新しいiPhoneを安く長持ちさせたい人にはahamo、LINEMO、povoがお勧めな理由。ハイエンドならMNO。

iPhone 13シリーズ

Appleより

スマートフォンで最も大きく電力を消費しているのが『ディスプレイ』。動画を観ている時、ディスプレイをOFFにして音楽を聴いている時では電池の減りがまるで違いますよね。つまりディスプレイをONにしている時間が長いほど電池は早く減り、最終的には駆動時間が短くなって機種変更か電池を交換する事になるのです。

処理能力の高いスマートフォンはデータを処理するまでの時間が短いので、その分ディスプレイの表示時間が短くなります。ラインナップが全てハイエンドなiPhoneであれば処理能力に関する心配は不要。

A15 Bionic

Appleより

そしてもう一つが『通信速度』。通信速度が遅いとデータの読み込みに時間がかかるので、iPhoneの優れた処理能力を持て余す事になります。逆に通信速度が速ければ、読み込んだデータを素早く処理して無駄な表示時間を減らせます。

iphone 13 pro

Appleより

通信速度と安定性に拘るのであれば、元祖通信キャリアとなる『NTTdocomo』『Softbank』『au』を契約するのが一番。ただし音声対応SIMの契約を前提とすると、2021年9月1日時点でNTTdocomo『~1GBで/3,465円』、Softbank『~1GBで/3,278円』、au『~1GB/3,465円』とかなり割高。

通信

Appleより

iPhoneとの組み合わせにお勧めしたいのは、通信キャリア各社が2021年から提供を開始した格安プラン『ahamo』『LINEMO』『povo』。一般的な格安SIM(MVNO)は回線を通信キャリアからレンタルしているのに対し、3サービスは回線を直接利用(ahamoはNTTドコモ、LINEMOはSoftbank、povoはau)。申し込みがオンライン限定なのでサポートの部分でやや弱い部分はありますが、SIMの交換を自分で出来るのであればコスパ最強です。

格安SIMからMNOへ

また、『ahamo』『LINEMO』『povo』は従来の物理SIMカードに加えてeSIMに対応。iPhoneの現行モデルは全てeSIMの利用が可能。物理SIMと組み合わせれば、2つの通信業者を利用した『Dual SIM運用』が可能となります。

eSIM

LINEMOより

ahamo』『LINEMO』『povo』は下記の通り、それぞれ微妙にサービス内容が異なります。

ahamo(NTTドコモ) LINEMO(Softbank) povo(au)※9月下旬から
3GB なし 990円(税込) 低速:最大300kbps 990円(税込) 低速:最大128kbps(使用期限30日)
20GB 2,970円(税込) 低速:最大1Mbps 2,728円(税込) 低速:最大1Mbps 2,700円(税込) 低速:128kps(使用期限30日)
国内5分以内かけ放題 無料 550円(税込)※契約から1年間無料 550円(税込)
国内無制限かけ放題 1,100円(税込) 1,650円(税込) 1,650円(税込)
通話料金 30秒あたり22円(税込) 30秒あたり22円(税込) 30秒あたり22円(税込)
eSIM 対応 対応 対応

ahamoは3GBの低容量プランが用意されておらず、選べる通信容量は20GBのみで利用料金は2,970円(税込)5分かけ放題が『無料』でついていたり、国内無制限かけ放題が『1,100円(税込)』というダントツの安さ。電話番号を使った通話を頻繁にする人には『ahamo』がお勧め。

また、dカードユーザーには1GBdカードGOLDユーザーには5GBが毎月プレゼントされる『dカードボーナスパケット特典』が2021年9月1日からスタートしました。

dカードボーナスパケット特典

ahamoより

LINEMO3GB/990円(税込)という低料金から利用可能。普段スマートフォンであまりインターネットを利用しない人には十分な容量。この金額でMNO回線を維持出来るのはかなりお得。

ミニプラン

LINEMOより

さらにLINEMOは独自の無料オプションLINEギガフリー』を提供しており、メッセージのやりとりに加えて『ビデオ電話』『音声通話』『ファイル送受信』など、LINEの利用に関する通信が基本ノーカウントに。利用の仕方によっては桁違いのコスパを発揮するLINEMO。990円でどこまで使えるか一度試してみては。

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LINEギガフリー

LINEMOより

povoは9月下旬から新サービス『povo 2.0』をスタート。基本利用料金が『0円』となり、必要な容量をその都度『トッピング』する方式に変更。容量にはそれぞれ使用期限が定められていたり、使い切った後は速度が『128kbps』に制限されるなどやや使い勝手の悪さを感じる部分も。

povo2.0料金プラン

KDDIより

ただし新たに追加された『#ギガ活』では対象店舗での買い物によってデータ容量がプレゼント。基本利用料金0円のメリットを活かし、ahamoLINEMOのサブ的な使い方をすればベストなパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

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5G』にも標準対応し、今後さらに速度の向上が見込める『ahamo』『LINEMO』『povo』。新しいiPhone『安く長持ち』させるために是非導入してみては!

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