GPUスコアがPixel以下のXiaomi 13Tで原神のフレームレートを実測!画質最高設定で60FPS出せるのか!?

Xiaomi 13Tのゲームパフォーマンスを検証

Xiaomi 13T Proの弟分となる『Xiaomi 13T』。Socに『Dimensity 8200-Ultra』を搭載し、ミドルレンジ上位の処理能力を持つスマートフォンです。

スマートフォンの性能をトータルで数値化してくれるAnTuTu Benchmark(Ver.10)で実測したところ、『CPU』『MEM』『UX』に関しては高いスコアを記録。ただし3Dゲームプレイに影響を与える『GPU』に関しては、前世代(Xiaomi 12T)を下回るスコア。

あわせて読みたい
【実測】Xiaomi 13TのAnTuTuスコアをPixel 7 Pro、Pixel 8と比較。GPUにやや不安残る Xiaomi 13T Proの下位モデルとなる『Xiaomi 13T』。日本では『au』『UQモバイル』が独占販売を行っています。スマートフォンの処理能力を決めるSocには、ミドルレンジ上...

3Dゲームパフォーマンスが抜群とは言えない、Googleの『Pixel 7 Pro(Tensor G2)』『Pixel 8(Tensor G3)』をもやや下回る結果に。もしかするとXiaomi 12Tからゲーム性能が退化しているのか?フレームレートでPixelシリーズすら下回ってしまうのか?一寸の不安が過ります。

あわせて読みたい
Pixel 8(Tensor G3)で原神プレイしたらPixel 7aに近いゲームパフォーマンス。輝度が下がる現象も Googleが2023年10月12日(木)より発売を開始した『Pixel 8』『Pixel 8 Pro』には、3代目となる『Tensor G3』が採用されています。 Tensorの製造は初代から『Samsung』...

GPUに特化した検証を行うなら、AnTuTu Benchmarkよりも3DMark!しかしなぜかサーバーにつながらない。

サーバーエラー

3DMarkより

こうなってくると、もう実際にゲームをプレイするしかありません。原神を『画質:最高』『フレームレート:60FPS』に設定して、フレームレートを実測してみることに。

かなり重い負荷がかかり続けるので、通常のミドルレンジはそもそも60FPSを出すことすら出来ません。GPUスコアがイマイチだったXiaomi 13Tでは、一体どういった挙動になるのか。

原神1

Xiaomi 13T(Dimensity 8200-Ultra)で原神(画質:最高、フレームレート:60FPS)をプレイ(画像を選択すると動画再生)

プレイし始めから、良い意味で予想を裏切られました。かなり高い確率で60FPSを維持しています。どちらかと言えばハイエンドに近い動き。問題はこのパフォーマンスを維持することが出来るか。

原神2

Xiaomi 13T(Dimensity 8200-Ultra)で原神(画質:最高、フレームレート:60FPS)をプレイ(画像を選択すると動画再生)

局所的なフレーム落ちは見られるものの、5分を経過しても相変わらず60FPS付近を維持。控えめに言っても素晴らしい。

原神3

Xiaomi 13T(Dimensity 8200-Ultra)で原神(画質:最高、フレームレート:60FPS)をプレイ(画像を選択すると動画再生)

フレームが落ちやすい町中や水辺も、極端にカクつくことはなく滑らかな動き。これは明らかにGPUスコアでは上回るPixel 7 Pro、Pixel 8のパフォーマンスを超えている。

原神4

Xiaomi 13T(Dimensity 8200-Ultra)で原神(画質:最高、フレームレート:60FPS)をプレイ(画像を選択すると動画再生)

あわせて読みたい
【Q1 2024】Xiaomi 13T Pro、13T、Xiaomi Pad 6がHyperOSにいち早くアプデへ! Xiaomi HyperOS公式アカウント(Global)が、MIUIからの刷新となる『Xiaomi HyperOS』に関するOTAアップデートスケジュールを公開しました。 2024年第一四半期にアップ...

原神自体が軽量化したのかと思い、Pixel 8に端末を変えてフレームレートを再実測。軽量化は気の所為でした。

Pixel原神

Pixel 8(Tensor G3)で原神(画質:最高、フレームレート:60FPS)プレイ時のフレームレート

Pixel 8に関して言えば、むしろ以前よりフレームレートが低下している様な。AnTuTu Benchmarkのスコアは以前より上昇傾向なのに不思議です。

あわせて読みたい
Xiaomi 13Tでドコモ、SoftBank、楽天回線のSIMは使える?Redmi Note 10 JEと何が違うか 2023年12月8日(金)から『au』『UQモバイル』において発売が開始された『Xiaomi 13T』は、回線の契約をせずに『端末単体購入』が可能。 『au』『UQモバイル』が販売し...

