旅行をする際に『一眼レフカメラ』を持ち運ぶ人は多いと思います。私もその内の一人でした。しかしある時気づいてしまったのです。カメラの『重さ』が旅の楽しさを半減させてしまっていると。
ミラーレスが登場して『重さ』の部分は大分軽減されましたが、一眼レフは『レンズ』交換式。倍率が大きい望遠レンズは本体よりかさばる場合も。カメラの荷物が増えすぎて『バッグを一つ余計に持たなければならない』といった状況は、移動時の疲れを倍増させます。
一般的なコンパクトデジタルカメラは『画像処理エンジン』が弱い印象。大きめなイメージセンサーを搭載するモデルは『光学ズームなし(もしくは倍率が低め)』が殆ど。高画質や望遠性能などを求めると、『コンパクト』では無くなり、一眼レフ並に筐体がゴツくなります。
デジタルカメラは『写真』『動画』を撮影する為の専用機。スマートフォンのカメラは元々『オマケ』の要素でした。しかし需要の高さから各メーカーがしのぎを削り続け、2024年現在はコンデジの画質を凌駕するモデルが多数登場。
カメラの心臓部と言えるイメージセンサーは、最大サイズが『1インチ』程度まで大型化。スマートフォンの構造上不可能と考えられていた『高倍率望遠レンズ』も、潜水艦などが搭載している『潜望鏡』から着想を得た『ペリスコープ』技術を取り入れることで不可能を可能に。
『大型イメージセンサー』『高倍率レンズ』といった物理的な進化に加え、元からスマートフォンが得意としてきたデジタル処理も飛躍的に向上。GoogleのPixel 7 Proは、『もう一眼レフに戻れない』と感じさせられたスマートフォンの1つ。
わずか『212g』で望遠撮影が出来て、一眼レフの様なボケ味まで描写出来るPixel 7 Pro。スマートフォンながら、『旅行用カメラ』としての使い勝手は良好です。
『Xiaomi新製品発表会(2024上期)』で体験した『Xiaomi 14 Ultra』は、そのPixel 7 Proを『上回っている』と感じさせる圧倒的な描写力でした。私の中では『未体験ゾーン』のスマートフォン。
ハイエンドを購入する第一理由は『未体験』を体験したいから。ただしXiaomi 14 Ultra(カメラキット付き)のお値段は『199,000円(税込)』。『◯◯を撮りたい』という明確な目的が無ければ購入に踏み切れません。
その『明確な目的』が見つかりました。2泊3日の北海道旅行です。滞在期間は短いですが、だからこそ出来るだけ多くシャッターを切って沢山の風景を写真に残したい。その強い思いがXiaomi 14 Ultraの購入を後押ししました。
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ここからはXiaomi 14 Ultraで撮影した北海道(一部異なる)の写真を紹介していきます。
博物館網走監獄ではいきなり本領を発揮。ISO値が高めになると、通常はダイナミックレンジが狭くなりディテールが崩れてしまいます。
Xiaomi 14 Ultraは黒つぶれや白トビがほぼ確認出来ず。ISO1600でこの画質はあり得ません。Leicaの繊細な色表現が、広いダイナミックレンジにジャストフィット。自分で現像したら、この雰囲気を出すのにどれだけ時間がかかるのか。
日当たりと日影で明暗差が広がった難しい描写。どちらに引っ張られることもなくバランスを保っています。
こちらは『Xiaomi 14 Ultraを買って良かった!』と思わせてくれた1枚。ガラス越しに撮っているのに十分明瞭。夕日のとらえかた、空の色、羽の質感までトータルで文句なし。
『空』と『緑』が自分の好きな色合いかはとても重要。『Leicaバイブラント』では北海道の雄大な景色がこんな雰囲気に。かなり好きです。
手動でF値を1.63から4.0に変更。絞り羽を開放から絞っている状態です。絞ることで光芒がはっきりと表れますが、光量が減り『シャッタースピードが長くなる』『暗くなる』『ISO値が上がる』場合があるので、その点は注意しましょう。
同じ場所から『メイン(広角カメラ)』『超広角カメラ』と交互に撮影。スマートフォンによっては空の色などが大きく異なりますが、Xiaomi 14 Ultraはご覧の通り安定感抜群です。
手持ちながらクリアな夜景画質。オートで温泉の湯気を幻想的に撮影出来るとは!シャッタースピードは『1/10』と遅めですが、補正が優秀で手ブレ感なし。光源のとらえかたのうまさも際立っています。
ポートレートモードは『23mm~75mm』の範囲で焦点距離を変えられます(数値の指定は23mm~120mm)。遠くにある被写体の背景をぼかしながら撮影出来るということ。120mmでも明瞭な画質を維持。私が一番気に入っている撮影モードです。
北海道ではいきなり野生動物が目の前に現れます。近づくと逃げてしまいますし、すぐに居なくなるのでシャッターチャンスは僅か。スマートフォン(Xiaomi 14 Ultra)だからこそ撮れた瞬間です。259mmで毛並みまでしっかり残っているのは驚愕。
肉眼では『何かいるな』程度しか確認出来ないのに、Xiaomi 14 Ultraで撮影して画面を見ると、その『何か』をしっかりと認識可能。ディテールはもちろん崩れていますが、720mm~1214mmで『柄』や『姿勢』まで判別出来るとは感服。
メインカメラにSONYの積層型ハイエンドイメージセンサー『LYT900』を採用。LYT900のセンサーサイズは、スマートフォン最大クラスの『1インチ(画素サイズは最大3.2µm)』。レンズには『無段階可変絞り』を採用し、F1.63~F4.0の間で物理的に開放~絞りを行えます。
『フローティング望遠カメラ(3.2倍:75mm相当)』『ペリスコープカメラ(5倍:120mm相当)』『超広角カメラ(12mm相当)』のイメージセンサーは、すべてSONYの『IMX858』で統一。この部分が色合いなどの安定に寄与している可能性は高いでしょう。
Xiaomiの日本モデルとして、初めて『Leica』の技術が導入されたXiaomi 14 Ultra。圧巻の画質は両社の協業ならでは。これは撮る為に遠出したくなるスマートフォンですね。今度は『動画撮影』にも挑戦しなければ!
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Xiaomi 14 Ultraの主な仕様
端末名 | Xiaomi 14 Ultra |
Soc | Snapdragon 8 Gen 3 |
容量 | 16GB + 512GB |
電池 | 5,000mAh |
充電速度 | 有線:最大90W、無線対応 |
充電器 | 付属 |
重量 | 219.8g |
画面 |
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カメラ | ライカメイン(広角)カメラ
ライカフローティング望遠カメラ
ライカペリスコープカメラ
ライカ超広角カメラ
フロントカメラ
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おサイフケータイ | 非対応 |
防塵防水 | IP68 |
センサー | 近接センサー | 環境光センサー | 加速度計 | ジャイロスコープ | 電子コンパス | 赤外線ブラスター | 気圧計 | フリッカーセンサー | X軸リニア振動モーター | レーザーオートフォーカス |
スピーカー | ステレオ(Dolby Atmos) |
SIM | nano SIM + nano SIM |
Wi-Fi | Wi-Fi 7/Wi-Fi 6E/Wi-Fi 6 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be |
Bluetooth | 5.4(デュアルBluetooth) |
対応コーデック | SBC/AAC/AptX/AptX HD/AptX Adaptive/LDAC/LHDC 5.0 |
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