2024年7月16日(火)、17日(水)にはAmazonで『プライムデー』が実施されていました。プライムデー中に買おうと思っていて、『買い逃した』アイテムがロボット掃除機です。
私は10年以上前に一度、ロボット掃除機を代表する某メーカーの廉価モデルを購入。私にとって初めてのロボット掃除機だったので、どれほどの効果があるものかとワクワクしながら外出。帰宅する頃には、部屋が綺麗に掃除されているはずでした。
しかし実際に待っていたのは予期せぬ現実。部屋に入るとカーペットの横でひっくり返るロボット掃除機を発見。どうやら新品のカーペットをむしっている最中に、勢い余って点灯したようです。
最初の光景がトラウマになり、そのロボット掃除機を再稼働させることはありませんでした。そこから10年以上が経過。家電は日進月歩で性能が進化します。トラウマも徐々に消え、遂には『気になるアイテム』の一つに。
プライムデーではメーカーの『値下げ合戦』が繰り広げられ、中には『40%OFF』を超える値引き率の製品も。ただし『定価が高すぎる』と感じるものが多く、『適正価格』を見分けようと四苦八苦していたら、いつの間にかプライムデーが終了。
プライムデー期間中は『ダストステーション便利そう!見た目も格好良い!』と思っていたのですが、ダストステーションは『紙パックタイプ』が殆ど。つまり本体購入後も、定期的にコストが発生。
ダストステーションが『サイクロン式(紙パック不要)』のモデルも出始めていますが、そこに重点を置くと選択肢が狭くなりすぎる。まず、私がロボット掃除機に何を求めているのかを、一度冷静に洗い出してみました。
- 掃除を楽にしたい(掃除機をかける範囲・時間を減らしたい)
- 立体物の検知をある程度しっかりして欲しい
- 吸引力は4,000PA程度が理想
- ダストボックスの容量が大きめ
- 価格の設定が適正
- 専用アプリ対応
- マッピング機能
- 禁止エリアの設定が可能
私の用途では『ダストステーションが不要』と判断。また、いきなり上位モデルに手を出すのも控えようと思いました。価格を『2~3万円台』に絞って探していると、Xiaomi(シャオミ)のロボット掃除機『S20』が理想に合致。
- ➡Xiaomi S20を楽天市場で購入する
- ➡Xiaomi S20をAmazonで購入する
- ➡Xiaomi S20をヤフーショッピングで購入する
- ➡Xiaomi S20をQoo10で購入する
- ➡Xiaomi S20をメルカリで購入する
日本では『スマートフォン』『スマートウォッチ』が台頭しているXiaomiですが、海外では掃除機をはじめ様々なスマート家電をリリースしています。
理想的なスペックのXiaomi S20は、『本当に買うべきロボット掃除機』なのか。他メーカーのモデルとスペックを比較しました。
モデル名 | Lubluelu SL60D | Xiaomi S20 | Anker Eufy RoboVac G30 Hybrid | Dreame D10s |
実売価格(2024年7月23日時点) | 売り切れ(Amazon) | 22,800円(楽天市場) | 29,980円(Amazon) | 52,800円(Amazon) |
最大吸引力 | 3,000Pa | 5,000Pa | 2,000Pa | 5,000Pa |
電池容量 | 2,600mAh | 3,200mAh | 不明 | 5,200mAh |
最大連続使用時間 | 約80~約120分 | 不明 | 約100分 | 約280分 |
充電時間 | 不明 | 不明 | 約300~360分 | 不明 |
ナビゲーションシステム | LDS | LDS | ジャイロ | LDS |
マッピング機能 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
進入禁止エリア設定 | 対応 | 対応 | 境界線テープ(別売) | 対応 |
重量 | 約2.8kg | 約3.5kg | 約2.9kg | 約3.6 |
サイズ | 約32.5cm x 高さ約9.4cm | 約32.5cm x 高さ約9.8cm | 約32.5cm x 高さ約7.2cm | 約35cm x 高さ約9.68cm |
水拭き | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
ダストボックス容量 | 250mL | 400mL | 不明 | 570mL |
ウォータータンク | 250mL | 270mL | 不明 | 235mL |
Alexa | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
Googleアシスタント | 対応 | 対応 | 大応 | 大応 |
OTAアップデート | 対応 | 対応 | 大応 | 大応 |
専用アプリ | 大応 | 大応 | 大応 | 大応 |
Lubluelu SL60Dは2024年7月23日(火)時点で売り切れ(Amazon)。『LDS(レーザーナビゲーション)』『マッピング機能』『進入禁止エリア設定』『水拭き』に大応しつつ、売り切れ前の価格は『15,190円』。あり得ない安さです。
気になったのは『電池容量が少ない(2,600mAh)』『ダストボックスが小さめ(250mL)』『最大吸引力が弱い(3,000Pa』の3点。これらを妥協出来るなら、入門機としてアリだと思います(レーザーの不具合がレビューで報告されているのはちょっと気になる)。
ロボット掃除機メーカーとしてもある程度名の通っているAnker(アンカー)。Amazonの実売価格が29,990円(税込)と手頃な『Eufy RoboVac G30 Hybrid』ですが、スペックはイマイチ。
最大吸引力が『2,000Pa』と弱めなのに、最大連続駆動時間は『約100分』。ナビゲーションシステムもLDSではなく『ジャイロ』です。立体物を認識するのが困難で、進入禁止エリアの設定も別売りの境界線テープが必要に。
Dreame D10sはXiaomi S20の『上位互換』的な性能。最大吸引力は『5,000Pa』と十分。『5,200mAh』の大容量電池を搭載し、最大連続駆動時間も『約280分』と長め。
ダストボックスの容量は『570mL』と文句なし。引っかかったのが『お値段』です。2024年7月23日(火)時点で、Amazonの実売価格は『52,800円(税込)』。私の予算をオーバーしています。
電池容量はDreame D10sよりやや少なめながら、それ以外は近いスペックを持つ『Xiaomi S20』。実売価格『22,800円(税込)』は神がかっていると言えるでしょう(サポート面も知らないメーカーより安心)。
ブラシやフィルターといった消耗品は、Aliexpressで互換品を安く入手可能です。
Xiaomi S20は本日到着予定。しばらく使ってからレポートをお届けしたいと思います。お楽しみに!
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