2024年11月14日(木)から、auのサブブランド『UQモバイル』において月間データ容量を30GBに増量した『コミコミプラン+』がスタートします。月額基本料金はコミコミプランの『3,278円(税込)』を据え置き。
2024年10月1日(火)にはドコモの格安プラン『ahamo』、そして2024年11月1日(金)にはSoftBankのオンラインブランド『LINEMOベストプランV』も月間データ容量を20GBから『30GB』に増量。
一定のデータ容量に関しては、通信業界全体が『実質値下げ』の方向にシフトしている状況です。
MMD研究所は、2024年11月7日(木)に『2024年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査』を発表。
記事内の『現在契約している通信会社のスマートフォンの月間データ容量プラン(スマートフォンを利用している18歳~69歳の男女36,509人を対象)』を参考にすると、『大手4キャリアユーザー(Rakuten最強プランを含む)n=22,644』のうち36.7%が『大容量(31GB~無制限)』と回答。
『大手3キャリアユーザー(Rakuten最強プランを除く)n=19,265』では大容量(31GB~無制限)が『28.8%』に減少(-7.9%)。逆に『小容量(7GB以下)』が38.1%から44.7%に増えています。つまり3キャリアと楽天モバイルでは『ユーザー層が異なる』ということでしょう。
『キャリアサブブランドユーザー(n=6,970)』『オンライン専用プランユーザー(n=3,492)』においては、上記キャリアユーザーでは割合が少なかった『中容量(8GB~30GB)』が増加。
メインプランと比較して月額料金が抑えられているオンライン専用プランユーザーに関しては、『65.3%』と半数以上が中容量を契約。『動画を観られる程度のデータ容量を低料金で使いたい』というユーザーが増えているということか。