『最大1.5Mbpsの通信速度でデータ通信し放題(3日間で10GB以上通信すると速度制限)』が代表的なサービスとなる格安SIMのmineo。印象で捉えると最大1.5Mbpsを『遅い』と感じるかもしれませんが、実用的に使えるアプリやサービスは下記の通りかなり豊富。
mineoの最大『1.5Mbps』で実際に利用出来たサービス
- オンラインゲーム(原神、PUBGモバイル、Asphalt9)
- YouTube(解像度:SD 480p)
- Amazon Music HD(ストリーミング設定:標準)
- フリマアプリ(メルカリ、ラクマ)
- ネットサーフィン(Chromeで調べ物など)
- 買い物(Amazon、楽天市場)
- SNS(Instagram、Twitter)
- LINE(メッセージの送受信、通話)
- 支払い(PayPay、楽天ペイ)
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同サービスを利用する方法は大きく分けて二通り。一つは月額『385円(税込)』で利用可能なオプションサービス『パケット放題Plus』への加入。同社の『マイピタ』と組み合わせて使用します。
基本データ容量 | 音声+データ通信(デュアルタイプ) | データ通信のみ(シングルタイプ) |
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
マイピタは音声対応の『デュアルタイプ』とデータ通信に特化した『シングルタイプ』の2種類。シングルタイプ(1GB)とパケット放題Plusを組み合わせれば、合計『1,265円(880円+385円)』でデータ通信し放題環境が得られます。
デュアルタイプは『10GB』以上に『パケット放題Plus』が無料で付帯(申込みは必要)。一定量は速度制限なしでも通信を行いたいという人にはコチラがお勧め。
ただしmineoの魅力はあくまで最大『1.5Mbps』を安定的に使えること。ユーザーが混雑する時間帯では、節約モードを解除しても極端な速さは求められないと認識しておいた方が良いかと。
2つめが月額『990円(税込)』の激安プラン『マイそく(スタンダード)』。マイそく(スタンダード)は最大『1.5Mbps』に特化したサービス。よって速度の切り替えは出来ません。月から金曜日の午後0時~13時以外の時間帯は最大1.5Mbpsで通信し放題。
お昼の時間帯は通信速度が『32kbps』に制限されるので、通話以外は基本的に難しいと考えるべき。マイそく(スタンダード)一本でいくのであれば、『Wi-Fiスポットの利用』『ご飯を食べたり会話をするのに集中』『本を読む』『昼寝する』など、自分なりの過ごし方を見つけましょう。
mineoとのデュアルSIMに最適だったのが、データ通信1GBまでは基本料金『0円』で国内かけ放題(Rakuten Link使用)が使えた『楽天モバイル』。しかし同社では2022年7月1日にプランを改定。新プランでは0円が撤廃され、データ通信0GB~3GBまでが一律で『1,078円(税込)』に。有料化に伴いかけ放題の見直しが急務となりました。
データ量 | 0GB~1GB | 1GB~3GB | 3GB~20GB | 無制限 |
従来プラン | 0円 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
新プラン | 1.078円 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
楽天モバイル>> | ahamo>> | LINEMO>> | Ymobile>> | povo2.0>> | UQモバイル>> | OCNモバイルONE>> | mineo>> | IIJmio>> | NUROモバイル>> | |
データ量 | 3GB | 20GB | 3GB | 3GB | 0GB(最大128kbpsで通信可能) | 3GB | 500MB | 無制限(最大1.5Mbps) | 2GB | 3GB |
音声対応SIM最低基本料金 | 1,078円 | 2,970円 | 990円 | 2,178円 | 0円 | 1,628円 | 550円 | 990円 | 850円 | 792円 |
通話5分かけ放題 | 0円 | 0円 | 550円 | – | 550円 | – | – | – | 500円 | 490円 |
通話10分かけ放題 | 0円 | – | – | 770円 | – | 770円 | 935円 | 550円 | 700円 | 880円 |
通話無制限かけ放題 | 0円 | 1,100円 | 1,650円 | 1,870円 | 1,650円 | 1,870円 | 1,430円 | 1,210円 | 1,400円 | – |
通常通話料金 | 0円 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 11円/30秒 | 22円/30秒(通話アプリ使用:10円/30秒) | 11円/30秒(タイプD) | 11円/30秒 |
スマートフォンを頻繁に使う人が『かけ放題』に重点を置くのは、メインとなる『データ通信』が疎かになるのでお勧め出来ません。大容量データ通信に加えてかけ放題も安い、そんな超都合の良い通信サービスが・・・mineoでした。
楽天モバイルとのデュアルSIMを継続すれば、平日のお昼に『3GB』のデータ通信が可能。しかし月額利用料金は『2,068円(990円+1,078円)』とこれまでの2倍以上に。しかしmineoの『10分かけ放題』を組み合わせると月額『1,540円(990円+550円)』。10分かけ放題が550円は他社と比較しても最安レベル。
データ通信だけではなく、かけ放題もとんでもない安さだったmineo。楽天モバイルの『0円』が終了しても、絶望する必要は無さそうです。