Apple Musicで6月から配信が開始された『ロスレスオーディオ』。一部の音源はDolby Atmosによる『空間オーディオ』をサポートしています。
この空間オーディオ、7月22日のアップデートでなんと『Android』にも対応しました!iPhoneやiPadが無くても立体音響を堪能出来るんです。
ただし空間オーディオを聴くには端末側が『Dolby Atmos』をサポートしている必要があります。Apple製品の特権だと思っていた空間オーディオ。Dolby Atmos機能搭載端末はやはりiPhoneのように高額なのか。
そんな事はありません。市場販売価格34,800円の『Xiaomi Redmi Note 10 Pro』と4万円台の『OPPO Reno5 A 5G』はDolby Atmosに対応。つまりAndroidであれば格安で空間オーディオを楽しめるという事です。
しかもRedmi Note 10 ProとOPPO Reno5 A 5GはハイレゾBluetoothコーデック『LDAC(24bit/48KHz)』をサポート。iPhoneが対応するBluetoothコーデックはAACとSBCのみ。
ビット深度は16bitが限界値となるので、Bluetooth環境ではRedmi Note 10 Pro、OPPO Reno5 A 5Gの方が良い音で空間オーディオを堪能出来る事になります。Appleのサービスなのに良いのでしょうか。
1,000円程度のUSB DACを購入すれば有線環境では24bit/192KHzまで簡単に拡張可能なAndroid。スマートフォンでも高解像度なハイレゾ音源を手軽に聴きたいという人には、断然Android端末がお勧めです。
早速Redmi Note 10 Proで空間オーディオが聴けるのか試してみる事に。まずは『設定』→『サウンドとバイブレーション』→『サウンドエフェクト』から『Dolby Atmos』をONに。Dolby Atmosは有線、Bluetooth接続のどちらでも機能します。
次にApple Musicを開き、右上の『設定』から『ドルビーアトモス』をONにします。これで空間オーディオを聴く準備はOK。とても簡単ですね。
『空間オーディオ』と検索すると、対応するカテゴリやプレイリストの一覧が表示されます。個人的には『はじめてのOfficial髭男dism』がお勧め。ステレオと空間オーディオの違いを落合健太郎が解説するコンテンツが含まれるので最初に聴くにはピッタリ!
『Editorial』『アポトーシス』『I LOVE…』といった人気楽曲が空間オーディオをサポート。Dolby AtmosをOFFにした状態で聴くと、音全体が大音量になるだけで空間オーディオの特徴となる『立体音響』は楽しめません。
Dolby AtmosをONにすると聴こえ方がはっきりと変わります。立体的に聴こえるのは勿論そうですが、ボーカル音と楽器音の音の強弱がそれぞれ別々に調整されるので、オーケストラを聴いているような感覚に近づきます。これ、ライブ音源を聴いたら最高ですね。
ちなみにOfficial髭男dismはライブ音源も用意(Official髭男dism ONLINE LIVE 2020)されています。聴いてみたらやはり最高でした。
そしてDolby Atmosの立体音響効果を感じられたのはApple Musicだけではありませんでした。Amazon Music HDに用意されている『3D音源』も、Dolby AtmosをONにしたら空間オーディオと同様に聴こえ方が変化。
もっとも、Amazonの説明だと3D音源を楽しむには『Echo Studio』が必要となり、音質表示も『3D』に切り替わっていません。しかし3D音源は『Dolby Atmos』および『360 Reality Audio』コーデックでマスタリングされているので、対応端末でDolby Atmosの効果を得られている可能性は高いかと。実際音が変わりますからね。
LDACでハイレゾを。Dolby Atmosで立体音響が聴けるRedmi Note 10 ProとOPPO Reno5 A 5G。オーディオプレーヤーとしての価値がまた一つ上がりました。
Redmi Note 10 Proの主な仕様
Redmi Note 10 Pro | |
---|---|
Soc | Snapdragon 732G(8nm)
|
容量 | 6GB/128GB
|
電池 | 5,020mAh(最大33W急速充電) |
重量 | 193g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
深度測定カメラ
|
防水防塵 | IP53 |
オーディオ | デュアルスピーカー、3.5mmヘッドフォンジャック、ハイレゾオーディオ認定、ハイレゾオーディオワイヤレス |
Redmi Note 10 Proにお勧めな格安SIM
Redmi Note 10 Proが対応する周波数帯
- 4G:FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/66
TDD-LTE B38/40/41(2545-2650MHz) - 3G:WCDMA B1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM 850 900 1800 1900 MHz
docomoの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
OPPO Reno5 A(SIMフリーモデル)の主な仕様
OPPO Reno5 A 5G | |
---|---|
Soc | Snapdragon 765G 5G(7nm) |
容量 | 6GB/128GB
|
電池 | 4,000mAh(最大18W急速充電) |
重量 | 182g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
モノクロカメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
おサイフケータイ | 対応 |
防水防塵 | IP68 |
センサー | 地磁気センサー、環境光センサー、色温度センサー、近接センサー、加速度センサー、重力センサー、ジャイロセンサー、歩数計 |
OS | ColorOS 11 based on Android™ 11 |
OPPO Reno5 Aに関連するレビュー
OPPO Reno5 Aにお勧めな格安SIM
OPPO Reno5 Aが対応する周波数帯
- 5G:n3/n28/n77/n78 (NSA)
- 4G:FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28
TDD-LTE 38/39/40/41 (2545-2655MHz)/42 - 3G:WCDMA 1/2/4/5/6/8/19
- 2G:850/900/1800/1900
docomoの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの4G(LTE)周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)