家電が好き、スマートフォンが好きだという人が恐らく一番重視するのは『処理能力』。処理能力重視の人には、AnTuTuBenchmarkスコアが『60万以上』のハイエンド以外は勧められません。
投稿が見つかりません。逆に言えば、家電やスマートフォンにそこまで興味がない人にハイエンドを勧めるのは配慮不足。なぜならハイエンドの一番大きな特徴は『GPU(ゲーム)』性能の高さだから。ゲームをしない人にとってそれはまさに無用の長物です。スマートフォンを購入する前に、どんな用途で主に使うのかは必ず把握しておきましょう。
『処理能力』ではなく『防水』と『FeliCa』にコストをかければ、キッチンやプールでスマートフォンが使える様になり、おサイフケータイにSuica、PASMO、クレジット・ポイントカードを入れて持ち運ぶ事が出来ます。一般的な『使い勝手の良さ』を求めるのであれば、これらに対応する端末を選ぶべき。
その代表格と言えるのがSHARPのAQUOS senseシリーズ。最新モデルとなるAQUOS sense6も勿論『防水防塵(IP68)』と『おサイフケータイ』に対応。スマートフォンの性能を決める『Soc』には『Snapdragon 690 5G』を搭載し、AnTuTu Benchmarkのスコアは『317,515』。
アプリの動作速度にもっとも影響を及ぼす『CPU』スコアが『110,603』。この程度あれば、日常的な操作でストレスを感じる事はほぼありません。ブラウジングもスムーズです。
ただしGPU性能がエントリーモデル並に低いのと、Xiaomi、OPPO、Motorolaなどのスマートフォンでは標準機能になりつつある『メモリ拡張』機能に非対応というのが残念なポイント。
『防水防塵(IP68)』と『おサイフケータイ』に対応しつつ、それなりにゲームが遊べる程度にGPU性能を高め、『5GB』のメモリ拡張機能にも対応するハイバランスモデルが『OPPO Reno5 A 5G』。AnTuTu BenchmarkのスコアはAQUOS sense6を大きく上回る『381,466』。
CPUスコアはAQUOS sense6と同程度ですが、GPUの数値は2倍近く10万超え。ハイエンドには敵いませんが、エントリーモデルと比較すればその差は歴然。気分転換程度にゲームをするという人にとって丁度良いスペック。
メモリ拡張はストレージの一部をメモリとして仮想的に使用する機能。よってメモリを物理的に増設するのとは異なります。しかしメモリ領域が増える事で、複数のアプリを同時に起動しても容量オーバーを回避。端末の動作を安定させます。
エントリーモデルとの差をしっかり感じられるのは『カメラ画質』も同様。スマートフォンを選ぶ上で『カメラ』を優先順位に挙げる人は多いでしょう。OPPO Reno5 A 5Gは『イメージセンサー』『レンズ』『ISP』のバランスがとれており、近景から広角まで明瞭かつ満足度の高い画質を得られます。
廉価な端末どころか、ハイエンドでも高いクオリティーを求めるのが難しい『夜景画質』。OPPO Reno5 A 5Gはノイズの少なさとディテール表現が合格レベル。近い価格帯でこれだけ夜景を綺麗に撮れるのはMi 11 Lite 5Gくらいではないでしょうか。
さらにOPPO Reno5 A 5Gは『ネオンポートレート』という独自フィルタ機能(カメラ→ポートレート→フィルタ効果の中からネオンポートレートを選択)を備えており、玉ボケを大きく拡大することが可能。大きな玉ボケは大型イメージセンサーを採用する一眼レフの特権。OPPO Reno5 A 5Gではそれを擬似的に再現出来るというわけです。
一点短所を挙げるなら、ディスプレイが有機ELではなく『液晶』である事。動画鑑賞が利用用途のメインなのであれば、Redmi Note 11やmoto g31など有機ELを採用するエントリーモデルを購入すべき。
ディスプレイが液晶である点を許容出来るなら、OPPO Reno5 A 5Gは今すぐ購入すべき端末。これは急激なコスト高が背景にあります。OPPO Reno5 A 5Gと同等のスペック、価格で最新モデルを出すのが難しくなり、もっともコスパが高いのは値下がりした1、2世代前のモデルという現状。在庫が無くなるまでの争奪戦が、既に始まっているのです。
OPPO Reno5 Aの主な仕様
OPPO Reno5 A 5G | |
---|---|
Soc | Snapdragon 765G 5G(7nm) |
容量 | 6GB/128GB
|
電池 | 4,000mAh(最大18W急速充電) |
重量 | 182g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
モノクロカメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
おサイフケータイ | 対応 |
防水防塵 | IP68 |
センサー | 地磁気センサー、環境光センサー、色温度センサー、近接センサー、加速度センサー、重力センサー、ジャイロセンサー、歩数計 |
OS | ColorOS 11 based on Android™ 11 |
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OPPO Reno5 Aにお勧めな格安SIM
OPPO Reno5 Aが対応する周波数帯
- 5G:n3/n28/n77/n78 (NSA)
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TDD-LTE 38/39/40/41 (2545-2655MHz)/42 - 3G:WCDMA 1/2/4/5/6/8/19
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docomoの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
OCN モバイル ONE、IIJmio、ahamo、mineo
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- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
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Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)