AppleがiPhone 12シリーズから導入した、ワイヤレス充電にも対応する磁気吸着技術『MagSafe』。MagSafeに対応するアクセサリーは、充電器以外に『カードケース』『スタンド』『リング』など様々。しっかりと固定できて、取り外しが容易なのも特徴です。
当然のことながら、Googleは同社のPixelシリーズが『マグネット充電に対応する』と公言していません。しかし驚いたことに、TORRASという有名なケースメーカーは、Pixel 7a用の『MagSafe対応ケース』を販売(評価も高い)。
ケース側で端末をMagSafeに対応させられる(Qi充電に対応している場合に限る)ことを知った私は、Amazonで『磁気増強 ユニバーサルリング ワイヤレス充電対応キット』という怪しいアイテムを購入。
Pixel 7aの純正ケースに同キットを取り付けてみたところ、MagSafe化に見事成功!iPhone用に販売されているリングや充電器を使えるようになりました。
先述している通り、MagSafeはあくまで『Apple』の技術。よってPixelシリーズのケースを用いた『なんちゃってMagSafe化』は、あくまで『一部のサードパーティが勝手にやっている』グレーな部分なのだろうと予想していました。
しかしPixel 8、Pixel 8 Proリリース後にGoogleストアをのぞいてみると、『マグネット式』と書かれたケースが堂々と発売されているでは無いですか。
『Google Pixel 8 用 Mous プロテクション・マグネット式スマホケース』『Google Pixel 8 Pro用 Mous プロテクション・マグネット式スマホケース』の2タイプ。
カラーはそれぞれ『クリア』『アラミド』『ウォールナット』と3種類用意されています。価格はPixel 8、Pixel 8 Pro用の変わらず『9,400円(税込)~』。ケースにしてはかなり高額(なぜかウォールナットだけ少し安い)。
ケースメーカーはロンドンを拠点とする『Mous』。『スリムで洗練されたデザイン』『落下や衝撃に対する高い防御力』を両立した、『AiroShock®』という自社開発耐衝撃保護素材が同社のウリ。
Googleストアで取り扱っているMousのケースにも同素材が使われているので、メインはマグネットではなく『高い保護力』と言えそうです。
他のMousのケースがどの程度の価格で販売されているのか調べてみると、60ドル程度が多い印象。日本円に換算すると9千円程度なので、Googleストアの価格が『特別高い』というわけではなさそうです(むしろ安いかも)。
マグネット接続に関する説明には『ワイヤレス充電器、カードホルダーなど、さまざまなマグネット式モジュラー機器にスマホをしっかり接続』『完全対応』と書かれているので、保護力以外の品質にも自信があるのでしょう。
1万円程度のケースを購入するのは大半の人が躊躇すると思いますが、ストアクレジットが余っているなら使い道としてアリでは。PixelのMagSafe化は便利で楽しいですよ!
Pixel 8、Pixel 8 Proの主要スペック
Pixel 8 | Pixel 8 Pro | |
---|---|---|
Soc | Google Tensor G3 | Google Tensor G3 |
容量 |
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電池 | 4,575mAh(有線充電:最大27W 無線充電:最大18W) | 5,050mAh(有線充電:最大30W 無線充電:最大23W) |
重量 | 187g | 213g |
画面 |
|
|
カメラ | メイン(広角)カメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
|
メイン(広角)カメラ
超広角カメラ
望遠カメラ
フロントカメラ
|
防水防塵 | IP68 | IP68 |
オーディオ |
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|
Bluetooth | 5.3 | 5.3 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、2×2+2×2 MIMO | Wi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、2×2+2×2 MIMO |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
SIM | nano SIM+eSIM | nano SIM+eSIM |
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