同じスマートフォンを使用しているのに、時間帯によって動作が『遅い』と感じる事はありませんか?同時にアプリを立ち上げすぎていて、メモリ不足になっているのかもしれません。そしてもう一つ考えられるのが『通信速度の低下』。
通信速度は基本的に接続しているユーザーが増え、回線が混雑するほど速度が『低下』。光回線も共用のマンションタイプであれば、皆が帰宅してインターネットを使用する夜の時間帯は速度が一気に遅くなりますよね。
スマートフォンでインターネットする人が一気に増える午後0時~13時。お昼休みは時間が限られているので、通信速度が影響してページの読み込みが遅かったらかなりのストレス。それが平日ずっと続くのはしんどいですよね。
混雑する『平日のお昼』に快適に使える通信サービスはどこなのか。『LINEMO』『楽天モバイル』『mineo』『NUROモバイル』『OCNモバイルONE』『IIJmio』『UQモバイル』の7社で実測比較した結果をご覧ください(住んでいる地域によって速度が異なる場合あり)。端末はMotorola edge 30 Proを使用しています。
2022年6月度LINEMO、楽天モバイル、mineo、NUROモバイル、OCNモバイルONE、IIJmio、UQモバイル通信速度実測結果
投稿が見つかりません。LINEMO
午前10時頃には『120Mbps』で高速通信が可能だったSoftBankのオンラインブランド『LINEMO』。お昼には10分の1程度の通信速度に低下しました。10Mbps以上出ていれば日常的な使い方で不便を感じない筈ですが、大容量データの送受信などは少しもたつくかもしれません。お昼が12時~でない人にとっては最高か。
LINEMOについて
- 音声対応SIM基本料金:990円(税込)~
- 契約月の基本料金:日割り
- 5分かけ放題:550円(税込)
- 無制限かけ放題(専用通話アプリ不要):1,650円(税込)
- 通話料金:22円/30秒
- データ容量:3GB~
- 翌月くりこし:非対応
- 5G:対応
- 低速切り替え:非対応
- 通信回線:SoftBank
- 公式サイト:https://www.linemo.jp/
楽天モバイル
7月1日から新プランを導入する楽天モバイル。午前10時ころ(47Mbps)より午後0時台の通信速度が速い(57Mbps)ので、一日を通して速度が安定しているという事ですね。新プランは『0円ユーザー』以外にとって、各種サービス割引などが盛り込まれたお得なアップグレード。興味のある人は一度内容を確認してみては。
投稿が見つかりません。楽天モバイルについて
- 音声対応SIM基本料金:1,078円(税込)~
- 契約月の基本料金:日割りなし
- 15分かけ放題(電話回線):1,100円(税込)※7月1日から
- 無制限かけ放題(Rakuten Link使用):0円(税込)
- 通話料金:22円/30秒(電話回線)、0円(Rakuten Link使用)
- データ容量:3GB~
- 翌月くりこし:非対応
- 5G:対応
- 低速切り替え:対応
- 通信回線:楽天回線、au(サポート回線)
- 公式サイト:https://network.mobile.rakuten.co.jp/
mineo
最大『1.5Mbpsでデータ通信し放題』をメインサービスとして展開しているmineo。節約モードがメインとなるので、高速通信ははっきり言って頼りない数字。お昼時にはまさかの『440kbps』まで速度が低下。現在行われている期間キャンペーン『ホーダイホーダイ割』で契約者が急増している事が原因かと思いましたが、マイそく(スタンダード)はお昼に速度制限がかかるので関係ないですね。今後調整されると良いですが(6月22日に再計測したところ速度復活)。
投稿が見つかりません。mineoについて
- 音声対応SIM基本料金:990円(税込)~
- 契約月の基本料金:日割り
- 10分かけ放題(専用通話アプリ不要):550円(税込)
- 無制限かけ放題(専用通話アプリ不要):1,210円(税込)
- 通話料金:22円/30秒(無料通話アプリmineo電話を使うと10円/30秒、10分かけ放題時間超過後は11円/30秒)
