Xiaomi 14 Ultraの『フォトグラフィーキット』はカスタマイズ自在!自分だけの『カメラ』に。

Xiaomi 14 Ultra

日本で発売されているXiaomi 14 Ultraは、専用の『フォトグラフィーキット』がセットに。『199,000円(税込)』という価格設定なので、『カメラに全く興味が無い』という人は恐らく購入しないはず。

フォトグラフィーキットはパーツが2つに分かれており、ケースの後にグリップ部分を装着します。ケースは本体を保護するだけでなく、『67mm』のレンズフィルターを取り付けられるように。

水面や葉っぱの反射を抑えて鮮やかな発色を得られる『PLフィルター』。光の量を減らしてシャッタースピードを遅らせ、白トビせず糸を引くように水の流れを撮れる『NDフィルター』などが代表的。

photographyキット

グリップは『1,500mAh』の電池を内蔵し単体で駆動。『ショートカットボタン(シャッター)』『ズームレバー』『ビデオボタン』『ダイヤル』を備えます。これらは『カスタマイズ』が可能。

【カスタマイズ設定方法】

設定➡その他の接続オプション➡カメラグリップ➡グリップボタンの設定

【カメラグリップから本体への充電ON/OFF設定方法】

設定➡その他の接続オプション➡カメラグリップ➡カメラグリップからの充電

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ショートカットボタン

  • 1枚の写真撮影
  • バースト撮影(連写)

ズームレバー

  • 連続ズーム
  • 焦点距離を切り替える

ダイヤル

ビデオボタン

  • 動画を録画
  • シャッター
  • 測定設定
  • 自動露出
  • ホワイトバランス
  • カスタムスタイル
  • スーパー手ブレ補正
  • 露出検証
  • フォーカスピーキング
  • オーディオ設定
  • アスペクト比
  • 画像形式
  • 50MP(5,000万画素)

ダイヤル

  • EV(露出)
  • 絞り
  • シャッター
  • ISO
  • ホワイトバランス
  • フォーカス
  • ボケ

シャッター

個人的にお勧めなのが『ダイヤル』のカスタマイズ。デフォルトでは『EV(露出)』の調整に設定されていますが、Xiaomi 14 Ultraは物理的な『可変絞り(F1.63~4.0)』を搭載。ダイヤルを『絞り』に変更すると、絞り羽根の開閉を直感的に行えるように。

レンズ

ポートレートモードを多用する場合は『ボケ』が好相性。焦点距離を設定した後、ダイヤル操作でボケ味を微調整出来ます。自分だけの『理想的な1枚』を撮りやすく。

グリップを装着したXiaomi 14 Ultraをスマートフォンに詳しくない人が見たら、『レンズが沢山ついたカメラ』だと思うでしょう。

見た目がカメラに近づくだけでなく、『ホールド感』も着実にアップ。ガッチリ掴んで画面をタップせずにシャッターを切れるので、低照度撮影時などに手ブレ軽減効果を得られるのは間違いなし。

グリップ

私が頻繁に使っているのは『シャッター』と『ズーム(焦点距離変更)』。シャッターを半押しすることで、『どこにピントが合っているのか』を撮影前に確認出来ます。

ちなみにXiaomi 14 Ultraのオートフォーカス性能はとんでもなく優秀。私がこれまで使ったスマートフォンの中で、間違いなくNo.1です。

『シャッター』『ズーム』どちらに関しても言えることですが、『画面に触れず操作出来る』というのは思っている以上に便利。『見た目』『ホールド感』に加えて操作性も『カメラ』なんです。

スマートフォンカメラのズームは2本の指を使った『ピンチアウト』が基本となりますが、画面が指で覆われてしまい撮影の邪魔に。

グリップのズームレバーを使用すると、画面全体を見ながら理想の画角を決められます。Xiaomi 14 Ultraのクアッドカメラが物理的にカバーする焦点距離は『12mm~120mm』。デジタル処理が加わると実用範囲はさらに広く。

広い焦点距離を自在に操れるズームレバー。好みの画角に微調整したらシャッターを半押ししてピントを確認後にパシャり(露出や絞りも変えられる)。これらがグリップで完結してしまうのだから、『カメラだな』という印象が使い込むほど深まります。

