2024年3月20日、ANDROID AUTHORITYがGoogleのスマートフォン『Pixel 8a』に関する独占レポートを公開。
同メディアによると、Pixel 8aはディスプレイが進化。リフレッシュレート(1秒間に画面を書き換え可能な回数)はPixel 7aの90Hzから『120Hz』に。最大輝度(HDR)は1,400ニトと、Pixel 8なみのスペックになる模様(サイズは6.1インチ)。
興味深いのは『DisplayPort Altモード』に対応と指摘している点。『Pixel 8』『Pixel 8 Pro』に関しては、Android 14 QPR3 Betaへのアップデートで同モードが開放されるとの情報を、ANDROID AUTHORITYを含めた様々なメディアが報じています。
DisplayPort Altモードをサポートする端末は、外部ディスプレイ(DisplayPort対応)に有線で映像出力が可能に。
DisplayPort Altモードは著作権保護規格HDCPに対応しているのも特徴。端末とディスプレイがHDCPに準拠していれば、AmazonプライムビデオやNetflixといったストリーミング動画を大画面に出力出来ます。
Pixel 8aがDisplayPort Altモードに対応していたら中々のサプライズとなりそう。
Socは『Tensor G3』が踏襲されるとしつつも、パッケージング方式はFOPLP(Fan-Out Panel Level Packaging)から『 IPoP (Integrated Package on Package) 』に切り替わるとのこと。
IPoPはFOPLPと比較してパッケージングを簡略化。コストを抑えられる反面、基板部分が厚くなり放熱性の部分ではFOPLPに劣ります。
カメラまわりに関しては大きな変更が加えられないとのこと。ただしTensor G3はAI技術による画像処理能力を高めているので、そこがどう画質差に表れるかは楽しみですね。
個人的に注目すべきは『DisplayPort Altモード』『電池もち』『カメラ画質』。Pixel 8aは2024年5月14日(現地時間)に開催される『Google I/O 2024』内でリリースが濃厚です。