Xiaomi(シャオミ)は2022年10月21日、最新タブレット『Redmi Pad』を日本市場に向けて投入しました。カラーは『グラファイトグレー』『ムーンライトシルバー』『ミントグリーン』の3色展開。販売価格は3/64GBモデル『39,800円(税込)』、4GB/128GBモデル『44,800(税込)』。発売開始は2022年10月28日(金)から。
Xiaomiは2021年にタブレットを日本初投入。Redmi Padの上位モデルとなるXiaomi Pad 5です。販売価格は6GB/128GBモデル『59,800円(税込)』、6GB/256GBモデル『64,800円(税込)』。
Redmi PadとXiaomi Pad 5は一体どの様な違いがあるのか。スペックを比較してみましょう。
Xiaomi Redmi PadとXiaomi Pad 5の仕様
Xiaomi Redmi Pad | Xiaomi Pad 5 | |
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Soc | MediaTek Helio G99(6nm) | Qualcomm Snapdragon 860(7nm) |
容量 |
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電池 | 8,000mAh | 8,720mAh |
充電 | 18W | 最大33W |
重量 | 445g | 511g |
サイズ | 高さ:250.38mm 幅:157.98mm 厚さ:7.05mm |
高さ:254.69mm 幅:166.25mm 厚さ:6.85mm |
画面 |
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カメラ | リアカメラ
フロントカメラ
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リアカメラ
フロントカメラ
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コネクタ | USB Type-C | USB Type-C |
スマートペン | 非対応 | 対応 |
Bluetooth | 5.3 | 5.0 |
Wi-Fi | Wi-Fi 5 2.4GHz/5GHz | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
オーディオ | クアッド(4つ)スピーカー(Dolby Atmos対応) | クアッド(4つ)スピーカー(Dolby Atmos対応) |
OS | MIUI for Pad | MIUI for Pad |
カラー | グラファイトグレー、ムーンライトシルバー、ミントグリーン | パールホワイト、コズミックグレー |
Xiaomi Pad 5がRedmi Padより優れているポイント
- Soc性能
- 電池容量(+720mAh)
- 充電速度(+15W)
- 画面サイズ(+0.39インチ)
- 解像度(+560×400ピクセル)
- 最大リフレッシュレート(+30Hz)
- ピーク輝度(+100nit)
- カメラ解像度(リアカメラ+500万画素)
- Dolby Vision、HDR10対応
- スマートペン対応(筆圧検知4096段階)
Redmi PadがXiaomi Pad 5より優れているポイント
- 販売価格(-20,000円)
- 重量(-66g)
- Bluetoothのバージョン(5.3)
Redmi Padは日常使いには十分な処理能力。ただし3DゲームをするならXiaomi Pad 5
Xiaomi Pad 5はSocにSnapdragon 860を搭載。Snapdragon 855+をリネームしたもので、2019年後半~2020年に発売されたハイエンドスマートフォン(ROG Phone 2、OnePlus 7T、Galaxy Z Flipなど)と同等の性能。
タブレットの性能をトータルで示すAnTuTu Benchmarkスコアは60万弱。MediaTek Helio G99を採用するRedmi Padは『315,176(GrupoReviews参考)』。
GPU性能が控えめなので3Dゲームをするには適しませんが、一般的な使い方であればストレスを感じない程度に動作するスコアです。しかもRedmi Padは温度上昇『+1度』、電池の減り『-1%』。GPUの測定がLiteバージョンで行われている影響が大きいとは言え、電力効率に優れているのは間違いないでしょう。
ちなみに、AnTuTu Benchmark30万程度のSocは『Qualcomm Snapdragon 480 5G』『Snapdragon 690 5G』。Xiaomi Redmi Note 10T、OPPO A54 5G、AQUOS sense6といったスマートフォンが搭載しています。
Redmi PadはXiaomi Pad 5やiPadより軽量。手持ちが楽
タブレットはスマートフォンと同様に手に持って使用する機会が多いです。Redmi Padは10.61インチの大画面を維持しつつ、Xiaomi Pad 5より『66g』も軽量。電池が720mAh少ないですが、その部分は電力効率の高さがカバーしてくれるでしょう。
ちなみにApple社のiPad(第10世代)は10.9インチで『477g』。iPadとはアスペクト比が異なりますが、Redmi Padの方が『32g』軽く、幅も『-8.3mm』狭いです。持ち安さを考慮するならRedmi Pad。
Redmi PadはBluetoothのバージョンが5.3。将来のアップデートに期待
Redmi PadはBluetoothのバージョンが2022年10月時点で最新となる『5.3』。同バージョンでは重複した通信が制御されより省エネ環境が向上。レスポンスも速くなっています。Bluetooth5.2~、Android 13~は最新音声規格『LE Audio』のサポート対象となるので、今後音関係がさらにアップデートする可能性大。
タブレットは分割表示した時に文字をはっきりと読める。Androidスマートフォンとの連携もスムーズ
タブレットは基本的にスマートフォンと組み合わせて使うもの。Redmi Padが採用するファームウェア『MIUI for Pad』はAndroidがベース(リリース時点でバージョンは12)なので、当然ながらAndroidスマートフォンとの連携がスムーズ(Xiaomiデバイスとは特に)。通勤・通学中はスマートフォン、帰宅したらRedmi Padとシームレスな作業環境の移行が可能です。
Redmi Padは目に優しいスクロールが滑らかなディスプレイを採用
タブレットの主な利用用途と言えば『動画鑑賞』。10.61インチの大型ディスプレイは10bit(10億色以上の表示)に対応し、タブレットではじめてグローバル認証企業のSGSから『低視覚疲労』の認証を受けています。
1秒間に画面を書き換え可能な回数を示すリフレッシュレートは『90Hz』。iPadは60Hzなので、Redmi Padの方が30Hz分表示が滑らかという事です。解像度もフルHDより高い『2,000×1,200ピクセル』電子書籍を読むにも最適。