SHARPが11月25日(金)から発売を開始した『AQUOS senes7(SIMフリー版)』。『トータル性能』『CPUの処理能力』『アプリ起動速度』『電池持ち』『充電速度』に関して検証を行った結果は『順当に進化している』と言える内容のものでした。
投稿が見つかりません。一点気がかりだったのは『ディスプレイ』。AQUOS senes7のディスプレイは、SHARPの独自技術を使った『IGZO有機EL』を採用しています。IGZO有機ELの採用は前モデルとなる『AQUOS sense6』から。液晶モデルと比較して発色が劇的に変わりました。
投稿が見つかりません。なぜAQUOS sense7のIGZO有機ELが『気がかり』なのかと言えば、それは『HDRに非対応』だから(AQUOS sense6は対応)。HDRは『High Dynamic Range』の略称です。HDRに対応するコンテンツは、通常のSDRと比較して明暗差が広くなりリアリティが増します。
実際にAQUOS sense6とAQUOS senes7にHDRコンテンツ(Real 4K HDR: TCL Four Basic Colors in HDR)を表示してその違いを検証。
AQUOS sense6は明暗差のハッキリとしたまさに『HDR』といった表示。対してAQUOS senes7は全体的にどんよりしていて明暗差も感じづらい。この結果だけ見ると、ハイダイナミックレンジが好きな人は『AQUOS sense7を買うべきではない』と感じてしまうはず。
有機ELは液晶と比較して『コントラスト比が高い(AQUOS sense6、AQUOS sense7は1300万:1)』ので、HDRコンテンツを表示するのに適しています。それなのに何故、AQUOS senes7はHDRに非対応なのか。
投稿が見つかりません。その理由と考えられるのが『バーチャルHDR』という拡張です。バーチャルHDRは『設定』→『ディスプレイ』→『バーチャルHDR』からONに出来ます(AQUOS sense6、AQUOS sense7どちらでも利用可能)。
AQUOS senes7のバーチャルHDRをONにした状態で、再度AQUOS sense6とHDRコンテンツの表示を比較してみました。
先程の比較がまるで嘘の様に、両モデルの表示に大差が無くなりました。バーチャルHDRをONにした事で、AQUOS senes7の輝度が最大1,300nit(動画再生時)に切り替わり、明暗差も拡大。バーチャルでここまで遜色なく表示出来てしまうのならば、『HDR非対応でも問題ない』と言えるでしょう。
投稿が見つかりません。それどころか、同機能をONにしていれば『コンテンツ側のHDR対応・非対応』にとらわれる事なく『全ての動画をHDR調』で観られます。夜景や花火はHDR表示に最適。AQUOS sense6、AQUOS senes7を購入したら是非お試しあれ!
投稿が見つかりません。SHARP AQUOS sense6、AQUOS sense7の主な仕様
AQUOS sense6 | AQUOS sense7 | |
Soc | Snapdragon 690 5G(8nm) | Snapdragon 695 5G(6nm) |
容量 | 4GB/64GB、6GB/128GB | 6GB/128GB |
電池 | 4,570mAh(USB Power delivery Revision3.0) | 4,570mAh(USB Power delivery Revision3.0) |
重量 | 156g | 158g |
画面 | サイズ:6.1インチ 種類:IGZO有機EL 表示色:10億色 解像度:1080×2432ピクセル ピーク輝度:1,300nit コントラスト比:1,300万:1 |
サイズ:6.1インチ 種類:IGZO有機EL 表示色:10億色 解像度:1080×2432ピクセル ピーク輝度:1,300nit コントラスト比:1,300万:1 |
カメラ | リアカメラ
フロントカメラ
|
リアカメラ
フロントカメラ
|
オーディオ | モノラル(シングルスピーカー) | モノラル(シングルスピーカー) |
イヤフォンジャック | 対応 | 対応 |
Bluetooth | 5.1 | 5.1 |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
位置情報 | GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS(みちびき) | GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSS(みちびき) |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
SIM | nanoSIM/eSIM DSDV | nanoSIM/eSIM DSDV |
防塵防水 | IP68 | IP68 |
MIL規格 | MIL-STD-810H準拠 | MIL-STD-810H準拠 |
OS | Android 12 | Android 12 |
SHARP AQUOS sense7のセール情報
SHARP AQUOS sense7(SH-M24)を購入すべきポイント
- メインカメラのイメージセンサーを1/1.55インチに拡大。光の取得量が増し光の少ない場所でも赤るく高画質に描写
- AQUOS R7のカメラ高画質化技術を応用した画質エンジンProPix 4を採用。ノイズを抑えつつディテールを高精細に表現
- 最上位モデルAQUOS R7と同じ技術を導入したナイトモード機能搭載。
- 全画素を使用した像面位相差AF機能により、オートフォーカス速度がAQUOS sense6比較で約2倍に高速化
- SHARPの独自技術を詰め込んだIGZO有機ELは10bit(10億色以上の表示)に対応
- アイドリングストップ(表示内容によりリフレッシュレートを1Hzまで低下させる可変駆動)機能によりディスプレイの書き換え頻度を制御し省エネを実現
- ピーク輝度は1,300nit。直射日光下で視認性を向上させるアウトドアビューモード搭載
- タッチパネルの感度調整最適化機能により、画面が水に濡れた状態でも快適に操作
- 13,000,000:1の圧倒的なコントラスト比でメリハリのあるクッキリとした表示を実現
- 標準モデルのメモリを4GBから6GBに、ストレージを64GBから128GBに増量
- 4,570mAhの大容量電池と電力効率の高いSnapdragon 695 5Gの採用によりストリーミング動画再生最大約23時間の長時間駆動を実現
- 電池の劣化を抑えるインテジェントチャージ機能により3年後も90%以上の最大電池量を維持
- マスク着用時も顔認証によるロック解除が可能に
- 幅約70mm、重量約158gの片手もちしやすいスリム&軽量設計
- 指紋認証キーの長押しで電子決済アプリを起動するPayトリガー機能搭載
- 付属のクイックスイッチアダプターを使用してAndroidスマートフォン、iPhoneからデータを一括コピー
- 耐衝撃(落下)、防水(侵漬)、高温動作、氷結(結露)など16項目のテストをクリアしてMIL規格(MIL-STD-810G、MIL-STD-810H)に準拠
- 最高レベルの防水防塵性能(IPX5/IPX8/IP6X)
- FeliCa対応でおサイフケータイやGoogle Payが使える
- 高音質BluetoothコーデックLDAC、aptX™ Adaptive対応
- nanoSIM/eSIM DSDV(Dual SIM運用)対応
- Micro SDカードにより最大1TBの容量増設が可能
- 発売日
- から2年間のOSバージョンアップデートに対応
- 高速通信5Gネットワーク対応