Androidがベースとなっているスマートフォンは、定期的に『セキュリティアップデート』が提供されます。その都度Androidで発見された『虚弱性』『問題点』の修正が行われるので、ユーザーは安心してスマートフォンを利用する事が出来るのです。
ただし、セキュリティアップデートが行われる『頻度』や『期間』はメーカー、端末によってそれぞれ異なります。
Googleは『ハードウェア』『ソフトウェア』の両面で厳格な要件を満たしているスマートフォンを、ビジネス推奨端末として『AER(Android Enterprise Recommended)』に認定しています。
AERの認定を受けているスマートフォンは、Android公式ページ内でセキュリティアップデートが行われる期間を確認する事が可能。2022年に日本発売された主な端末の対応状況がコチラ。
AERに準拠するスマートフォン | Android 13へのアップデート予定 | セキュリティアップデート期間 |
Motorola moto g52j 5G | 不明 | 2024年5月まで |
Motorola moto g32 | 対応 | 2025年8月まで |
Motorola edge 30 pro | 対応 | 2025年2月まで |
SHARP AQUOS sense7 | 対応 | 2025年11月まで |
SHARP AQUOS sense7 Plus | 対応 | 2025年9月まで |
SHARP AQUOS wish2 | 対応 | 2025年5月まで |
Xiaomi Redmi Note 11 Pro 5G | 対応 | 2025年1月まで |
Xiaomi Redmi Note 11 | 対応 | 2025年1月まで |
Motorolaのmoto g52j 5Gは2024年5月までとやや短めですが、それ以外は2025年。上記を例にすると、2021年に発売された端末のセキュリティアップデート期間は『2024年までが通常』であると判断出来ます。
しかし中にはセキュリティーアップデート期間が長めの端末も。2021年11月に日本市場で発売が開始された『Xiaomi 11T Pro』『Xiaomi 11T』がそれに該当します。
なんと2025年8月まで、4年近くセキュリティアップデートを提供(Android 13へのアップデートも対応予定)。後発となる『Redmi Note 11 Pro 5G』『Redmi Note 11』よりも長いです。
2022年12月8日に、Xiaomi 11T Proの後継モデルとなる『Xiaomi 12T Pro』が日本市場に登場。『円安』『コスト高』の影響を受け、希望小売価格が『109,800円(税込)』まで高騰。
もっとも、値上げを行っているのはXiaomiだけではありません。SHARPのAQUOS sense7(オープンマーケット版)は公式直販価格『54,450円(税込)』。
AQUOS sense7 Plus(SoftBank)もSoftBank販売価格『69,840円(税込)』と過去モデルからかなりの高騰。2022年度後半に登場した端末の値上げ幅が特に大きい印象です。
Xiaomi 11T Pro、Xiaomi 11Tはどちらも高性能な『ハイエンド(AER認定)』。発売開始から1年程度が経過し、2022年12月時点でXiaomi 11T Proが『5万円台』、Xiaomi 11Tも『4万円台』へと実売価格が下落しています。
2022年に発売されたミッドレンジよりも安く買える2021年型ハイエンド。セキュリティアップデートが『2025年8月まで』行われるなら迷う余地無し!ただしニューモデルが登場したので、いつ終売になるか分かりません。早めの購入をお勧めします。
Xiaomi 11Tの主な仕様
Xiaomi 11T | |
---|---|
Soc | Dimensity 1200 Ultra(6nm) |
容量 | 8GB/128GB
|
電池 | 5,000mAh(最大67W急速充電) |
重量 | 203g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
NFC | 対応 |
センサー | 近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロスコープ|、電子コンパス、リニアモーター、IRブラスター、バロメーター、色温度センサー |
オーディオ | デュアルスピーカー(Dolby Atmos対応) |
SIM | nano SIM×2スロット |
OS | MIUI 13、android 12 |
Xiaomi 11T Proの主な仕様
Xiaomi 11T Pro | |
---|---|
Soc | Snapdragon 888(5nm) |
容量 | 8GB/128GB、8GB/256GB
|
電池 | 5,000mAh(最大120W急速充電) |
重量 | 204g |
画面 |
|
カメラ | メインカメラ
超広角カメラ
マクロカメラ
フロントカメラ
|
FeliCa | 対応 |
センサー | 近接センサー、周囲光センサー、加速度計、ジャイロスコープ|、電子コンパス、リニアモーター、IRブラスター、バロメーター、色温度センサー |
オーディオ | デュアルスピーカー(Harman Kardon監修、Dolby Atmos対応) |
SIM | nano SIM×2スロット |
OS | MIUI 13、android 12 |
Xiaomi 11Tにお勧めなSIM
- 5G:NSA + SA をサポート
- 5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78
- 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
- 4G:LTE TDD:B38/40/41/42
- 3G:WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM:850 900 1800 1900 MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM
Xiaomi 11T Proにお勧めなSIM
- 5G:NSA + SA をサポート
- 5G:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78
- 4G:LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
- 4G:LTE TDD:B38/40/41/42
- 3G:WCDMA:B1/2/4/5/6/8/19
- 2G:GSM:850 900 1800 1900 MHz
docomoの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
OCN モバイル ONE、IIJmio、ahamo、mineo
Softbankの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの周波数帯対応状況
- 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの周波数帯対応状況
- 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
- 5G(sub6):Band n77(◎)