XiaomiのMi Bandシリーズを製造し、自社でもスマートウォッチを展開しているHuami。日本でも『Amazfit』のブランド名はすっかり有名に。しかしTWSをリリースしている事はあまり知られていないのではないでしょうか。
しかもただのTWSではありません。『仕事』『休憩』『安眠』時のリラックス効果を目的としたもの。よって、通常のTWSの様にAmazon MusicやSpotifyを聴く事は出来ません。再生出来るのは厳選されたヒーリングMUSICのみ。『川』『海』『森』『雨音』など、ずっと聴いていても飽きない心地のよいものばかりです。
リラックスを目的として開発されているので、装着感は勿論抜群。これまでに使ったどのTWSよりもつけ心地が良いと感じました。シリコンプランは『SS』『S』『M』『LL』の4種類用意されています。
寝ている最中に寝返りをうっても耳が痛くならず、そして外れません。しっかりと耳の内側にフィット。装着したままでも安心して眠る事が出来ます。
しかし装着感が良いだけではただの高い耳栓。今回は『Amazfit ZenBuds』を装着したまま眠り、リラックス効果が本当にあるのかを検証しました。
眠りの追跡を行ったのは、先日日本でもリリースが決定した『Mi Watch Lite』のグローバルモデル。アプリは『Xiaomi Wear』を利用しました。
まずは『Amazfit ZenBuds』を装着して眠った結果から。眠るまではヒーリング音楽がゆったりと流れ、眠りを検知すると自動的に音楽はOFFになるお利口仕様です。
Xiaomi Wearに表示された睡眠の質は『95点』。平均と比較して『高い』との評価です。詳細をみていくと、深い眠りが『2時間34分』。浅い眠りは『4時間52分』となっています。
起きている時間は『0分』。トイレなどに起きてしまった時間はここにカウントされるという事でしょうか。
高得点が表している通り、目覚めはたしかにスッキリとしていました。しかし元々寝付きが悪い方では無いので、これだけでは『Amazfit ZenBuds』に安眠効果があったという証明にはなりません。
翌日は『Amazfit ZenBuds』を外して就寝。すると捏造されたかの様に点数が下がりまさかの『79点』に。特に何かを意識して眠ったつもりは全くありません。
しかし深い眠りは『1時間21分』と1時間以上減っており、浅い眠りが『6時間8分』に増えています。そして目覚めた記憶は一切無いのに、起きている時間が『6分』。
前日と比べて目覚めの『スッキリ感』も少ないような。点数を見たからでしょうか。体調が悪くは無いのですけどね。
今回は『装着』『未装着』時の効果を判定する短めの検証なので、今度は少し期間を長くして検証の精度を高めていきたいと思います。
同類のイヤフォンは『Amazfit ZenBuds』以外にBoseが『Bose Sleepbuds II』を発売中。両方買って効果を比較したいところですが、中々お高いですね・・・。
Amazfit ZenBuds 仕様 | |
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サイズ | 約2.53 x 2.08 x 2.13 cm |
重さ | イヤフォン/約1.78g×2、充電ケース/約50g |
バッテリー容量 | イヤフォン10mAh、充電ケース280mAh |
入力 | イヤフォン5V/0.01A、充電ケース5V/0.2A |
充電ケース出力 | 5V/0.02A |
周波数応答 | 20Hz-8kHz |
センサー | 加速度 |
無線接続 | Bluetooth 5.0 BLE |
機能周囲温度 | 0℃〜45℃ |
セット内容 | 左右のイヤフォン、 充電ケース 4組のシリコンサイジングプラグ、 USB Type-C充電ケーブル、 取扱説明書(日本語有り) |