2024年11月度は、SIM選びをする時に月間データ容量『30GB』が一つの基準となりそう。先陣を切って(2024年10月1日から)30GBへの引き上げを行ったのは、ドコモの格安プラン『ahamo』。
ahamoの後を追うように、11月1日にはSoftBankのオンラインブランド『LINEMOベストプランV』、そして11月12日からはauのサブブランドUQモバイル(コミコミプラン+)が、『30GB』をスタート。月額基本料金は3サービスとも『据え置き』です。
SoftBankとauの『サブブランド』『格安プラン』は、どちらかと言えば『月額料金値上げ』の傾向にありました。NTTドコモの『ahamo』もその流れにのるかと思いきや、まさかの実質値下げ(増量)。
ahamoが逆の方向へと舵を切ったことで、他サービスもそれに追従。ユーザーにとっては『固定費が下がる』『自由度が上がる』という喜ばしき事態となりました。
なぜLINEMOとUQモバイルは11月から『実質値下げ』を行うのか。ahamoが値上げムードに『待った』をかけた
2023年度は、通信キャリアの『サブブランド』『格安プラン』に月額料金値上げの兆候が見られました。モバイルネットワークは、生活必需品のスマートフォンに無くてはな...
上記には含まれませんが、実はSoftBankのサブブランド『ワイモバイル』も『低額30GB戦線』に参加しています。
ソフトバンク株式会社は、2024年10月25日(金)に『データ増量オプションのデータ容量2倍(ワイモバイル:シンプル2 M/L対象)』を発表。データ増量オプション(シンプル2 M/L向け)は元々『550円/月:5GB』でしたが、2024年11月1日から『10GB』に。
とはいえ、シンプル2 Mの月額基本料金は20GBで『4,015円(税込)』。データ増量オプションを利用して『合計30GB』にすると合計『4,515円(税込)』。『ahamo』『LINEMOベストプランV』『コミコミプラン+』と比較してかなり割高。
そして3サービスには、もう一つ『強み』となる部分が。