フォトグラフィーキットを装着すると、合計重量は『約319.5g』。スマートフォンからはやや逸脱した重さですが、広い焦点距離(12mm~120mm)をカバーしつつ、『Leica(ライカ)』の世界を体感出来る『カメラ&スマートフォン』と考えれば許容範囲。

スマートフォン単体の方が『軽い』のは当然なのですが、2泊3日の旅行中に私は一度もフォトグラフィーキットを外しませんでした(着けたまま本体を充電出来る)。その理由はXiaomi 14 Ultraを『カメラ』として使っていたから(SIMすら設定していなかった)。

1日中写真を撮り続けていると、それなりに電池が減っていきます。1枚の画像を仕上げるのに、かなりハードな処理を行っているのは間違いなし。

Xiaomi 14 Ultraは『Snapdragon 8 Gen 3』を搭載する生粋のハイエンドスマートフォンですが、『二刀流』よりもフォトグラフィーキットを着けて『カメラメイン』としての使い方が個人的にはお勧め。

フォトグラフィーキットで『撮る』までをショートカット。そしてデータを転送することなく『そのまま』画像編集からSNS・ブログへのアップロードを行えるXiaomi 14 Ultra

重いカメラと沢山のレンズを持ち歩くのに疲れてしまった人、撮るのを止める前に一度お試しあれ!きっと『ワクワク』が復活しますよ。

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Xiaomi 14 Ultraの主な仕様

端末名 Xiaomi 14 Ultra
Soc Snapdragon 8 Gen 3
容量 16GB + 512GB
電池 5,000mAh
充電速度 有線:最大90W、無線対応
充電器 付属
重量 219.8g
画面
  • サイズ:6.73インチ
  • タイプ:有機EL(XiaomiカスタムC8ディスプレイパネル)
  • 解像度:3200 × 1440px
  • リフレッシュレート:1Hz〜120Hz
  • 最大タッチサンプリングレート:240Hz
  • 輝度:1,000ニト(最大)、3,000ニト(ピーク)
  • 色深度:12bit
  • HDR10+:対応
  • Dolby Vision:対応
  • 素材:Shield Glass
カメラ ライカメイン(広角)カメラ

  • 解像度:5,000万画素
  • F値:1.63〜4.0(無段階可変絞り)
  • イメージセンサー:LYT-900
  • イメージセンサーサイズ:1インチ
  • 画素サイズ:3.2μm(4-in-1 Super Pixel)
  • 焦点距離:23mm相当
  • 手ぶれ補正:光学式
  • ALD(フレア軽減):対応

ライカフローティング望遠カメラ

  • 解像度:5,000万画素
  • F値:1.8
  • イメージセンサー:IMX858
  • イメージセンサーサイズ:1/2.51インチ
  • 焦点距離:75mm相当
  • 手ぶれ補正:光学式
  • マクロ撮影(10cm):対応

ライカペリスコープカメラ

  • 解像度:5,000万画素
  • F値:2.5
  • イメージセンサー:IMX858
  • イメージセンサーサイズ:1/2.51インチ
  • 焦点距離:250mm相当
  • 手ぶれ補正:光学式
  • マクロ撮影(30cm):対応

ライカ超広角カメラ

  • 解像度:5,000万画素
  • F値:1.8
  • イメージセンサー:IMX858
  • イメージセンサーサイズ:1/2.51インチ
  • 焦点距離:12mm相当
  • マクロ撮影(5cm):対応

    フロントカメラ

    • 解像度:3,200万画素
    • F値:2.0
    • 画角:90度
    おサイフケータイ 非対応
    防塵防水 IP68
    センサー 近接センサー | 環境光センサー | 加速度計 | ジャイロスコープ | 電子コンパス | 赤外線ブラスター | 気圧計 | フリッカーセンサー | X軸リニア振動モーター | レーザーオートフォーカス
    スピーカー ステレオ(Dolby Atmos)
    SIM nano SIM + nano SIM
    Wi-Fi Wi-Fi 7/Wi-Fi 6E/Wi-Fi 6 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be
    Bluetooth 5.4(デュアルBluetooth)
    対応コーデック SBC/AAC/AptX/AptX HD/AptX Adaptive/LDAC/LHDC 5.0

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