私はこれまで『スマートウォッチ』『スマートバンド』を10台以上購入しています。スマートウォッチはWear OSの『対応』『非対応』に分類。
Wear OSに対応していると、Google Playからアプリをインストールして自由にカスタマイズが可能。ただし非対応モデルと比較して『電池もちが悪い(1日の利用で半分以上電池が減る)』というのが私の印象。
Wear OS対応モデルの中には、Googleの『Pixel Watchシリーズ』、Samsungの『Galaxy Watchシリーズ(6~、Classic 5~)』の様に『FeliCa』をサポートする希少なデバイスも。
Wear OSとFeliCaに両対応しているスマートウォッチでは、『Suica』に加えて『iD』『QUICPay』といったポスペイ型の電子マネーでが支払うことが可能。
スマートフォンをカバンの中から取り出す必要が無くなるのは勿論、FeliCaチップ非搭載のスマートフォンを利用している場合でも、『Suica』『iD』『QUICPay』を手元で使えるようになるのは大きなメリット。
しかし先述している通り、Wear OS対応モデルは『電池もちが悪い』のです。最近は『Galaxy Watch Ultra』のような長時間駆動モデルも登場していますが、電池容量を増やすことでどんどん大型化。価格の高騰も止まりません。
私は『邪魔だから』という単純な理由で、寝る前にスマートウォッチを外します。スマートバンドをメインに使っていた頃は、そこまで違和感を感じませんでした。つまり睡眠のモニタリングを行うなら『スマートバンド』に限定。
『Wear OS×FeliCa』対応スマートウォッチと比較して、桁違いに安いスマートバンド。Xiaomi Band 8を例にすると、一体何が出来るのか。
- 24時間心拍数モニタリング
- 科学的な睡眠モニタリング
- 24時間ストレスモニタリング
- 歩数計
- 時計
- バイタリティスコア(7日間にわたる中程度以上の運動に基づいて変換)
- 血中酸素レベル測定
- 150種類以上のワークアウト・スポーツモード
- 女性の健康管理
- 予定の通知
- 天候表示
- アラーム
- ランニングフォームリアルタイム調整
- スマートランニングモード
- ランニングビーンモード
- 最大16日間の長時間バッテリー
- メッセージ通知(LINE含む)
- 急速充電(約1時間でフル充電)
- アプリの通知
Xiaomi Band 8はシリーズ8作目。センサーや精度など細かい部分に拘ればキリが無いですが、『健康&運動をモニタリングするツール』はもはやこれで十分。
画面が小さい&縦長なので『しっかり情報を確認する』には適していません。それはスマートウォッチも同じこと。いくら大画面化が進んでいるとは言え、視認性はスマートフォンと比較にならず。あくまでメインは『通知すること』です。
私がスマートバンドを使わなくなった一番の理由は、『時計としての満足感』を得づらい。バンドを金属製のものに変えたとしても、どこか『物足りなさ』が残ってしまうのです。
実は少し前に、Wear OSのアップデート(4.0)で電池もちが改善されたという意見が散見された『Pixel Watch』を購入(丸型フォルムは選べる文字盤も多く満足感が高い)。
アップデート前とアップデート後では、体感レベルで電池の減りが遅くなりました(ハードな使い方をしなければ2日間はもつ)。2代目はバッテリーの部分がさらに改良されていますが、『初代を自分にとってどこまで最適化出来るか』に私は興味があるのです。
そこで閃いたのが、『Xiaomi Band 8』とのデュアル使用。『スマートフォン2台持ち』からの発想です。両デバイスを適材適所で使い分ければ、Pixel Watchの消費電力をさらに省くことが出来るのではないか。
とはいえ、両手首に時計を着ける『ダブル・リスティング』にはやや抵抗があります。どちらも左手首に着けて、不自然に見えないようにするにはどうすれば良いか。
文字版が2つ並ぶのはおかしいので、表裏をそれぞれ逆にしてみてはどうか。Xiaomi Band 8側はバンド面が上になり、『リストバンドに見える』のが理想的。
実際に違う時計で試してみましたが、思いの外違和感が無い(リストバンドに見える)。見た目的には恐らくこれでOK。手首を返せば文字盤も問題なく確認出来ます(操作も特にしづらくない)。
一定の目処がついたので、Pixel Watchの相方としてXiaomi Band 8とナイロンストラップをいざ購入。届いたら今度は『ベストな設定(使い方)』を模索する予定。何だかワクワクしてきたぞ!
Google Pixel Watchの主な仕様
製品名 | Pixel Watch |
サイズ | 直径:41mm、高さ:12.3mm |
重さ | 36g |
位置情報 | GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo |
互換性 | Android 8.0 以降 |
ディスプレイ | ガラス:3D Corning® Gorilla® Glass 5、解像度:320ppi、種類:有機EL、最大輝度:1,000ニト、常時表示:対応 |
チップセット | Soc:Exynos 9110、コプロセッサ:Cortex M33 |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 32GB |
センサー | コンパス、光学式心拍センサー、高度計、加速度計、血中酸素センサー、ジャイロスコープ、多目的電気センサー、周囲光センサー |
防水性能 | 5気圧 |
オーディオ | 内蔵マイク、内蔵スピーカー |
操作 | サイドボタン、触覚式リューズ、高性能な触覚技術 |
FeliCa | 対応 |
電池容量 | 294mAh |
Xiaomi Band 8の主な仕様
製品名 | Xiaomi Band 8 |
サイズ | 48 mm × 22.5 mm × 10.99 mm |
重さ | 27g |
位置情報 | – |
互換性 | Android 6.0/iOS 12.0 以降 |
ディスプレイ | ガラス:2.5D 強化ガラスケース、解像度:192 × 490 ピクセル、種類:有機EL、最大輝度:600ニト |
センサー | 高精度 6 軸センサー、PPG 心拍数センサー、環境光センサー |
防水性能 | 5気圧 |
Bluetooth | 5.1 BLE |
充電タイプ | マグネット式 |
バッテリー | 通常使用モード:最大16日間、充電時間:約1時間 |
電池容量 | 190mAh |
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