何はともかく、Xiaomi 13Tのゲームパフォーマンスは総じて予想以上。『CPU』『MEM』『UX』のスコアをワンランク上に高めつつ、GPUスコアの下落も検証したところ杞憂。国内モデルのミドルレンジとしては、2023年12月時点でトップクラスの処理能力と言えるでしょう。

お得にSoftbank回線を使える格安プラン&格安SIM
created by Rinker

Xiaomi 13T、Xiaomi 11Tの主な仕様

Xiaomi 13T Xiaomi 11T
Soc Dimensity 8200-Ultra(4nm) Dimensity 1200 Ultra(6nm)
容量 8GB/256GB

  • メモリ:LPDDR5 RAM
  • ストレージ:UFS3.1
8GB/128GB

  • メモリ:LPDDR4X
  • ストレージ:UFS3.1
電池 5,000mAh 5,000mAh
充電速度 最大67W 最大67W
充電器 別売り 同梱
重量 ガラス:約197g、IPU:約193g 約203g
画面
  • サイズ:6.67インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:2,712×1,220px
  • 最大リフレッシュレート:144Hz
  • 最大タッチサンプリングレート:480Hz
  • 輝度:1,200ニト(最大)、2,600ニト(ピーク)
  • 色深度:12bit
  • コントラスト比:不明
  • HDR10+:対応
  • Dolby Vision:対応
  • 素材:Corning®️ Gorilla®️ Glass 5
  • サイズ:6.67インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:2,400×1,080px
  • 最大リフレッシュレート:120Hz
  • 最大タッチサンプリングレート:480Hz
  • 輝度:800ニト(最大)、1,000ニト(ピーク)
  • 色深度:10bit
  • コントラスト比:5000,000:1
  • HDR10+:対応
  • 素材:Corning®️ Gorilla®️ Glass Victus™
カメラ メインカメラ

  • 解像度:5,000万画素
  • F値:1.9
  • イメージセンサー:IMX 707
  • イメージセンサーサイズ:1/1.28インチ
  • 画素サイズ:2.44μm(4-in-1 Super Pixel)
  • 焦点距離:24mm相当
  • 手ぶれ補正:光学式
  • ALD(フレア軽減):対応

望遠カメラ

  • 解像度:5,000万画素
  • F値:1.9
  • イメージセンサー:OV50D
  • イメージセンサーサイズ:1/2.88インチ
  • 画素サイズ:0.61μm
  • 焦点距離:50mm相当

超広角カメラ

  • 解像度:1,200万画素
  • F値:2.2
  • イメージセンサーサイズ:1/3.06インチ
  • 画素サイズ:1.12μm
  • 焦点距離:15mm相当

フロントカメラ

  • 解像度:2,000万画素
  • F値:2.2
  • 画角:78度
メインカメラ

  • 解像度:1億800万画素
  • F値:1.75
  • イメージセンサーサイズ:1/1.52(DxOMarkより)
  • 画素サイズ:2.1μm(9-in-1 Super Pixel)

超広角カメラ

  • 解像度:800万画素
  • 画角:水平120度
  • F値:2.2

マクロカメラ

  • 解像度:500万画素
  • F値:2.4
  • オートフォーカス(3cm~7cm)

フロントカメラ

  • 解像度:1,600万画素
  • F値:2.45
おサイフケータイ 対応 非対応
防塵防水 IP68 不明
センサー 近接センサー、360°環境光センサー、加速度計、ジャイロスコープ、電子コンパス、リニアモーター、IRブラスター、フリッカーセンサー 近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロスコープ|、電子コンパス、リニアモーター、IRブラスター、バロメーター、色温度センサー
スピーカー デュアルスピーカー(Dolby Atmos対応) デュアルスピーカー(Dolby Atmos対応)
SIM nano SIM + eSIM nano SIM×2スロット

Xiaomi 13Tにお勧めなSIM

  • 5G:n3/28/41/77/78
  • 4G:LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28
  • 4G:LTE TDD:38/40/41/42
  • 3G:WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
  • 2G:GSM:850 900 1800 1900MHz

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)、Band n257(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n257(×)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n257(×)
au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM

Xiaomiに関連する記事

一覧はコチラから

  • URLをコピーしました!