Gを購入する
- ➡ IIJmioでmoto g64 5Gを購入する
- ➡ワイモバイルでmoto g64y 5Gを購入する
Motorola moto g64(y) 5Gの主な仕様
モデル名 | moto g64(y) 5G |
Soc | Dimensity 7025 |
容量 | 8GB/128GB(moto g64y 5G:4GB/128GB) |
電池容量 | 5,000mAh |
充電速度 | 最大30W |
サイズ |
|
重量 | 約177g、バニラクリーム:約180g |
画面 |
|
カメラ | リアカメラ
フロントカメラ
|
スピーカー | ステレオ(DOLBY ATMOS) |
防塵防水 | IP52 |
認証 | 側面指紋認証、顔認証 |
Micro SDカード | 対応(最大1TB) |
Bluetooth | 5.3 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
位置情報 | GPS, A-GPS, GLONASS, Galileo, QZSS, Beidou |
おサイフケータイ | 対応 |
イヤフォンジャック(3.5mm) | ◯ |
SIM | nano SIM+eSIM |
Motorola moto g64(y) 5Gにお勧めな格安SIM
- 5G:n1/n3/n28/n41/n77/n78
- 4G:LTE B1/B2/B3/B4/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B26/B28/B38/B41/B42
- 3G:W-CDMA B1/B2/B4/B5/B8
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(◎)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
関連リンク