- データ容量:1GB~(マイピタ)
- 翌月くりこし:対応(マイピタ)
- 5G:対応(マイピタ)
- 低速切り替え:対応(マイピタ)
- 通信回線:NTTドコモ、SoftBank、au
- 公式サイト:https://mineo.jp/
NUROモバイル
午前9時台と午後0時台の通信速度がほぼ一致したNUROモバイル。契約している『NEOプランLite』には専用帯域が用意されており、混雑する時間帯でも高速通信を維持。同社は先月頃から速度の安定が著しく、データ量『20GB(超過後は最大1Mbps)』で月額基本料金『2,090円(税込)』は通信キャリアの格安プランよりもお得感強いです。
投稿が見つかりません。NUROモバイルについて
- 音声対応SIM基本料金:792円(税込)~
- 契約月の基本料金:無料
- 通話料金:22円/30秒(NUROモバイルでんわサービスの利用で11円/30秒)
- データ容量:3GB~
- 翌月くりこし:対応
- 5G:対応(無料の5Gオプションに申し込み必要)
- 低速切り替え:非対応
- 通信回線:NTTドコモ、SoftBank、au
- 公式サイト:https://mobile.nuro.jp/
OCNモバイルONE
6月6日から『プラベートIPアドレス』による接続が選べるようになったOCNモバイルONE。これにより『待機時に電池が減りやすい』という問題が解決しました。プライベートIPアドレスに変更すると速度が低下するのではないかと心配でしたが、ご覧の通り平日の午後0時台でも『44Mbps』の高速通信をキープ!杞憂に終わりました。
OCNモバイルONEについて
- 音声対応SIM基本料金:550円(税込)〜
- 契約月の基本料金:無料
- 通話料金:11円/30秒
- 10分かけ放題:935円(税込)
- 無制限かけ放題:1,430円(税込)
- データ容量:500MB~
- 翌月くりこし:対応
- 5G:対応(無料の5Gオプションに申し込み必要)
- 低速切り替え:対応
- eSIM:非対応
- 通信回線:NTTドコモ
- 公式サイト:https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html
IIJmio
午前9時台には『60Mbps』を記録するも、午後0時台には『2.3Mbps』まで速度が低下したIIJmio。速度に拘るのであればお昼をずらせる人向けか。同社では6月16日現在スマホセールをはじめとした様々なキャンペーンを実施中。端末購入+サブSIM的な使い方がベストかも。低速モードが意外と使えます。
IIJmioについて
- 音声対応SIM(ギガプラン)基本料金:850円(税込)〜
- 契約月の基本料金:日割り
- 通話料金:11円/30秒
- 5分かけ放題:500円(税込)
- 10分かけ放題:700円(税込)
- 無制限かけ放題:1,400円(税込)
- データ容量:2GB~(ギガプラン)
- 翌月くりこし:対応(ギガプラン)
- 5G:対応(無料の5Gオプションに申し込み必要)
- 低速切り替え:対応(ギガプラン)
- eSIM:対応(NTTドコモ回線のみ)
- 通信回線:NTTドコモ、au
- 公式サイト:https://www.iijmio.jp/
UQモバイル
auのサブブランドとなるUQモバイルは、午前10時台に『63Mbps』、午後0時台に『49Mbps』とどちらも安定して高速通信。節約モードに切り替えれば、最大『1Mbps(くりこしプランM+5GとL+5G)』で通信量のカウントなしにYouTubeを観たりストリーミング音楽を聴けるので、メリハリのある使い方が可能です。
投稿が見つかりません。UQモバイルについて
- 音声対応SIM基本料金:1,628円円(税込)~
- 契約月の基本料金:日割り
- 通話料金:22円/30秒
- データ容量:3GB~
- 翌月くりこし:対応
- 5G:対応
- 低速切り替え:対応
- 通信回線:au
- 公式サイト:https://shop.uqmobile.jp/