楽天モバイルは通信キャリアで唯一、『留守番電話サービス』『割り込み通話サービス(キャッチホン)』を『無料』で提供していました。月額料金も圧倒的に安い同社。『安さが武器』であることは間違いないですが、何事も『やりすぎ』は禁物。
サービスを提供するには当然『コスト』が発生します。とはいえ、『留守番電話サービス』『割り込み通話サービス(キャッチホン)』を日常的に利用している楽天モバイルユーザーからすれば、無料は『正義』であり有料化は『悪』です。
私も楽天モバイルが『留守電有料化』を発表した時には、正直『マジか』と思いました。しかし冷静に利用状況を確認してみると、割り込み通話サービスに関しては使ったことすらなく、留守番電話もほぼ0件(先月1件)。
つまり無料であれば使うけど、『有料になったら使わないサービス』の一つ。裏技を使えば所有端末の『伝言メモ』機能で代用することも出来るので、留守電の有料化が『楽天モバイルを解約する原因』には全くもってなりえません。
先述している通り、サービスの提供にはコストが発生。実際『無料』というのはあり得ず、『月額料金に含まれている』と考えるのが妥当。
楽天モバイルは黒字化に向けて、1ユーザー辺りの平均的な売り上げ(APRU)目標を『2,500円~3,000円』に設定しています。2024年3月月次のMNO APRUは『2,024円』。まだ足りないのが現状です。
『留守番電話・割込通話サービスを有料化』『通話料金有料化』『月額料金値上げ』。この3択を迫られたら、大部分の楽天モバイルユーザーがどれを選ぶかはあまりに明白。
『国内通話無料(Rakuten Link利用)』『データ高速無制限』で月額3,278円(税込)というのはそもそも異常な安さ。それでいて現状維持にとどまらず、『プラチナバンド商用開始』『5G品質向上』とメインサービスは拡充を続ける楽天モバイル。
今の料金設定が『当然』だと考えるべきでは無いのです。大して使ってもいないのに、『留守電有料化ふざけるな!』など文句を言うのは以ての外。有料化を理由に他社に乗り換えたら、『トータルコスト爆上がり』となるのは目に見えています。
オプションは本来、『本当に使いたい人が課金』して使うもの。その利用料金でサービスが成立しているのです。有料化は改悪ではなく、むしろ今のサービス内容・月額料金を維持する為の『正しい施策』。楽天モバイルユーザーは歓迎しましょう。
楽天モバイルについて
- 転入手続き申し込み時に必要なMNP予約番号期限:7日以上(WEBの場合)
- 開通手続き:My楽天モバイルから
- MNP開通手続きを行わなかった場合:MNP予約番号有効期限が過ぎて長期間開通手続きを行わないと申込みが消滅する可能性がある
- 切替受付時間:午前9時~午後9時まで
- 切り替えにかかる時間:受付時間内の申し込みは当日開通(受け取り直後や午後9時00分直前に手続きをした場合、当日中に完了せず、翌日の開通となる場合がある)
- 音声対応SIM基本料金:1,078円(税込)~
- 契約月の基本料金:日割りなし
- 通話料金:22円/30秒(電話回線)、0円(Rakuten Link使用)
- 15分かけ放題(電話回線):1,100円(税込)
- 無制限かけ放題(Rakuten Link使用):0円(税込)
- データ容量:3GB~
- 翌月くりこし:非対応
- 5G:対応
- 低速切り替え:非対応
- 通信回線:楽天、au(パートナー回線)
- eSIM設定方法(Android):https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001374/
- eSIM設定方法(iOS):https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/setting/ios/
- APN設定方法(楽天モバイルで購入した端末):https://network.mobile.rakuten.co.jp/guide/setting/
- APN設定方法(楽天モバイル以外で購入した端末):https://network.mobile.rakuten.co.jp/faq/detail/00001495/?l-id=guide_faq
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