Xiaomi 15 UltraがAnTuTuベンチマーク測定中に『発熱』で強制停止!実測を続けた結果。

Xiaomi 15 Ultra

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Geekbench 6(CPU)、3DMark(Wild Life、Solar Bay)でXiaomi 15 Ultraのベンチマークを深堀り

私が所有する最高性能端末を超えるCPUパフォーマンスを叩き出す!

AnTuTu Benchmarkが強制停止した際はさすがに不安を覚えましたが、問題は恐らくトップスピードを意識しすぎた『スロットリング』の部分。気を取り直して『Geekbench 6』でCPUのパフォーマンスを再実測。

CPU性能1

Xiaomi 15 Ultra

CPU性能2

Xiaomi 14 Ultra

最大4.32GHzで駆動する2つのプライムコアが、シングルコアのスコアを3千台まで引き上げています。マルチコアも9千台半ば。これはどちらもXiaomi 14 Ultraだけでなく『Find X8』すら上回っています(電池の減りは-1%)。

CPU 1

OPPO Find X8

再び強制停止発生!?負荷が重い3D Markの実測で緊張が走る

Xiaomi 15 Ultraが持つCPU性能の高さはもはや疑いの余地なし。鬼門となるのが『3DMark(GPU)』です。

ハードウェアベースのレイトレーシング(光を追跡してより現実に近い光の屈折や反射を実現する技術)性能を把握出来る『Solar Bay』に関しては、AnTuTu Benchmark測定時と同様にトップスピードで『限界点』を超えて来そうな予感!

まずは一般的な『Wild Life』からテスト(3回連続)を開始。

GPU性能1

Xiaomi 15 Ultra(Wild Life)

GPU性能2

Xiaomi 14 Ultra(Wild Life)

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Xiaomi 15 UltraとXiaomi 14 Ultraの3DMark(Wild Life)測定結果まとめ

端末名/Soc Xiaomi 15 Ultra/Snapdragon 8 Elite Xiaomi 14 Ultra/Snapdragon 8 Gen 3
1回目の計測
電池の減り(1回目) -1% -1%
電池温度変化(1回目) 22度→24度 21度→25度
フレームレート(1回目) 59〜179fps 64〜142ps
2回目の計測
電池の減り(2回目) -1% -1%
電池温度変化(2回目) 26度→28度 25度→29度
フレームレート(2回目) 61〜172fps 56〜139fps
3回目の計測
電池の減り(3回目) -1% -1%
電池温度変化(3回目) 29度→32度 30度→32度
フレームレート(3回目) 54〜165fps 64〜132fps

電池の減りや温度上昇はXiaomi 14 Ultraと同等に抑えつつ、最大フレームレート(1秒間に何フレームで表示しているかを示す数値)が『179fps』まで大きく上昇。3回目の実測においても最大『165fps』と驚異の滑らかさを維持しています。

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超高性能端末でも息切れを起こす3DMarkのSolar Bayの測定結果まとめ

そしていよいよ超高負荷な『Solar Bay』で検証!緊張の瞬間です。

GPU検証3

GPU検証4

Xiaomi 15 Ultra(Solar Bay)

GPU検証6

GPU検証

Xiaomi 14 Ultra(Solar Bay)

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端末名/Soc Xiaomi 15 Ultra/Snapdragon 8 Elite Xiaomi 14 Ultra/Snapdragon 8 Gen 3
1回目の計測
Overall Score 11,749 8,734
電池の減り(1回目) -1% -1%
電池温度変化(1回目) 23度→25度 23度→25度
フレームレート(1回目) 36〜56fps 28〜41fps
2回目の計測
Overall Score 11,442 8,727
電池の減り(2回目) -2% -1%
電池温度変化(2回目) 26度→29度 27度→30度
フレームレート(2回目) 34〜54fps 28〜41fps
3回目の計測
Overall Score 10,571 8,599
電池の減り(3回目) -1% -1%
電池温度変化(3回目) 30度→31度 30度→32度
フレームレート(3回目) 31〜53fps 25〜41fps

ベンチマークに関する記事はコチラから

Xiaomi 15 UltraのOverall Scoreは3回連続で『1万』の大台を超えてきました。最大フレームレートも50fpsを下回らず。それでいて危惧していた温度上昇はXiaomi 14 Ultra以下。

Xiaomi 15と言えば『ライカカメラ』が真っ先に浮かぶスマートフォンですが、Snapdragon 8 Eliteを搭載したことで『ゲーム端末』としてのパフォーマンスも明確に向上。電池もちも改善されており、2台分活躍してくれそうな1台に仕上がりましたね。

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