Xiaomi(シャオミ)は2024年1月15日、タイのバンコクで行われたイベント内で、グローバル市場に向けて『Redmi Note 13 Pro+ 5G』『Redmi Note 13 Pro 5G』『Redmi Note 13 Pro』『Redmi Note 13 5G』『Redmi Note 13』といった6種類のスマートフォンをリリースしました。
Redmi Note 13 Pro 5Gは、上位モデルとなるRedmi Note 13 Pro+ 5G(希望小売価格400ドル)より100ドル程度安い304ドル(1ドル146.23円換算で約44,500円~)。2億カメラや12bit有機ELディスプレイといった主要スペックは同じ(ディスプレイの形状はフラット。画像処理を行うISPも異なる)。
目立って異なるのは『Soc』『充電速度』『メモリ・ストレージ規格』『Wi-Fiネットワーク』『防塵防水規格』。
SocはRedmi Note 13 Pro+ 5Gが『Dimensity 7200-Ultra(4nm)』を採用するのに対し、Redmi Note 13 Pro 5Gは『Snapdragon® 7s Gen 2(4nm)』。
公式情報によると、AnTuTu Benchmarkのトータルスコアは『60万以上』。AQUOS sense8が搭載するSnapdragon 6 Gen 1よりワンランク上の性能(ちなみにRedmi Note 13 Pro+ 5Gは公式値80万以上)。
充電速度はRedmi Note 13 Pro+ 5Gが最大『120W』対応で、Redmi Note 13 Pro 5Gは最大『67W』。
ただしRedmi Note 13 Pro 5Gは電池容量が100mAh多く5,100mAh。スタンバイはRedmi Note 13 Pro 5Gが『1日(最大15日)』、音楽連続再生時間は『23時間(最大136時間)』長いです。
メモリとストレージの規格はRedmi Note 13 Pro+ 5Gが『LPDDR5 RAM』『UFS3.1』とハイエンドよりのスペックなのに対し、Redmi Note 13 Pro 5Gは『LPDDR4X RAM』『UFS2.2』。データの読み書き速度で劣ります。
『Wi-Fiネットワーク』『防塵防水規格』は人によっては気をつけたいポイント。Redmi Note 13 Pro 5Gは防塵防水性能が弱め(IP68→IP54)。そしてWi-Fi 6に対応していません(Redmi Note 13+ 5Gは対応)。
やや性能的に弱めな部分はありますが、価格抑えめなミドルクラスのスマートフォンとしては十分な仕上がり。日本で出すならXiaomi 13Tとの差別化にもなるのでこちらの方が良いかも!?
Xiaomi Redmi Note 13 Pro+ 5GとXiaomi Redmi Note 13 Pro 5Gの主な仕様
Xiaomi Redmi Note 13 Pro+ 5G | Xiaomi Redmi Note 13 Pro 5G | |
Soc | MediaTek Dimensity 7200-Ultra(4nm) | Snapdragon® 7s Gen 2(4nm) |
容量 | 8GB/256GB、12GB/512GB
|
8GB/256GB、12GB/512GB
|
電池 | 5,000mAh | 5,100mAh |
充電速度 | 最大120W | 最大67W |
重量 | 約204.5g | 約187g |
画面 |
|
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
メインカメラ
望遠カメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
|
おサイフケータイ | 非対応 | 非対応 |
防塵防水 | IP68 | IP54 |
センサー | 近接センサー | 環境光センサー | 加速度計 | 電子コンパス | IRブラスター | ジャイロスコープ | X軸リニアモーター | 近接センサー | 環境光センサー | 加速度計 | 電子コンパス | IRブラスター | ジャイロスコープ | X軸リニアモーター |
スピーカー | デュアルスピーカー(Dolby Atmos対応) | デュアルスピーカー(Dolby Atmos対応) |
ネットワーク | Wi-Fi: Wi-Fi 6/Wi-Fi 5/Wi-Fi 4/802.11a/b/g、2.4GHz Wi-Fiをサポート | Wi-Fi: Wi-Fi 5/Wi-Fi 4/802.11a/b/g、2×2 MIMO、Wi-Fi Directをサポート |
Bluetooth | 5.3 | 5.2 |
SIM | nano SIM + nano SIM または nano SIM + eSIM | nano SIM + nano SIM または nano SIM + eSIM |
Xiaomiに関連する記事
一覧はコチラから