この記事に書いてある内容
GoogleストアでPixel 9aの『欲しい色』が在庫切れでも諦めること無かれ
- 直営店では在庫切れのPixel 9a(iris、Porcelain、Porcelain)が6万円台前半〜
- Googleストアが実施している『お得』なキャンペーンが影響か
- iPhone SE(第2世代)、Pixel 6aユーザーにターゲットオン
- 有効期限の迫る『ストアクレジット』が消費されている可能性
- 苦肉の錬金術より『長く丁寧に使って高く売る』方が恐らくお得
- 関連リンク
GoogleストアでPixel 9aの『欲しい色』が在庫切れでも諦めること無かれ
Googleストアでは、2025年4月16日(水)から廉価な『aシリーズ』の最新モデル『Pixel 9a』の発売を開始しました。通常販売価格は79,900円(税込)〜。
2025年4月22日(火)時点では、『iris』『Porcelain』『Porcelain』の128GBモデルが在庫切れ。
Googleストアより
直営店では在庫切れのPixel 9a(iris、Porcelain、Porcelain)が6万円台前半〜
通常在庫切れになるほど人気の製品は、一時的に『プレミア価格』で取引される場合が殆ど。しかし『Pixel 9a』に関しては、ECサイトやフリマアプリにおける販売価格(Googleストア購入端末)が79,900円を大きく下回っています。


Googleストアが実施している『お得』なキャンペーンが影響か
どうしてこういった事態が起きているのか。Googleストアでは、2025年4月27日(日)午後11時59分までキャンペーンを実施中。
対象期間中にPixel 9aを購入すると『15,000円相当』のストアクレジットが付与されます。また、『Pixel 6a』『iPhone SE(第2世代)』の下取り価格を『25,100円』に引き上げるなど、複合的に施策を展開。

私はこれまで同店の『下取りサービス』を数回利用していますが、全て『満額』の査定。『目立った傷(割れ)』『動作不良』が無ければ、使用期間が長くても『減額なし』というイメージです(あくまで私の印象)。
査定が完了するとGoogleストアから『下取り金額確定』のメールが届く
iPhone SE(第2世代)、Pixel 6aユーザーにターゲットオン
iPhone SE(第2世代)は『2020年4月』、Pixel 6aは『2022年7月』に発売を開始したモデル。ヘビーユーザーであれば電池の最大容量が減少し、電池もちが徐々に悪くなっているはず。
『電池の消耗が激しい』『容量が小さい』端末は、基本的に下取り価格が下がります。フリマアプリでも、使い古した容量の小さい『iPhone SE(第2世代)』『Pixel 6a』を25,100円で購入する人はほぼ居ないでしょう。
高額買取をしてもらえるだけでなく面倒な『手続き』『丁寧な梱包』がどちらも不要(専用BOXに入れてポストに入れるだけ)。下取りに出すメリットは様々です。
もっとも『iPhone SE(第2世代)』『Pixel 6a』のユーザーは、Pixel 9aのターゲット層にドンピシャだと感じます。つまりマーケティングとして正しいやり方。
旧端末から新端末への機種変更が恙無く行われているのであれば、ECサイトやフリマアプリで『価格が暴落』といった事態にはならないはず。ではどういった人がPixel 9aを売却しているのか。簡単に予想してみました。
有効期限の迫る『ストアクレジット』が消費されている可能性
第一に考えられるのは『ストアクレジットの消費』です。Googleストアでは新端末を発売する度にキャンペーンを行い、『次回以降』利用可能なストアクレジットをプレゼント。

クレジットには『発行日から1年間』と有効期限が定められているので、『失効する前に使わなければ!』という人たちが一定数いるのは間違いないかと。
苦肉の錬金術より『長く丁寧に使って高く売る』方が恐らくお得
第2は『錬金術』の駆使。キャンペーン対象期間中は『15,000円相当』のストアクレジットが付与されるので、実質『64,900円』。

Pixel 6aの中古市場価格は1万円台後半〜2万円台前半程度。中古端末購入→下取りといった手間をかけても『数千円』程度の割引効果しか得られないので、『錬金術』は難しい状況。

iPhone SE(第2世代)に関しては、それなりに状態の良い64GBモデルが『1万円台前半』で取引されています。こちらは『1万円以上』の割引効果あり。

ただし『フリマアプリでの売却』を前提とするなら『手数料』に加えて『送料』も発生。ストアクレジットは使い道が『Googleストア』に限定されるので、『錬金術』として機能しているかは微妙なところ。
恐らく『丁寧に沢山使って数年後にGoogleストアで高額売却』という流れが、コストパフォーマンス的にはベストです(ストアクレジットはイヤフォンやスマートウォッチなど小物で消費)。
